俳句は「素材」がとびきり良ければ、素晴らしい句になる可能性がある。しかし、素材への固定観念に縛られていると、月並に陥ってしまうことも。
俳人・加藤静夫氏のカルチャー教室で提出された↓受講生(60代初心者)の句を例題にいただく。
苔むして傾(かし)ぐ野仏ちちろ鳴く
この手の「わびさび」句、本人は案外気に入ってスラスラと作りがちであるし、私も初めの頃には似た感じの作句あり。一見して特に悪くもないように思うのだが、加藤氏によれば一刀両断、「古臭い、黴臭い句」、と。
なるほどね~(;^_^A アセアセ・・
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