De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

木漏れ日の憩いの場

2008-05-27 19:07:43 | 中津川
愛川町町民活動応援事業
相模原からやってきて中津川倶楽部という名前で活動している我が団体の本来の目的は、このフィールドを憩いと自然観察の場にしていこうというシニアの集まりです。その目的をはっきりと愛川町の市民活動サポートセンターに登録してあります。
しかし、利用団体や個人が増えてくると、陣取り合戦の雰囲気になることが考えられます。公共の場で、県が管理しているところですから独り占めや構築物を作ったりして問題が出ると大変です。
愛川町では、町民活動応援事業制度を今年から始めました。その主旨に沿って地域の人が憩える木漏れ日の場を開発するというテーマで事業申請をしました。といっても我が中津川倶楽部は高齢化が進んで力仕事はできません。そこで、ここでわれわれと共同でキャンプ活動などをしようという、青少年育成団体にその申請をしてもらいました。あくまでも、自分が独占するフィールドを作るのでなく、町や周辺の人に安心して遊んでもらえる木漏れ日の憩いの場にすることが目的です。この団体は小中学生とその親たちですからわれわれとはまったくパワーが違います。特にこれといった大工事をするわけでなく、草刈機で散策小径を切り開き、テントが張れる地面を整備し、木登りができたり、凧揚げができたりする場を作ることです。もちろんトイレも県の土木事務所が認めるバイオトイレを作ります。わずかな事業費ですので町の審査は通ると確信しているのですが、結果を見るまでわかりません。歿になったとしてもその活動ができなくなるわけではありません。
ジャングルで、人が踏み込めなかった場所が、木漏れ日の憩いの場になり、それが行政の公認で開発できるということは、こそこそと気を使いながら遊ぶのとは大変な違いになります。



このフィールドにはいろんな植物がありますが、特にミユキが目を引きます。ノバラとクルミの木とミユキの木がここの名物になるでしょう。