今日はマツダスタジアムまでカープの応援に行く日だ。 試合は13時30分からなので急いで支度したが結局昼前になってしまい、JRに乗って広島駅に着いたらもう試合開始の1時間前になっている。 駅に降り立つと駅周辺ではカープ応援イベントらしき事をやっていて露店が賑わっていた。 しかし時間が無いので見ている場合では無いだろう、私はスタジアムのある東方向へ移動した。 球場の近くにビックカメラベスト広島駅前店があるので立ち寄り、そこで応援用の赤いTシャツに着替えてビールを買った。 球場で買うと高いし、ここで買えばポイントが付くもので...
私は球場の正面入り口に繋がる大型スローブにやって来た。 ここに”御用新聞”、いや地元紙の中国新聞の企画で今度設置されたカープの星に投票で決まった選手や野球人らのレリーフがガードレールの柱に据え付けられている。 まだ全体の一部に過ぎないので今後レリーフが追加されてカープの歴史をこれからの世代に伝えるでしょう。 球場は出来たものの周辺整備はこれからで、お店とかも必要ですがこう言う広島や球団の歴史を伝えられる記念碑やオブジェなどもスタジアム周辺に増やして行きたいですね。 個人的には『勝鯉の森』も新球場の隣に移して欲しいのですけどね...
黒田 木村拓コーチ「早く良くなって」(スポーツニッポン) - goo ニュース
球場入り口で手荷物検査の順番を待っていると、中から”タクヤコール”が聞こえて来た。 木村拓也コーチが在籍するジャイアンツのファンと、古巣でもあるカープのファンで病に倒れた木村コーチの回復を願ってやっていると聞きましたが。 私も本当に気になっています。 かつて私も昔の職場で同僚が倒れた(病名は聞いていない)事があって、あの時は半年くらいで仕事にも復帰して後遺症らしいものも無かったのですけど、倒れてすぐに専門スタッフの処置があったはずの木村コーチのその後の病状が思わしくないと言うのは一体... かつてカープで一緒にプレーした選手やコーチ達も心配しています。 木村コーチが回復されたら私にも言いたい事は色々ありますけど、とにかく今は無事に回復する事だけを祈っています...
手荷物検査と持っている缶ビールの移し替えが終わって球場に入ると、ちょうどスターティングメンバー発表が始まるところだった。 ジャイアンツは不振の亀井選手と高橋(由)選手をスタメンから外して代わりに李選手を一塁に、新人の長野選手を右翼で使って来た。 先発投手は東野...って何で彼は昨日投げなかったのだろうか? ローテーションの順番からすれば金曜日に投げたゴンザレス投手の次は東野投手のはずですが。 てっきり何かしらの不都合があって先発を回避したのかと思っていたのですが...
一方でカープも先発メンバーを一部入れ替えて来ました。 ジャイアンツと違ってこっちは連敗中なのだから当然と言えば当然なのですが。 不振の”鯉の安打製造機”天谷選手を外して末永選手、同じく”鯉の海賊”廣瀬選手を外して嶋選手が起用されましたが、ハッキリ言って天谷選手や廣瀬選手以上に不振でチャンスを潰しているフィオ選手とフューバー選手は先発で打順もそのままなのが気になります。 スタメンで使い続けなければいけないと言う契約でも結んでいるのか、それとも2人の入団を望んだ野村監督の意地か...
今回は座席がかなりセンター寄りになってしまったので正面ゲートから左に向かい、三塁側から自分の席へと向かった。 途中、スコアボードの近くでカープファンの話題になっていた天谷選手のオブジェを見付けた。 天谷選手のフェンス越しの華麗な外野守備をモデルにしたものだが、この球場の外野フェンスに実際に使われているラバークッションがどんな物なのか紹介する目的もあります。 オブジェは2種類あって、外野手が衝突した時の衝撃から選手を守る事を見せるものと、いざとなればよじ登ってボールを追える高さに作られている事を見せるものがありますね。 こう言うものが作れるのも”専用劇場”ならではと言う事ではないでしょうか、”総合イベント会場”にはこんな代物は常設出来ませんし...
