東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

映画『世界から猫が消えたなら』きれいな心に涙した。。

2017-07-06 | 映画・本
おはようございます。(*^_^*)

4月に入ってから息子が社会人になり

家を出て自立しています。

私の考えとしては、18歳過ぎたら、

子供たちも大人扱いと思っておりまして

最近、当たり前??になっている大学の入学式、

卒業式、入社式!(大会場の会社は親席もあるらしい?)

に夫婦で出席?!!うちはしないし。。

(行かれてる方いたら、すみません!!)

娘のママ友も夫婦でご出席していたようなので・・

世間では当たり前??なんですかね。。m(__)m


そんなわけで、18過ぎたら、ダメだしと干渉はめっきり

減らしました(故意に)すべてが自己責任と思っています。

ただ、気になること、生活していて家族(皆)のルールが

守れない時には、勿論言います。

言い方としては、いたって冷静に、言う頃合い(聞く耳を

持ってる時)はみています。決して小さい子供に叱る

ような”叱る”という言い方ではしないし、勿論、怒鳴ったり

はしません。そういう事も覚えて欲しい。

親しき仲にも礼儀あり、怒鳴り合いや、暴力で解決するよう

な大人にはなって欲しくないからです。

家族でも、家族だからこそ些細なことで、イライラしたり、

甘えで怒鳴る?(特に男性はね。。)正直嫌ですね。

そうならないようにが一番。自分の忍耐も試される??

やっぱり、極端にシビアにならない事だと思います。

お互い様ですから。。あとは工夫??(笑)。です。

いずれ結婚したら、赤の他人と共同生活しますね、その時

に大人の対応でいって欲しいので。人は身につけたこと以

外は出来ませんから。。実地訓練です。

先日、住んでいるマンション内で朝、6時頃から、子供の

絶叫に近い大泣きと、母親の興奮しきった怒鳴り声が

響きわたっておりまして・・朝ですよ??

