De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

首長選挙

2014-06-12 21:48:10 | パートナーシップ協働・行政
ある自治体の首長選挙立候補者に選挙事務所で会う機会があって、私も偉そうなこと言える身分じゃないけれど、候補者心得を10発ぐらい述べてきました。ご無理ごもっともと9割までは素直に聞いてくれましたが、一つだけ大変な抵抗を受けました。

でも、聞き流していたわけでなく自分の説に合わないところは反発してくることで、却って安心・信頼感も出ました。

しかし、その一件はもっと本当に心を入れてわかってほしいこと。表面的な議論でなく、それが理解できればその奥深くの、自治体の長としての役割が見えてくる課題。

年の差は小1と大学3年の差の後輩だから威圧的説得的な言い方は勘弁してほしい。

ところで、抵抗を受けた課題とは
○○町町民活動(サポートセンター)という呼び名は現在の地方分権の一番大事な課題取組の上から○○町、市民活動と変えてくれといったこと。
選挙のためにここでややこしいことを表明すると誤解を受けて票に影響するだろうことはわかる。
しかし、住民を「市民」と考えてこそ地方分権の第一歩が見えてくる。
これを理解させることは至難のようだ。
でも、選挙に勝ったらもう一度じっくり説明・説得に行く。

こんなことを議論しなければならないなんて不思議な現象だが、これがほぼ全国で誤解されている節があるので言い続けたい。

この町の町長選に3人が出馬表明した。当選しそうなのはどうやら前々町長のお抱え元総務部長。だから、彼との差別化政策をはっきり述べることが大切。

先頭を走っている候補は地盤割りをしっかりと固めている。しかしこの町も戦後急拡大した人口。浮動票が圧倒的に多い。だから、田舎選挙といっても勝てる方策はあるのだが。

そこへもってきて3番目を走り始めた候補から、出陣式の時応援演説を・・と頼まれた。選挙権のないよそ者だから、ここは気軽に引き受けておいた。票は取れないが唯一の市民派であることは信じるから。





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