私の席は右中間のかなりセンター寄りだった。 いつもはもう少しライト側が取れるのですけど、今回はチケットが早く売れていたと言う事でしょうか。 もっとも今日の試合は”前売り完売”にはならなかった。 去年はジャイアンツ戦の休日デーゲームは当日までにチケットが売り切れになっていたものだが。 やはり開幕してからの低迷が響いているのでしょう。 現場も連敗脱出に必死だし、フロントも現役大リーガーを新外国人投手として連れて来たりしていますが、監督は代えてもそれまでに築いた土台は生かして去年まで成功していた部分はそのまま引き継ぐ事も必要なのではと。 ”前任者”のやり方を踏襲したく無い気持ちもあるかも知れませんが、壊してまた作り直しではチーム作りにいつまでも時間が掛かってそれこそ優勝なんていつの話になるやら...
そして試合は始まった。 カープ先発・小松投手は内角を厳しく攻める度胸満点の投球でジャイアンツの打線をしっかりと抑えている。 その裏、初回のカープの攻撃で守備に就こうと向かって来るジャイアンツの松本選手とついでに長野選手にも手を振ったら軽く手を挙げて返した様に見えた、もちろん気のせいだろうが。 カープは2回に不安定な東野投手を攻めて満塁から梵選手のタイムリーで2点を先制した。 小松投手は3回も抑えてこれはもしかしたらと期待して見ていたのだがジャイアンツは4回に先頭の松本選手がヒットで出て、次の小笠原選手がセンターへ特大のホームランを打って同点に追い付かれてしまった。 その後もジャイアンツの猛攻が続き、エドガー選手にタイムリーヒットを打たれて勝ち越された後、更に長野選手にも2ランで5-2とされてしまった。 せっかく先制していながらあっさりと逆転され、果たして今のカープに追い付く力はあるのだろうか...
後で聞いたら長野選手のホームランは場外まで飛んで行ったらしい。 それに記念すべきプロ1号でもある。 どうせならカープ戦の次の”伝統の一戦”とやらで打って欲しかったものですが。 ドラフト指名を2度も断ってまでジャイアンツに入ったのだから球団の伝統に合わせる方が盛り上がったと思いますが。 一方で小松投手は打者一巡するまで度胸満点の投球でジャイアンツ打線を抑えていた。 先取点をもらって心理面で変わったのかも知れないが、打たれた後も内角に投げ込んで度胸は見せているだけに強気とは裏腹に力量が足りなかったのかも知れないな。 小松投手は5回にも追加点を奪われて結局6失点でノックアウトか...
頭が痛くなって来たので私は席を離れて球場の中を散歩する事にした。 この球場は”開放型”で客席上の通路を通ってグルグルと場内を一周出来る様になっている。 上の写真みたいにバックネット裏の席の後方から試合を見る事だって出来ます。 内野からだと選手が大きく見えますし、両チームのベンチだってハッキリと見えます。 先程のオブジェもそうだが、この球場には売店も含めて見ているだけで楽しい”仕掛け”が一杯で、それはこれからも追加されて行くでしょう。 戦力(資金力)で他球団に劣るカープですが球場では他球団に勝っている、日本一だと自負しています。 願わくばサンフレッチェにもこんな素晴らしい”専用劇場”を造って欲しいと思います。 もちろんその場所は広島スポーツの”聖地”で”復興の象徴”である旧広島市民球場跡地しかありません...
球場内を歩いて感じたのは内部の店の数は変わらなくても商品の数は増えており、ビールやジュースは相変わらず高いが食べ物類の値段は比較的低く抑えてスーパーの惣菜並みの値段になっている。 デフレはプロ野球にも押し寄せて客の財布の紐も固いと言う判断でしょう。 それに球団の”周辺対策”としてスタジアム内への食べ物の持ち込みは禁止に出来なかったので周囲の商店との競争にもさらされているのでしょうね。 選手プロデュースメニューとかは高いけど他の食べ物はそうでも無いと、しかし私は貧乏なので家から弁当を作って持ち込んでいますが...
試合ですがカープは四番打者・栗原選手のタイムリーで5回に1点を返し、ここまでは試合になっていたのですけどリリーフ陣が毎回の様に失点を重ねてフラついていたジャイアンツ先発の東野投手を立ち直らせてしまい、終わってみれば10-3の惨敗... これでとうとう7連敗で、まだシーズンが始まったばかりですけど暗澹たる気分になりますね。 ジャイアンツとの戦力の差はありますが、今日に関しては気力や気迫でも負けていてこれでは勝てるはずもありません。 もうちょっと”戦う姿勢”を見せないと...
