De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

距離と時間と世代を超えて

2008-06-24 10:22:51 | 生活情報
ホームステイ
21日土曜日、成田に若いブラジル・レシフェからのgal二人を迎えに行きました。一度も会ったことのない2人ですが到着出口からくる姿を見てためらいなくそれとわかりました。
ブラジルに笠戸丸が到着してから100年ですが私の実の姉が渡ったのがちょうど50年前。ラテンアメリカ協会から派遣されていたいいなづけを追ってひとりで横浜から移民船に乗って出て行きました。50年の歳月を経てその姉も他界し、その孫たちが訪ねてきたのです。世代も重ねたのに、一目で不思議な血のつながりを感じたものです。
空港には急しつらえのボーイフレンドを連れてゆき、今日は彼に渋谷かいわいの案内を任せました。彼女らは日本語は不自由ですが、私より詳しく”Toquio"のことは調べて知っているようです。
すでに自分の目指す将来も決めているようで、二人とも9月から行く大学、高校がそれぞれ決まっており、初めにして最後の「日本旅行」になるのでしょう。

写真は到着翌日の朝食のパンを買いに・・・と。私たちのことを何と呼ばせたらよいか迷っています。とりあえず”ojisan,obasan”と呼ばせています。

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6 コメント

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よき滞在を (権兵衛)
2008-06-24 15:29:38
50年前に若くしてブラジルに渡られた姉上の面影がお嬢さん方に伝わっているのですね。感激の対面であったろうと推察します。
私の娘や、弟の娘を見て亡くなった母との共通点にハッとすることがあります。
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距離と時間と世代を超えて (マーブル)
2008-06-24 15:58:00
その題名のように、この十数行の中に膨大なドラマが入っていますね。私はもうブラジルには行けないでしょうが、50年も前に一人で日本の裏側にまで渡航されたお姉さんは大したものだったのですネ。
今は留学やホームステイも当たり前の時代で、専門学校での教え子たちも留学したまま現地で結婚してしまい少し寂しいかぎりですが、今はメールでも連絡が取れますものね。
お嬢さん方の楽しい思いで多い日本の旅行をかげながらお祈りしています。
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大変ですねぇ~ ()
2008-06-24 19:16:40
 自分たちのルーツ発見の旅ですネ。50年前に
単身でブラジルに渡ったお姉さんは、凄かったと思いです。箱根や鎌倉も連れて行かねばなりませんかネ(笑)。
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厳密に言うと (tatter's)
2008-06-24 22:06:00
ドラマチックな話に仕立て上げましたが、正確に言うと姉は20年前に一時帰国しています。その後、彼女の息子が筑波大学に留学し、そのときに今日の上の娘が生まれ、3歳でブラジルに帰っています。正確に言うと赤ちゃんのときに会っているのです。
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流石!和田さんのお姉さま (らっこ)
2008-06-25 19:08:13
和田さんがお姉さまに似たのか、お姉さまの生き方を
和田さんが真似たのかっ?

ヤッパリ血は争えませんね~~~~~(笑)

皆さん、素敵な生き方で、充実した人生を送って居らっしゃるわ~~!!!
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地球は一つ (トントン)
2008-07-08 23:29:12
笠戸丸は神戸からブラジルへ・神戸は渡航出発点で、今年は移民100年祭の催しがありました。

夫の母はブラジルで生れたお方で3歳の頃日本に帰国と聞きおよんでおり、親類はいまなお現地で歯科医を開業しているとか。
しかし、交流はまったくありません。

地球規模での意外な接点に、きっと「世間って狭い
いえ地球は近くなった」と、思うこと多々あるのでは・・・と思っています
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