De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

遅い歩みでも春は来ています。被災地も・・

2011-03-29 15:54:40 | ガーデニング
今日は暖かくなりました。遅い足音ですが春が聞こえてきます。クレマチスの花の準備やらを行いました。




 年度末でいろいろな事務作業をしています。
しかし、こんなことをやっていて良いのだろうかと自問自答しています。
これが社会の役に立っているのだろうか、今の自分のやることだろうか。

 ちょうど今、我が家を訪ねてきた学習塾をやっている人に自分の疑問を聞いてもらいました。もっと大切なこと、もっと役にたてられることがあるのではないか・・。
答えは、「今やっていることが大切・・」。
と、言ってもらえることが分かっていて、聞いてみただけ。

 机に向かってみて、やっぱり違う。問題は、今投げ出すことができないだけ、と気がつく。
 人々を信じよう。こんなときに小さな瑕疵をあげつらうより、前向きなことを考え、形に残ることをすべきだ。「小さな一歩」は目の前にたくさん広がっている。

 正義と言えば聞こえは良いが、それで溜飲を下げて自己満足しているだけではないか。

 悪い奴はどんな時にも生まれる。これが世直しの役に立つものにならないことは確か。自分だって、立場が変われば小さな悪さをするかもしれない。


 といって、この齢(よわい)で被災現地に飛ぶわけにもいかない。足手まといをになるわけにもいかない。いずれこの地にも訪れる災難に少しでも立ち向かえる小さなつながりを準備することならできるはず。気持ちを託す一回り若い仲間を探せば、それは私と同世代の助けにもなる。

 毎日見せつけられるこの悲惨から、このショックから当面立ち上がれそうにない。