昨日の試合で野村監督が前の打席でホームランを打った石原捕手に対して故意にデッドボールをぶつけたのではないかと怒ってジャイアンツの阿部捕手に抗議する一幕があり、カープの選手達は大人し過ぎると野村監督が後で言っていたそうですが、野村監督は確かに現役時代に闘志を前面に出して闘うチームリーダーでしたけど今は立場が変わって監督です。 かつての自分の役割を果たしてくれる”新しいチームリーダー”は今の選手の中から選んで育てて行くしか無いと思いますよ。 監督一人だけが闘志をむき出しにしても”空回り”してしまうのではないでしょうか...
試合はそのまま10-3で終わった。 試合の大勢が決まった段階でジャイアンツは主力選手を休養の為にベンチに下げ、それならそれでカープも反撃するかと思ったが全くの無抵抗で終盤は過ぎ去ってしまった。 今の時期での連敗や首位とのゲーム差で騒ぐ必要は無いにしても、このままズルズル負けが込んで戦意を失ってしまわない様に次の関東遠征から気分を切り替えて立ち直ってもらうしか... とにかく今日の試合は負けだ、負けた時は素直に勝者を称えるとしましょう。 私は急いで球場を出てビジター側ゲートの外で宿泊先に戻るジャイアンツの出待ちをする。 しばらく待っているとジャイアンツのチームバスが2台やって来た。 本当に格好悪いな、今回の借りはいつか必ず返してやります...
とにかく元締めに今日の結果を報告しないといけないな。 いつも通りシンプルに言うつもりだが、今日はどうしても愚痴っぽくなってしまうな...
「元締め、残念ですが今日は完敗です、悔しいですが撤退します。」
今シーズン初めてのカープの応援は残念ながら惨敗に終わった。 しかし落ち込んでいても仕方が無い、まだシーズンは続くのだし懲りずにカープとサンフレッチェの応援を続け、広島の夢に立ちはだかる敵を斬り捨てて行くつもりです...
仕立屋... 和服作りを請け負う専門の職人を江戸時代、こう呼んだ。 しかし、ここで言う”仕立人”とは資金力による格差が満ちるプロスポーツ界に法で晴らせぬ恨みを代わって晴らし、熱き戦いを巻き起こす闇の仕掛人の事である。
続く
キャスト
駿河守/ナレーター 管理人さん
巨人の先発投手 東野峻(ジャイアンツ投手)
鯉の先発投手 小松剛(カープ投手)
巨人の斬り込み隊長 坂本勇人(ジャイアンツ内野手)
巨人の韋駄天 松本哲也 (ジャイアンツ外野手)
巨人の完全男 亀井義行 (ジャイアンツ外野手)
韓国の獅子王 イ・スンヨプ(ジャイアンツ内野手)
ガッツ 小笠原道大(ジャイアンツ内野手)
巨人の主将 阿部慎之助(ジャイアンツ捕手)
巨人の主砲 アレックス・ラミレス(ジャイアンツ外野手)
鯉の安打製造機 天谷総一郎(カープ外野手)
鯉の遊撃手 梵英心(カープ内野手)
喜田・GO 喜田剛(カープ内野手)
新・必殺仕事人 小窪哲也(カープ内野手)
鯉の狩人 赤松真人(カープ外野手)
鯉の海賊 廣瀬純(カープ外野手)
鯉女房A 石原慶幸(カープ捕手)
フィオ ジェフ・フィオレンティーノ(カープ外野手)
鯉の斬り込み隊長 東出輝裕(カープ内野手)
鯉の大ベテラン 石井琢朗(カープ内野手)
鯉の主砲 栗原健太(カープ内野手)
スライリー ????(カープ公式マスコット)
ジャイアンツファンの皆さん
カープファンの皆さん
元締め・おまき ????(女優)
スタッフ
製作 管理人さん
脚本 管理人さん
演出 管理人さん
殺陣 管理人さん
美術 管理人さん
音楽協力 YouTube
撮影協力 広島市
広島市民球場(マツダスタジアム)
旧広島市民球場
広島カープ球団
ジャイアンツ球団
広島東照宮
監督 原辰徳(ジャイアンツ)
野村謙二郎(カープ)
この物語は一部フィクションであり、実在する人物、団体、地域とは関係無い...ところが含まれております。
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...異常です。
私は球場の正面入り口に繋がる大型スローブにやって来た。 ここに”御用新聞”、いや地元紙の中国新聞の企画で今度設置されたカープの星に投票で決まった選手や野球人らのレリーフがガードレールの柱に据え付けられている。 まだ全体の一部に過ぎないので今後レリーフが追加されてカープの歴史をこれからの世代に伝えるでしょう。 球場は出来たものの周辺整備はこれからで、お店とかも必要ですがこう言う広島や球団の歴史を伝えられる記念碑やオブジェなどもスタジアム周辺に増やして行きたいですね。 個人的には『勝鯉の森』も新球場の隣に移して欲しいのですけどね...