そんな時間に何が、母親として許せないことがあったの

でしょうか??状況は勿論、こちらには分かりませんが・・

その響き渡る親子の興奮具合からは、虐待??の文字が

やはり浮かんでしまいます。昨日のみのことであって欲し

いそう願うばかりです。

家族。やはり自分の素がそのまま出てしまう場であり、

素になれる安心できる場所でもあったりしますね。

家族がお互いのいい距離を持って生活すのことには、結構、

意識することは必要なんだと思います。対子供だけではな

い。対年老いた親にも、よくある問題です。親が年老いて

認知症やボケで子供のようになってしまい、我ままになっ

たり、興奮しやすかったり、怒りっぽくなったなどはある

事。辻褄が合わないことや、かちんとくることを言われて

も、子供返りに近い状況かもと冷静でいたほうがいいし、

かといって、親も子供扱いされては、面白くないとも

思いますので、大人同士の対応は保ちたい。話は聞くがシ

ビアにならい、1つ1つにこだわらず丸く収めること、そ

んな距離感も親にも必要になってきたと感じる場面は多々

あったと思います。

子供だけの虐待だけでなく、年老いた親子関係や、年老い

た夫婦の間の悲しい心が痛いばかりの話は、普通にニュー

スに上がってきますね。ただ、そうい事件はほんのごく一

部、日本の現在の人口が約1億2700万人ですが、その

億の人々の中の”ごく特定の稀な事件”である事を考えれば

日本は本当にしあわせな国です。

ただニュースに上がってくるのは氷山の一角とも言えます。

事件までには至らなくても、子供、大人、老人に拘わらず、

『人の尊厳』を簡単に奪おうとする心持ちを持ちを行動に

移してしまう人は少なからずいるといことです。そして、

本当に悪魔のようにひどい人がいるのも事実です。善人だ

けの世界で言えばやはりそれは、立場を勘違いした『傲

慢』なんだと思います。人の心が殺伐としないで欲しい、

”対 誰か”に優しい心を配れるそんな社会、教育、文化

であって欲しいなあ~と思います。


さて、息子の話。彼は私の親の最初の孫で、生まれた瞬

間からえらく回りに深く愛された子なのですが、自分の

父母が本当に深い無性に愛情を息子と娘に注いでくれま

した。有難いことにそれは本当に彼のベースにあり、回

りのママ友からも可愛がられた子でした。私としては娘

もいたので溺愛とかでない。むしろ面倒な奴、くらいに

思っていた(??過去形?)くらい。微妙に不器用な人

だったからだと思います。

その彼が大学生の時。彼は映画と本は好きで、自分で感

動したりい良いなと思ったものは必ず私に言ってき

ました。息子「『世界から猫が消えたなら』観に行った

けど、すごい良かったよ。」「ふううん~。そーなんだ。

へえ~」私。まあいつもあっさりした返しです、どこが

良かったの?とか。突っ込まない。でもちゃんと聞いて

います。それ評判の映画だよね、とか。今流行りとかは

心にとめています。が、たぶんそういう返しは、若い子

は嫌だと思うから言わないです。

そして、昨日、『世界から猫が消えたなら』をTUTA

YAでたまたまみつけて借りてみました。





猫、宮崎あおいさん、佐藤健さん、猫が消える・・?童

話のようなお話かと思いましたが違いました。主人公が

人は亡くなること、大切なものを失うことを真正面から

向き合う話でした。かなり重いテーマ。

LINEの公式アカウントで初の連載小説、本屋大賞に

ノミネート、『花とゆめ』でコミック化、妻夫木聡さん、

貫地谷しほりさんでラジオドラマ化、そして映画化、小

説は台湾、中国、韓国でも翻訳されかなりの話題作でし

た!!知らなかった。。プロが使いたい作品のようです。

正直、真正面から集中して観るのは辛いくらいに何のデ

フォルメした見やすさもなく、主人公が死ぬことを受け

入れるのを、自分と同じ姿をした悪魔が登場するものの、

まるで淡々としドキュメンタリーでも見ているような地

味な作りで描いています。”死や喪失は日常に当たり前の

ようにあって、人はその場に直面すると意外にも取り乱

したりせず冷静に対処するのだが、しかしその事実が納

得出来るまでは時間を要する”を静かに見せたかんじの映

画でした。母親との子供の時の暖かい思い出、恋人との

楽しい日々、不器用な父親との距離感、実は自分の心の

支えだった猫、世界中を旅をバックパッカーで旅してカ

ッコイイと思っていた先輩のあっけない死と心の危うさ、

最愛の人とも距離が出来てしまう自分、そんなものを淡

々と映し出す、ストーリー仕立てではない、映像の断片

のような構成でみせた映画。そして映画の終盤に、癌で

なくなった母が自分に宛てた手紙を元の恋人からもらい

自分に対する母の愛情を知るシーン。

そのシーンはきれいにポロポロと涙が流れるのではなく、

突然の号泣のように悲しかったです。

映画の中で、主人公が飼い猫のキャベツが突然いなくな

りうろたえるシーンなどが実際にリアルな心境に見えま

した。自分や母親の死は冷静に受け止められても。心の

一部のようになっている猫がいなくなるとうろたえると

いう気持ちはわかります。

主人公に話かける悪魔が世の中から、電話を無くすとい

い電車で携帯を見てる人の手から、携帯が黒くなって溶

けだすとかなどは・・象徴的な場面でした。人の心の芯

にあるもの、親、恋人、友達・・映画!、・・そして猫、

携帯!。それは拠り所なのか?依存なのか?かなり奥の

深い作品。息子のおすすめの映画にびっくりしました。

そして、恐縮ではありますが。。息子のピュアな心に涙

しました。



頑張って?そんなに頑張らず?社会を生き抜いて欲しい

と息子にエールを送りたくなりました。


今度は彼のおススメの住野よるさんの小説『君の膵臓た

べたい』を読んでみようかなあ~。



忘れないうちに、近いうちにね(*^_^*)


お読みいただき、ありがとうございました。

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