不思議な体験と図形と先生

　何日か前に、実際に目を閉じた状態で、眼の中に火花の電流が走て、バチっという音も鳴った様な気がした。それは比喩でもなんでもなく実際に体験された事で以前に日本の弓術の本で頭の天心から真下の中心部へ衝撃が走った雷の感覚があったことに続いてだった。

今回の電気の感覚と比較すればソフトなものに為ってしまうが、前回のそれはより長いものだった。

今度の事は表層的からやや奥の所からで、両目に光があって次に右の眼のやや奥から耳の奥に向かいその奥から表層に向かうに掛けての感覚だった。

　その後に不思議な事が起こり、精神的に呻吟し実際に頭が混乱して呻いたりしていた事が、その事が起きた後から明確な形とし認識できたのだ。長年に渡り自分の中で納得できず消化出来なかった事が遂に理論的に繋がったという感じだ。

そのことで漸く天秤の一つが解決したという感覚になる。

その事が起きた原因かは分からないが私自身の新しい試みを始めた矢先だった。小学生の頃に男性教諭に寄って進められていた図形模写と言うものがあった事を思い出し、その先生のしたかった事を進めていたらどうなっていたのだろうかと思い、それに似たようなものを探した。

そうしたら最近ではソレが実際に小学生には効果がある事として認識されているらしく、私は大人ではあるが色々な想いを抱えたものの気の紛れと気休めとして、始めるときの頭の体操だと自分を慰め、数問練習してから課題に取り組むようにしていた。

天才ドリルというものではあるが、現在の教育では一般的で有名なものなのだろうか。全く分からないが私には効果があったらしい。

何と言ってもそれから派生するIQテスト354人中で学年一位だったからな。余りに良いので他の人は受けていない、もう一つの物も受けさせられたが、それは大人も含んだものだったらしいし。

その結果は大人でも余りいない所だった様で、先生は驚きの表情とどういう風に解るんだと質問されて、話したら先生はさらに驚きの表情と理解出来ないと言う様な事を話していた。

　そんな思いもあって何が起き続けるのかを自分に問いたかったからだ。


補足　そう言えば山中伸弥氏もこういう経験がある様なことを言っていた気がするな。