廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

男の涙

2010-04-07 22:22:22 | Weblog
 NHKの朝ドラマ『ゲゲゲの女房』が始まりましたね。 1週目は少女時代編で、今週からヒロインを演じる松下奈緒さんが本格的に登場し、その背の高さが”男の威厳”にこだわる文化が残る世間の中でいい縁談に恵まれずにいた20代の頃を描いていて、今週の最後にいよいよ夫となる漫画家・水木しげるさんが登場するみたいな流れですけど。 ”男の威厳”と言えば祖母が亡くなるエピソードが今週初めにありましたが、祖母が亡くなった後で厳格な父が川辺でこっそり「お母さん...」と号泣する場面が印象に残りました。 私の子供の頃、男の子は「男は人生で3度しか泣いてはいけない。」と言われて育てられたんですよ。 何分、子供時代に聞いただけで今は死語同然になっていますから記憶が曖昧なのですが、確か一回はオギャーと泣きながら生まれて来た時、そして2回目が親が亡くなった時、そしてもう1回が分からないんですよね、私はそれは多分人生で何度かあるかも知れない悲しみや喜びの時の為の涙だと思います。 ”男泣き”という言葉も今は死語に近くなっていますが、男はここと言う時にだけ泣くから”涙の価値”があると思います。 しょっちゅう泣いていたら涙も安っぽくなってしまいますから。 普段泣かない人が泣くからこそ人の心を打つのだと思います...

 NHKと言えば衛星放送の人気シリーズ・街道てくてく旅が今年もあるみたいですね。 NHKのサイトに行って調べると5月10日、要するにゴールデンウィーク明けの週から『街道てくてく旅 熊野古道をゆく』(http://www.nhk.or.jp/tekuteku/)が始まるのだそうです。 私は南は和歌山市内までしか行った事がなくて南紀地域の事はは全く知らないので熊野古道もちょっと馴染みが無いのですけど、習慣化している朝ドラマの後ですから今回も毎日見る予定です...

                              

原監督は絶句「奇跡を…」 巨人・木村コーチの悲報に(朝日新聞) - goo ニュース

 クモ膜下出血で倒れてから意識不明の厳しい状態が続いていたジャイアンツの木村拓也コーチが亡くなってしまったと聞いて私もショックです。 手当てが早かったから命だけは取り留められると安易に考えていたのですけど想像以上に病気が進んでいたのでしょうか。 原監督が泣いておられるのをテレビのニュースで見ました。 かつてジャイアンツの監督を更迭(”ツネオ”は読売グループ内の人事異動などと言っていましたが...)された時も、WBCで優勝した時も涙ぐんでいましたが号泣したりはしていなかった。 一緒に闘って来た仲間の突然の死に涙をこらえ切れなかったのだと思います... 木村コーチの通夜と告別式は広島で行うらしいですが、追悼試合は今月の24日(土)に行われる”古巣”カープとの試合で木村コーチのご遺族を招いて行われるそうです。 かつては”外様に冷たい巨人軍”などと言われたものですが、そんなジャイアンツも変わったのだろうか? ちょっと見直してしまいましたが...

                              

カープ球団職員、死去悼む(中国新聞) - goo ニュース

 木村コーチが亡くなられた時、カープでは松田オーナーと球団職員らが木村コーチが倒れられたマツダスタジアムのホームベース付近に花束を手向けられたのだそうで。 生前の木村コーチは広島を愛してられました。 故郷は宮崎県で最初に入った球団はファイターズであり、最後に所属した球団はジャイアンツでしたが、ジャイアンツに移籍しても自宅とご家族は広島に残しての”単身赴任”で、引退後にコーチとしてジャイアンツに”再就職”してもそれは変わりませんでした。 強豪球団のジャイアンツで指導者としての経験を積んで、いつかカープに帰って来て欲しかった。 本当に残念でなりません...

 ところでマツダスタジアムには故・津田恒実投手の顕彰碑があります。 私は思うのですが、カープ球団にはマツダスタジアムのどこかに木村拓也選手の顕彰碑も作っていただけないでしょうか? これからスタジアムがファンと共に何十年の月日を重ねて行く中、広島を愛していた木村コーチの事をカープファンがずっと忘れないでいられる様に。 木村コーチを愛してくれたジャイアンツとファンには悪いですけど、私は木村コーチの魂は倒れられたあの場所にずっと留まって広島の街やカープを見守ってくれている様な気がしています。 ジャイアンツも同一リーグのカープのホームスタジアムとして嫌でも広島には来ないといけませんから、その時は木村コーチの魂と会える様な気がします。 霊能者でも無いのにこんな事を書くのもおかしいのですが...

                                     

 今日もカープは神宮球場でスワローズと対戦、情けない事に7-1で負けてしまいました。 OBの木村コーチの為にも今日は絶対に勝たないといけなかったのですが... カープ先発は左腕・斉藤投手だったのですけど初回に連打で1点を奪われると5回にも1点追加され、6回には満塁の走者を残してノックアウト、代わった梅津投手がスワローズの四番打者・デントナ選手に満塁ホームランを打たれて試合を決められてしまいました。 打線はスワローズのエース・館山投手を攻めあぐねて6回に1点を返すのがやっと。 館山投手の出来はそこまで良くなかったと聞いたのですが、カープの選手に今日はどうしても勝ちたいと言う気迫が足りなかったのではないかと思ってしまいます。 本当に今日はどうしても勝たないといけない試合だった。 今日みたいな日に勝てないからスポーツニュースを見てもカープの存在感が薄くなるのだと思います。 ちなみに今日勝ったスワローズの四番打者・デントナ選手はヒーローインタビューで亡くなられたジャイアンツ・木村コーチを悼み、冥福を祈ってますと言うコメントを残したのだそうで。 本当にカープにはしっかりして欲しい、亡くなられた木村コーチも”古巣”の不振を心配されていたと思いますよ...

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 ...以上です。