この雨を「穀雨」と言うそうですが、桜の後の「若葉冷え」のようでもあります。灯油ストーブを点けたり消したり、忙しい日(笑)
さて、「なんだまた俳句かよ!」とお叱りを受けそうですが、これにてひとまず終了です。
俳句は季節(季語)を詠むものである・・その通りだが、けっこう難しい。以下のような句はよく見かける。
冬木立肩すり寄せて聳(そび)えけり 受講生B
加藤静夫氏によれば、「擬人化もさる . . . 本文を読む
俳句は「素材」がとびきり良ければ、素晴らしい句になる可能性がある。しかし、素材への固定観念に縛られていると、月並に陥ってしまうことも。
俳人・加藤静夫氏のカルチャー教室で提出された↓受講生(60代初心者)の句を例題にいただく。
苔むして傾(かし)ぐ野仏ちちろ鳴く
この手の「わびさび」句、本人は案外気に入ってスラスラと作りがちであるし、私も初めの頃には似た感じの作句あり。一見して特に悪くもな . . . 本文を読む