俳句の時間割~季語の勉強③

2014-04-06 19:20:00 | 空見屋のスマホで絶句

今夜はわりと近場にある学校の、有名なる枝垂れ桜、午後8時までライトアップされるそうなんですが、この風と寒さではねぇ・・手に入れたフキノトウを天ぷらにして缶ビールも飲んじゃったし~やめときましょう(笑)





☆2013年11月 季語と好きな俳句



(一句一遊より)  初時雨  山頭火の托鉢三昧初時雨 大阪野旅人

                その昔旅は死に似て初時雨 やのたかこ

           鷹渡る  鷹渡る轟(ごう)ともの言う桜島 ポメロ親父

                鷹渡る金色の目に百の島 ターナー島

            烏瓜  かと言って住むことはなき故郷に烏瓜 日暮屋

                 烏瓜眠らぬ子ども脅す唄 あねご

           冬北斗  冬北斗活断層は海にいる どうだ


   蒸饅頭(むしまんじゅう) 広州の喧騒の朝蒸饅頭(むしまんとう) とうへい



(俳句ポストより)   鵙  鵙の空きっちりたたむ鯨幕 たま

                ヒッチコックヒッチコックと鵙笑う 花屋

            鵯  北京語のざわめく路地や鵯の鳴く 理酔

          初時雨  初時雨匂天神町上ル ぐわ

                縫ひて絞り縫ひて絞りて初時雨 七草

           枯葎  あの先が事件の家よ枯葎 軌一

         蓮根掘る  蓮掘ればぐいと河童が引き戻す 三重丸

               畦に鍬刺して上がりぬ蓮根掘り 杉本とらを

               折れ口のひやりと白き蓮根掘る カリメロ
 


      


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3 コメント

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ああ、わかる… (ディック)
2014-04-07 18:25:22
広州の喧騒の朝蒸饅頭
 ↑
これが意外とピンときます。
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Unknown (空見)
2014-04-07 19:46:58
☆ディックさんこんばんは~
わ~広州ですからね、むしまんじゅうじゃなくてむしまんとう、ふ~んイメージ出ますよねぇ。
>初時雨匂天神町上ル ぐわ
もいい感じなんですよ↑京都に「匂天神町(においてんじんちょう)」というのがあるらしいです、全国的に地理の勉強になります~^^;




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Unknown (ディック)
2014-04-07 19:59:44
饅頭を「まんとう」と読むのは、北方謙三さんの「水滸伝」や「楊令伝」で、当たり前のように馴染んでおります。
まあ、だからこそ、ピンときた、のかも知れません。
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