混沌なるおもちゃ箱

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つまるところ、傾斜配分型経済の行き過ぎは

2014-03-19 22:45:18 | 世相色々
一部への極端な富の集中を生み、社会全体を劣化させ崩壊に至ると……なんだか、中国とアメリカを見ている様ですなぁ。

中国の場合、党幹部関係者他に集中し@GizmodeJapan
http://www.gizmodo.jp/2014/03/nasa_64.html?cx_click=ranking/


緩和しようという圧力はあるものの、アメリカだとやはり一部に富が集中し富の再配分と機会の均等にはほど遠い(ま、それでものし上がって力で掴めという国是なんでしょうが)
そして、貧困層出身で教育の機会に恵まれない人物は、そもそも労働者になり得ない。アメリカの高校中退とか、大真面目に訳の解らん世界だったり
でも、何処に行ってもチャリティーのある社会なのが救いなのと、あのイノベーションを生む力は凄いと思うけど、推し進める筋肉部分が劣化しきってしまえば崩壊(何処までロボット化で補えるかにもよるが)してしまうでしょう。
高度な人材の移民による獲得だったり、色々と問題になっている不法移民の低賃金労働者だったりするわけですが、引き寄せる魅力が失われれば全ては失われてしまうのは自明の理ですわな。

話を中国に振ってみると、「地上に吸うべき空気なく、地面に食べるべき野菜なし」(リンク先は日経)とはよく言った物で、乱開発による悪夢の如き環境破壊による水資源・空気・自然の破壊は深刻です。
更に、余りにも投資に頼った経済成長なので、投下資本の借り換えが出来なくなると全体が瓦解してしまう(要するに、株式や不動産の二階建てで倍プッシュ状態さらに倍……みたいな)分水嶺が迫っていると思われる中国だったりと、ガラポンと崩れる要素は増えるばかりなのかな。
人口ボーナスも終わり、人口オーナス期に突入し(まぁ、実に強引なやり方で物理的に解決するという暴挙に出るかも知らんが)労働力の再生産が不可能になる(我が国も余所の事言えないけれど)とどんな世界になるのでしょうね。

ふと思ったのですが、実のところアメリカが一番豊かだった時代というのは、アメリカに於ける所得の再配分が最も平均的だった時代(50~60年代)でもあり、そういった時代の資源消費量とはどの様な数字を示していたのだろうか?
社会に於ける人材の生産性(まさに、社会でどれだけ人材が発生するかという)という観点で見てみると面白いかと思うのですが如何かな?


コメント
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