この雨を「穀雨」と言うそうですが、桜の後の「若葉冷え」のようでもあります。灯油ストーブを点けたり消したり、忙しい日(笑)
さて、「なんだまた俳句かよ!」とお叱りを受けそうですが、これにてひとまず終了です。
俳句は季節(季語)を詠むものである・・その通りだが、けっこう難しい。以下のような句はよく見かける。
冬木立肩すり寄せて聳(そび)えけり 受講生B
加藤静夫氏によれば、「擬人化もさることながら、その季語に本来含まれている意味をそのまま解説しただけの句」、と手厳しい。俳句の良し悪しは素材にあらず、見方と切り口次第、と仰る。
私の過去の句で↓似たようなのがあった。誰もが陥りがちな固定観念なので、今後は充分に気をつけたい。
冬の川細き静脈吾(あ)にもあり 青萄
