テストキャンプ

中津川フィールドにできたキャンプサイト
　われわれで切り開いた川原で初めてのキャンプを試みました。キャンプサイトとしては申し分のない環境です。夜、早朝のこのフィールドの自然がどんな顔をするのかうきうきでしたが、あまりにも静かな夜と朝でした。４時半、鳥のさえずりが始まりましたが、近くにやってくる動物の姿も見ることはありませんでした。わたしはテント泊はせず、現地まで持ち込んだ車（サーフ）で寝ました。

４日の対岸は車とデイキャンプで人々が群がっていました。２０メートルくらいの川を挟んで、こちら側は何町歩もを独り占めです。

川原の植物も緑は濃くなり、次の花が準備中です。今年のノバラは見ごたえがありそうです。昨年までは踏み込めないいばらの先にあった花が、今年は手の届くところでじゅうぶんに陽光を浴びて育っています。ジャケツイバラ(カワラノボリフジ)はこのところの暖かさで早くも１分咲きです。１～２週間後には一面の花を見せてくれるはずです。



ニセアカシヤの駆除工事で切り開かれた川原のさらに下流を探索してみました。ここは穏やかな草原になっていて、すばらしいところでした。獣道をたどっていくと鹿の糞に出会いました。足元には珍しい野草が花を咲かせています。
３日、キャンプ場に来る前に女房と山野草展を覗いて触発され、山野草に関心が出てきました。中津川フィールドはそれなりに山野草の宝庫だと思います。