数年前にも一度書いたが 再びの苦情です
短詩型の人にはさすがに見ないが…「良く」の乱使用例が多すぎる たぶん「よくわからない」とキーを打つと 最初に「良く」と出るのかも知れず そのまま使っているのだろうと思われる これはまったく「能く」はなく見苦しい とっさに使用判断に迷うときは平仮名にするのが無難だろう
小説家の町田康が わかれるを「訣れる」と書くらしいので 検証してみた
町田康・作「全滅の根」 2020年10月号「小説宝石」
町田康・作「踊り警察」 2023年2月号「文學界」
宮沢賢治の「永訣の朝」から来ていると思われるが 普通に駅前で誰かと別れる も訣(わか)れる と使い 解らない も訣(わか)らないと使っている おそらく個人的な漢字への拘りなのだろう〰️ワタシにはヨクワカラナイが👾
反面 しかし 独自に 苦心惨憺の末に出来たフレーズというのもある
上五の名詞だけ違い 中七下五の 秀逸で独特なフレーズが同じ という俳句を見て仰天したことがある
元の句群は大きな賞を獲得していたので 当時大抵の俳人は目にしたのではないかと思う
その上五が違うだけなのだが…後から出てきたそれをどう解釈すべきなのか…未だに私は解らないでいる
また 虚心坦懐に見れば 後から出た句の方がよいのである マァこんなことも俳句ならではの あるあるなのだろうか❔🦉