黒田 木村拓コーチ「早く良くなって」(スポーツニッポン) - goo ニュース
球場入り口で手荷物検査の順番を待っていると、中から”タクヤコール”が聞こえて来た。 木村拓也コーチが在籍するジャイアンツのファンと、古巣でもあるカープのファンで病に倒れた木村コーチの回復を願ってやっていると聞きましたが。 私も本当に気になっています。 かつて私も昔の職場で同僚が倒れた(病名は聞いていない)事があって、あの時は半年くらいで仕事にも復帰して後遺症らしいものも無かったのですけど、倒れてすぐに専門スタッフの処置があったはずの木村コーチのその後の病状が思わしくないと言うのは一体... かつてカープで一緒にプレーした選手やコーチ達も心配しています。 木村コーチが回復されたら私にも言いたい事は色々ありますけど、とにかく今は無事に回復する事だけを祈っています...
手荷物検査と持っている缶ビールの移し替えが終わって球場に入ると、ちょうどスターティングメンバー発表が始まるところだった。 ジャイアンツは不振の亀井選手と高橋(由)選手をスタメンから外して代わりに李選手を一塁に、新人の長野選手を右翼で使って来た。 先発投手は東野...って何で彼は昨日投げなかったのだろうか? ローテーションの順番からすれば金曜日に投げたゴンザレス投手の次は東野投手のはずですが。 てっきり何かしらの不都合があって先発を回避したのかと思っていたのですが...
一方でカープも先発メンバーを一部入れ替えて来ました。 ジャイアンツと違ってこっちは連敗中なのだから当然と言えば当然なのですが。 不振の”鯉の安打製造機”天谷選手を外して末永選手、同じく”鯉の海賊”廣瀬選手を外して嶋選手が起用されましたが、ハッキリ言って天谷選手や廣瀬選手以上に不振でチャンスを潰しているフィオ選手とフューバー選手は先発で打順もそのままなのが気になります。 スタメンで使い続けなければいけないと言う契約でも結んでいるのか、それとも2人の入団を望んだ野村監督の意地か...
今回は座席がかなりセンター寄りになってしまったので正面ゲートから左に向かい、三塁側から自分の席へと向かった。 途中、スコアボードの近くでカープファンの話題になっていた天谷選手のオブジェを見付けた。 天谷選手のフェンス越しの華麗な外野守備をモデルにしたものだが、この球場の外野フェンスに実際に使われているラバークッションがどんな物なのか紹介する目的もあります。 オブジェは2種類あって、外野手が衝突した時の衝撃から選手を守る事を見せるものと、いざとなればよじ登ってボールを追える高さに作られている事を見せるものがありますね。 こう言うものが作れるのも”専用劇場”ならではと言う事ではないでしょうか、”総合イベント会場”にはこんな代物は常設出来ませんし...
私の席は右中間のかなりセンター寄りだった。 いつもはもう少しライト側が取れるのですけど、今回はチケットが早く売れていたと言う事でしょうか。 もっとも今日の試合は”前売り完売”にはならなかった。 去年はジャイアンツ戦の休日デーゲームは当日までにチケットが売り切れになっていたものだが。 やはり開幕してからの低迷が響いているのでしょう。 現場も連敗脱出に必死だし、フロントも現役大リーガーを新外国人投手として連れて来たりしていますが、監督は代えてもそれまでに築いた土台は生かして去年まで成功していた部分はそのまま引き継ぐ事も必要なのではと。 ”前任者”のやり方を踏襲したく無い気持ちもあるかも知れませんが、壊してまた作り直しではチーム作りにいつまでも時間が掛かってそれこそ優勝なんていつの話になるやら...
