信じるのか信じられないのか

2014-04-02 20:40:00 | 空見屋のスマホで絶句
人は簡単に信じられるものではない、と常より肝に銘じている。口当りの良いことを言ってはいても、万一都合が悪くなれば、掌を見事に返して裏切るのが人間というもの。だから、悲しいことだが信じなければ裏切られることもない、と。 作家の吉田修一さんという人は静かに燃える人である、と以前から作品を読んで思っていた。 最新作『怒り』では、「人を信じる」ことについて深く考察している。じつは本はまだ読んでいな . . . 本文を読む
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