廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

一人旅...

2010-04-19 22:22:22 | Weblog
 先週、いつものレンタル屋に行って借りた映画のDVD...は明日以降に紹介するとして、今回は映画とセットで借りたアニメ『鉄子の旅』について紹介します。 タイトルは『徹子の部屋』とか『夏子の酒』のパロディーっぽい印象を受けますけど、この物語は最近話題の鉄道マニア、ここではその中の”乗り鉄”と呼ばれている人達を題材にした漫画のアニメ化作品で、私の映画好きな同僚が是非見てくれと熱烈にオススメだったもので私も話を合わせようと思って何となく借りて見たのですが...

 物語は実在の人物をモデルにしたキャラクター3人が中心です。 主人公(ヒロイン?)は作者の菊池直恵さんをモデルにした売れない漫画家・キクチさんと彼女に鉄道漫画の企画を持ち込んだ”実は鉄道マニア”な担当編集者、そして日本全国のJRと私鉄全ての路線に乗った上に全ての駅で降りてどんな駅なのかチェックしてしまったと言うトラベルライターの横見浩彦さんをモデルにしたヨコミさんです。 もはや趣味の域を通り越して自らの経験を生かして物書きになってしまった凄い人で、私も以前に彼の事はワイドショーで紹介されていたのを見た事があります。 乗るのも凄いですけど全ての駅に降り立つなんて芸当は並みの鉄道マニアには真似出来ませんね...

                            

 旅の漫画と聞いて旅行先の風景などを描きながら現地の美味しい食べ物を自分も食べてその感想を漫画に書いたりする”観光タイアップ物”みたいな企画だと思い込んでオファーを快諾したキクチだったが、やって来たトラベルライターは見るからに怪しい男で、その旅と言うのも電車に乗って駅に着いたら降りて何も無いところで次の電車を待つだけと言う、とんでもない代物だった。 怒ってもう仕事を降りると言うキクチは編集者に引き留められ、せめて食事は旅先の駅弁にしてくれと条件を出してこの仕事を続けるのだが...

 私がこの作品を見ていて思ったのは”組み合わせの妙”で、元々鉄道には興味が無かったヒロインの作者が、”一般人”の客観的な視点で”乗り鉄”の横見さんと担当編集者を見ている構図が思わず笑ってしまいましたね。 登場人物全員が最初から鉄道マニアだと話が極端にマニアックになってしまいますし... それと各話の最後に”オマケコーナー”として鉄道の豆知識を紹介しているのですが、それを担当する豊岡真澄さんは確かかなり前にご結婚・出産で芸能界を引退されていたと思います。 以前は”鉄ドル”で売り出してちょっと話題になっていたものですが。 道理で全巻旧作になっていると思いました...
 


 旅には目的地に着いてから観光地の見学や名物料理を食べたりと、現地に着いてから何をするかを重視するタイプと、今回の鉄道の旅みたいに旅の過程を楽しむタイプがあって、私はどちらかと言えば後者なのですが、今回の作品に登場する”JR一都六県大回り”は改札をくぐったら終わりの為、ただひたすら電車に乗りっ放しで一度も下車出来ない究極の電車の旅ですね。 いくら電車好きの私ですら、一度も降りずに早朝から深夜まで電車に乗りっ放しなんて旅は退屈で我慢出来ないかも知れませんね。 私が今までで最も長くJRで旅した最高記録は東京から広島まで一日掛けて帰った時で、朝の7時から23時過ぎまで掛かりました。 でもこの時は小田原や大阪で途中下車して寄り道し、食事したり休憩したりしましたからね。 一度も改札を通らないで丸一日電車に乗り続ける自身は今のところありません。 でも劇中の駅員さんの反応を見ると一都六県大回りをやっている人は結構多いみたいですね...



記録止まった…金本「勝つために外れます」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 私は金本選手(タイガース)もよくぞ決断したと思っています。 真弓監督も正直やりにくかったと思いますよ。 今まで多少の怪我は耐えて周囲もカバーしてやって来ましたが、肩を痛めて送球に支障があるのでは外野手として満足なプレーが出来ず、投手にも負担が掛かりますから。 相手球団だって勝負なのだから金本選手の守るレフト方向を避けて打ったりは出来ませんからね。 肩が治るまで当面は代打中心、そして一ヵ月後の交流戦に入ったらDHで起用すれば肩を治しながら試合に出続ける事も出来ると思いますし。 フルイニング出場にこだわっているとDHと言う起用法も出来ませんからね。 立場的な事も考えれば金本選手の方から切り出さなければ真弓監督の方から休めとはさすがに言いにくかったと思いますので、本人も相当悩んだと思いますけどこれで良かった、むしろ選手寿命がこれで大きく延びると思っています...

                                     

金本の記録ギネス申請、難航!? 認めるのはリプケンだけか(夕刊フジ) - goo ニュース

 問題は金本選手の持つ連続試合フル出場記録には”もう誰も挑戦しない”事だと思います。 レギュラーシーズンだけで160試合もある大リーグでは全試合にフルイニング出場する事は困難で、この記録に大リーグの選手は挑戦したくても許されないですし、日本でも今は試合数が140試合に増えています。 それに加えて今はシーズンオフにWBCなどの国際試合もありますが、全試合フルイニング出場をやっている選手がオフまで休まないでいると... ”もう誰も挑戦しない記録”は時が経てば忘れられて行きますし、選手の身体の事を考えても挑戦を推奨出来ないでしょう。 だからこそギネスブックも金本選手の評価しないのだと思います。 ”記録は破られる為にある”のですから... 金本選手もあくまでフルイニングが途切れただけで連続出場記録は残っているのですから、今後は新たな目標として50歳までプレーしてカル・リプケン選手の記録更新を目指してはどうかと...

                                     

 現在、マツダスタジアムで5月2日(日)に行われるドラゴンズ戦のチケット(外野指定席)を探しているのですが、売り切れで買えなかった場合はもう今期中は週末のデーゲームがありませんので、その時は私が名古屋まで行って”アウェー観戦”で代わりとします。 ちょうど盆休みの頃にナゴヤドームでドラゴンズとの試合があるみたいですし、この時期なら青春18切符も使えます。 それに前に名古屋に行った時に食事をした食堂街『テルミナ味の街』がビルの建て替えで無くなってしまうそうですからお別れにもう一度あそこで食事しておきたいですから。 広島⇒岡山⇒姫路⇒米原⇒名古屋...と”鉄分”を補給出来そうな長旅です。

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 ...以上です。
コメント (2)
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