そして試合は始まった。 カープ先発・小松投手は内角を厳しく攻める度胸満点の投球でジャイアンツの打線をしっかりと抑えている。 その裏、初回のカープの攻撃で守備に就こうと向かって来るジャイアンツの松本選手とついでに長野選手にも手を振ったら軽く手を挙げて返した様に見えた、もちろん気のせいだろうが。 カープは2回に不安定な東野投手を攻めて満塁から梵選手のタイムリーで2点を先制した。 小松投手は3回も抑えてこれはもしかしたらと期待して見ていたのだがジャイアンツは4回に先頭の松本選手がヒットで出て、次の小笠原選手がセンターへ特大のホームランを打って同点に追い付かれてしまった。 その後もジャイアンツの猛攻が続き、エドガー選手にタイムリーヒットを打たれて勝ち越された後、更に長野選手にも2ランで5-2とされてしまった。 せっかく先制していながらあっさりと逆転され、果たして今のカープに追い付く力はあるのだろうか...
後で聞いたら長野選手のホームランは場外まで飛んで行ったらしい。 それに記念すべきプロ1号でもある。 どうせならカープ戦の次の”伝統の一戦”とやらで打って欲しかったものですが。 ドラフト指名を2度も断ってまでジャイアンツに入ったのだから球団の伝統に合わせる方が盛り上がったと思いますが。 一方で小松投手は打者一巡するまで度胸満点の投球でジャイアンツ打線を抑えていた。 先取点をもらって心理面で変わったのかも知れないが、打たれた後も内角に投げ込んで度胸は見せているだけに強気とは裏腹に力量が足りなかったのかも知れないな。 小松投手は5回にも追加点を奪われて結局6失点でノックアウトか...
頭が痛くなって来たので私は席を離れて球場の中を散歩する事にした。 この球場は”開放型”で客席上の通路を通ってグルグルと場内を一周出来る様になっている。 上の写真みたいにバックネット裏の席の後方から試合を見る事だって出来ます。 内野からだと選手が大きく見えますし、両チームのベンチだってハッキリと見えます。 先程のオブジェもそうだが、この球場には売店も含めて見ているだけで楽しい”仕掛け”が一杯で、それはこれからも追加されて行くでしょう。 戦力(資金力)で他球団に劣るカープですが球場では他球団に勝っている、日本一だと自負しています。 願わくばサンフレッチェにもこんな素晴らしい”専用劇場”を造って欲しいと思います。 もちろんその場所は広島スポーツの”聖地”で”復興の象徴”である旧広島市民球場跡地しかありません...
球場内を歩いて感じたのは内部の店の数は変わらなくても商品の数は増えており、ビールやジュースは相変わらず高いが食べ物類の値段は比較的低く抑えてスーパーの惣菜並みの値段になっている。 デフレはプロ野球にも押し寄せて客の財布の紐も固いと言う判断でしょう。 それに球団の”周辺対策”としてスタジアム内への食べ物の持ち込みは禁止に出来なかったので周囲の商店との競争にもさらされているのでしょうね。 選手プロデュースメニューとかは高いけど他の食べ物はそうでも無いと、しかし私は貧乏なので家から弁当を作って持ち込んでいますが...
試合ですがカープは四番打者・栗原選手のタイムリーで5回に1点を返し、ここまでは試合になっていたのですけどリリーフ陣が毎回の様に失点を重ねてフラついていたジャイアンツ先発の東野投手を立ち直らせてしまい、終わってみれば10-3の惨敗... これでとうとう7連敗で、まだシーズンが始まったばかりですけど暗澹たる気分になりますね。 ジャイアンツとの戦力の差はありますが、今日に関しては気力や気迫でも負けていてこれでは勝てるはずもありません。 もうちょっと”戦う姿勢”を見せないと...
