廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

見えざる不満

2011-02-12 23:23:23 | Weblog
 今日のスポーツ新聞によるとカープの新外国人選手のバリントン投手がフリーバッティングに登板、球速は140キロそこそこだったけど打席に立った選手たちからは打ちにくいボールを投げて来ると好評だったそうで。 かつて在籍したルイス投手(テキサス)みたいな”豪腕”タイプでは無いけど低めに投げて打たせて取り、試合を作れそうなタイプで先発投手陣の一人として期待出来そうな感じだったそうです。 これで”ジ・O”ことジオ投手、そして左腕ソリアーノ投手との先発ローテーション枠、および外国人枠争いがこれから白熱しそうで面白くなって来ました。 枠の関係で二軍に行かされる選手は気の毒だけど”緊張感”は必用なので...

 スポーツ新聞と言えば、日本人選手が大リーグで活躍する時代の扉を開いた男こと野茂英雄さんが今年もカープキャンプに来て選手たちを指導してくれると言う記事がありました。 今年は新人も含めて良い投手が多く集まっているので、野茂さんの教えが何か大きな飛躍のヒントとなる投手も居るかも知れませんね、期待しています。 ところでこの特別コーチは野村監督がソウルオリンピックの野球日本代表チームで一緒だった事が縁となっての実現ですが、参加した野村監督ならそれがいつだったかご存知でしょう。 実は9月から10月に掛けての秋にやっていたのです。 今はまるで夏に開催するのが当たり前みたいに言われていますけど、秋に開催していた時代はそんな大昔の話ではありません。 仮に広島でオリンピックを開催したとしても蒸し暑い夏を避けて秋に開催する方法だってあるはずですが。 いくら広島での開催だと言っても一番大切なのは選手達が力を発揮出来る環境なのですから...

                                    

教えて!ウォッチャー…北枕で寝るのは、なぜいけない?(教えて!ウォッチャー) - goo ニュース

 ご存知の通り、私は相当に迷信深くて縁起を担ぐ性分ですから北枕はもちろんやらない様に普段から意識しています。 本当はむしろ身体に良いと言う話は昔から聞いた事があったのですけど、私には”死人と同じ事をする”イメージが強くてどうしても出来なかったですね。 最近は服を毛布代わりに被って寝るのも止めました。 ネットか何かで服を布団の上から被せて寝るのは死人と同じで縁起が悪いと書かれているのを見たもので。 それまでは寒くて寝られないと押入れから重い防寒着を引っ張り出して布団の上に被せて寝ていたのですが。 同じ理由でご飯の上に箸を立てるのも縁起が悪いとして絶対やりませんし、私も相当迷信深いみたいで...

                         

goo注目ワードピックアップ・・・参加したくない…「女子会疲れ」の実態(goo注目ワード) - goo ニュース

 ”女子会”...確かに流行っているみたいですね。 昔から主婦とかが(お得な)ランチタイムを利用して集まったりする事はよくやっていたのですが、最近は若い独身女性とかの間でも女性だけによる飲み会とかをやる様になり、不況で集客に困っている居酒屋などの飲食業界が女性客と言う”未開の市場”を取り込もうと熱心に仕掛けているみたいですね。 ただ、この記事にある通り流れに乗り遅れまいと誰も彼もと始めた結果、色々なタイプの人が入って来て”文化の違い”みたいな混乱も起こって”見えざる不満”を持つ人も居るみたいですね。 ともあれ昔からの男性だけによる飲み会や、いわゆるコンパ、それらとは別の新しい形として女子会もこれから定着して行くのではと思います。 プロ野球もJリーグも男達が人生と夢を賭けて戦う、女性から見て魅力的なエンターテインメントだと思いますし、”女性需要”の取り込みには今後も積極的に取り組んでファンを増やして行ってもらいたいですね...

                                    

 思わせぶりな今回のタイトルの意味ですが、お察しの通り新人・弦本悠希投手(ドラフト7位・徳島インディゴソックス出身)の球団批判騒動です。 スポーツ新聞にはしっかり”スルー”されていましたけどカープの今後も考えるとファンとしては無視出来ない問題ですので。 何でも弦本投手は個人のブログ(既に削除されている)にて「広島の練習おもんない。」とか「インディゴソックスに帰りたいくらい。」と書いてそれを見たファンから球団に抗議があって弦本投手に球団から厳しく注意されて問題のブログも混乱を避けて削除したと。 不謹慎だが私はネットの速報で聞いて”インディゴソックスに帰りたい”のくだりに思わず苦笑してしまいました。 野球独立リーグと言えばどこも経営が苦しくて給料が安い、それどころか遅配していたところもあったくらいですし、アルバイトをしなければ野球を続けられない環境に戻りたいとはちょっと意外、それとも生活が楽になると貧乏していた頃が懐かしく思えるものなのかも...

 しかし問題は”広島の練習は面白く無い”と独立リーグ出身の選手が素直な感想を持った部分です。 だったら独立リーグはどんな練習をしていたのか、カープ球団は弦本投手を叱責して終わりとせず、むしろ弦本投手から独立リーグでの練習法など”貴重な情報”を聞き出して良いものなら積極的に取り入れても良いし、逆に徳島のやっている練習には問題があると思った場合は徳島側に率直に意見して出来れば直してもらうなど弦本投手の入団を良い機会に”情報交換”してはどうかと思います。 カープは育成を基本としてチーム作りをやっている球団ですし、今までの学生や社会人のアマチュア野球とは別の世界で新しい育成ノウハウがもし生まれているのだったらぜひ取り込むべきなのではと思いますし。 今回の事は弦本投手が指導者や先輩などには絶対服従みたいな”体育会系的”な組織とは別の世界の出身だった事と、ネットと言う新しいメディアがあったからこと起きた事件ですが、軽率な行為には今後も注意させるとして、”見えざる不満”を抱え込まない為にも”情報収集”には普段から励むべきではと思います...

 ところで今回の事件で不意に思い出したのですが、カープは高卒の選手には基本的に1年目に二軍で基礎作りをさせる方針でやって来ました。 投手に関しては1年目の途中で一軍に上げてみる事もありますけど野手は金属と木製バットの違いがあるので1年目に一軍に上げられる事は滅多にありません。 それで問題になったのは前田智徳選手で、その打撃技術は一年目からプロでも対応出来たみたいですけど”球団の慣例”で開幕一軍はならず、悔しさの余り入団を世話した担当スカウトに「もう野球を辞める!」と泣いて訴えたと2000本安打達成後に前田選手の野球人生を振り返る特集記事で知りました。 こう言うのはメディアには出ないのでファンが知る事は無く、”昔話”になって初めて知らされたりするものです。 今の時代はそれに合ったやり方も必要になりますね。

 最後に、弦本投手も徳島での日々が懐かしいのだったら一軍に上がって活躍して給料を上げ、徳島球団に出資と言う形で”恩返し”してはいかがですか? 徳島に限らずどこの独立リーグ球団も地元企業などに数十万や数百万円単位で”広く浅く”活動資金を募っているはずです。 弦本投手のプロ入りの際に掲げた目標通り、ストッパーになれば何千万円、実績を重ねれば億単位の給料がもらえるでしょう、そうなったら選手の立場でも球団を支援する事だって出来るのではないかと思いますが...



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 ...以上です。
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