貞子を装備

さて、家である。
昨日ようやく、少しつめれた。
全体像が思いうかべられる程度に。

ひさかたぶりの実りある打ち合わせだった。

旦那の最後の一言までは。



「で、井戸はどこにしよっか？」

「・・・・・い、井戸？」
「井戸ですか？」
「い、井戸がいるんですか？」

旦那以外はみんな初耳。

なのに、旦那は当たり前のように言う。

「そ、井戸。オレは井戸を掘るんじゃ。」


そっから旦那の独壇場。
旦那の実家の井戸は、父親とふたりで掘ったこと。
こうやって、ああやって・・
とても楽しげに。


はぁ～。。。。。



さぁ、皆さんご一緒に。

はぁ～。。。。。


今どきのガルバリウム合板の家に、井戸だとよ。

っうか、なんか出るだろ。
井戸にはなんか出るだろ。
水だけじゃなく、他にも、なんか出るだろ。

貞子だろ。そりゃぁ、貞子だろ。
貞子は絶対ついてくるだろ。
標準装備だろ。



な？


家に帰り、さっそく闘魂ちゃんに話す。
闘魂ちゃん、唖然。



「私はお父さんとは、血がつながってないから
離婚したら、それまでやけど
アンタらは血がつながってるから、気の毒やね。」

「・・・・・ホンマにな。」と闘魂ちゃん。


水不足の高松ならいざしらず
ここは水資源は豊かなんスけどね。


旦那の暴走は続く。