昨日の試合で野村監督が前の打席でホームランを打った石原捕手に対して故意にデッドボールをぶつけたのではないかと怒ってジャイアンツの阿部捕手に抗議する一幕があり、カープの選手達は大人し過ぎると野村監督が後で言っていたそうですが、野村監督は確かに現役時代に闘志を前面に出して闘うチームリーダーでしたけど今は立場が変わって監督です。 かつての自分の役割を果たしてくれる”新しいチームリーダー”は今の選手の中から選んで育てて行くしか無いと思いますよ。 監督一人だけが闘志をむき出しにしても”空回り”してしまうのではないでしょうか...
試合はそのまま10-3で終わった。 試合の大勢が決まった段階でジャイアンツは主力選手を休養の為にベンチに下げ、それならそれでカープも反撃するかと思ったが全くの無抵抗で終盤は過ぎ去ってしまった。 今の時期での連敗や首位とのゲーム差で騒ぐ必要は無いにしても、このままズルズル負けが込んで戦意を失ってしまわない様に次の関東遠征から気分を切り替えて立ち直ってもらうしか... とにかく今日の試合は負けだ、負けた時は素直に勝者を称えるとしましょう。 私は急いで球場を出てビジター側ゲートの外で宿泊先に戻るジャイアンツの出待ちをする。 しばらく待っているとジャイアンツのチームバスが2台やって来た。 本当に格好悪いな、今回の借りはいつか必ず返してやります...
とにかく元締めに今日の結果を報告しないといけないな。 いつも通りシンプルに言うつもりだが、今日はどうしても愚痴っぽくなってしまうな...
「元締め、残念ですが今日は完敗です、悔しいですが撤退します。」
今シーズン初めてのカープの応援は残念ながら惨敗に終わった。 しかし落ち込んでいても仕方が無い、まだシーズンは続くのだし懲りずにカープとサンフレッチェの応援を続け、広島の夢に立ちはだかる敵を斬り捨てて行くつもりです...
仕立屋... 和服作りを請け負う専門の職人を江戸時代、こう呼んだ。 しかし、ここで言う”仕立人”とは資金力による格差が満ちるプロスポーツ界に法で晴らせぬ恨みを代わって晴らし、熱き戦いを巻き起こす闇の仕掛人の事である。
続く
キャスト
駿河守/ナレーター 管理人さん
巨人の先発投手 東野峻(ジャイアンツ投手)
鯉の先発投手 小松剛(カープ投手)
巨人の斬り込み隊長 坂本勇人(ジャイアンツ内野手)
巨人の韋駄天 松本哲也 (ジャイアンツ外野手)
巨人の完全男 亀井義行 (ジャイアンツ外野手)
韓国の獅子王 イ・スンヨプ(ジャイアンツ内野手)
ガッツ 小笠原道大(ジャイアンツ内野手)
巨人の主将 阿部慎之助(ジャイアンツ捕手)
巨人の主砲 アレックス・ラミレス(ジャイアンツ外野手)
鯉の安打製造機 天谷総一郎(カープ外野手)
鯉の遊撃手 梵英心(カープ内野手)
喜田・GO 喜田剛(カープ内野手)
新・必殺仕事人 小窪哲也(カープ内野手)
鯉の狩人 赤松真人(カープ外野手)
鯉の海賊 廣瀬純(カープ外野手)
鯉女房A 石原慶幸(カープ捕手)
フィオ ジェフ・フィオレンティーノ(カープ外野手)
鯉の斬り込み隊長 東出輝裕(カープ内野手)
鯉の大ベテラン 石井琢朗(カープ内野手)
鯉の主砲 栗原健太(カープ内野手)
スライリー ????(カープ公式マスコット)
ジャイアンツファンの皆さん
カープファンの皆さん
元締め・おまき ????(女優)
スタッフ
製作 管理人さん
脚本 管理人さん
演出 管理人さん
殺陣 管理人さん
美術 管理人さん
音楽協力 YouTube
撮影協力 広島市
広島市民球場(マツダスタジアム)
旧広島市民球場
広島カープ球団
ジャイアンツ球団
広島東照宮
監督 原辰徳(ジャイアンツ)
野村謙二郎(カープ)
この物語は一部フィクションであり、実在する人物、団体、地域とは関係無い...ところが含まれております。
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