
こんにちは。
全国的に梅雨明けしています。暑くなりました。この時期、暑さにまだ慣れていないのと、湿気の多さと合まって、熱中症になりやすいのでお気をつけ下さいね。
とんでもないことになります!(経験者(+_+).)
西日本豪雨の被害。。大変な事になってます。徐々に明らかになる状況に心が痛みます。被災された方、心よりお見舞い申し上げます。
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最近、進んで、努めてセミナーに参加したり、インテリア以外の方からコンサルの仕方を学んでいます。原点にかえってコンサル?とは?を考えています。
住宅業界は特に、お客様ファーストは徹底していて、お客様が第一。人様の家を扱わせて頂くことは 大切なお客様の財産、資産を取り扱うのですから当たり前と言えば当たり前ですね。
もし、仮に自分の資産を他人が本人の意向や本意を無視して、作り上げたら…勿論、納得出来ませんね。先日、ある方とお話をする機会がありました。(この業界に精通する方)ICがお客様の意向を汲み取りきれず、結果的に満足できるものになっていない、ICにデザインをごり押しされて意見が言えなくなった、話をちゃんと聞いてもらえず不満が残ったとの意見は意外に多いとのことです。結局はICが会社の信頼を落とす結果になる。怖い話ですね。
そして、インテリアコーディネーターは『作品を作る人ではない』とはっきりと。そういう人はインテリアコーディネーターを辞めたほうがいいとのこと。
もっともなお話だと思いました。私は、ハウスメーカーで家を建てたオーナー様のリフォーム担当をしていた時代があり、「新築時に設計やコーディネーターに言い切られて、意見が言えなくなり従ってしまったが、住んでみてやはり全く納得出来ず。10年以上、毎日不満に思って暮らしています。」などと言う話は、リアルに多くあがって来ていました。
毎日、ずっと不満.…生活の場所なのでそうなるわけですが、これは大変に厳しい状況です。作る方は、一時的な事。提案が終れば基本、その案件を考えることはないですが、お客様はその後の毎日、暮らし続け、考え続けるのです。この事をしっかりと分かって肝に命じて欲しいのです。直接、そうういうお客様の生の声を聞けた事は、今、私にとって、とても貴重な重要な財産です。
一歩間違えると人の暮らし方を歪めてしまう。ですから、人の資産、財産である家というものを、インテリアコーディネーターは自分の作品としてみて仕事をしてはいけないのです。
私が通っていたインテリアの学校では、その事を一番初めに教えていました。『はじめに暮らしありき』。お客様の暮らしのデザインをする=お客様(クライアント)側の立ち位置でする仕事。この事を忘れて、自分自身を売り込むのは、見当違い、本気で注意力するべきは暮らしをデザインすること。そう習ってますね。インテリアスクールに入って一番最初に聞いたお話です。間違っても勘違いしないようにして下さいとしっかり言われております。うん10年前のお話です(笑)
雛鳥が最初に合った動物?を親と思うように、まっさらな頭にしっかりインプットされており、お客様に、私は、私はこうですがみたいなことを全面に出して主張したことは間違ってもないですね。言葉以外の思い=お客様の本位を汲み取る。これがインテリアコーディネーターお仕事です。
もし、仕事に取り組む姿勢が自分本位であれば意味ないですね、、
『誰がそこに暮らすのか?』ということ忘れてはだめです。
デザインだけが暮らしか??それも違う。インテリアデザイン=暮らし設計=暮らしデザイン=機能性、人間工学、五感に関わる人間心理=空間が人に及ぼす何かしらの影響。全てをトータルに考えなくては勿論、意味ないですし、全くの片手落ちです。
インテリアデザインと設計は切り離して考えることは出来ません。また、今後、絶え間なく続くお客様の明日を、小中学生のような語り口で進めていては、、??と。だとしたら??
まず、企業ではあり得ません。物笑い種になるくらいです。そんな人はいないと思いますが。いないことを願いたい.…
冗談はさておき、そのくらい、お客様の財産、資産はどう転んでも真摯なマインドで向き合うべきものということですね。
仕事柄、職業柄という言葉がありますが、どういう姿勢で取り組むべき職種かは、自ずときっちり別れます。その職種のあるべき姿を他の職種と混同していたら、最終的には、間違いなくその職種のイメージダウンにつながる。軽くしてしまうのではないでしょうか??
インテリアコーディネーターとは。
真摯にお客様=他人の財産、資産のお取り扱いを、させて頂き暮らしをデザイン、設計しお客様に心から満足して頂く仕事をする人。という結論のようです。
私が思いずっと気に掛かっていたことを、ズバリいってもらってなんだかホッとしたというのが正直な感想でした。その方の熱量を少し頂きました。


テレンスコンランも、インテリアデザインは作品を作ることではないと言っています。
そう言えば、深沢直人さんも、デザインとは自己主張ではないはっきり言ってますね。
デザインと自己主張がとっちが上かって話だと思いますが、デザインより上ならやはり本末転倒ですね。
一生懸命に自己主張するのは子供だけです。大人は大人らしく、他者の思いをしっかり汲み取れるインテリアデザインする、品位をもったICでいたいですよね。
自己の利益追求?のための仕事?
住宅設計は人をしあわせにする仕事です。
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