皆さまこんばんは、お元気ですね？
私は心配事もあるせいか気分がどうしても沈んでしまい、ついに！柴田トヨさんの詩に↓癒しを求めました^^;
なお今日の写真は蕎麦畑と立派に稔った稲です。午後６時ですから暗い画像になっていますね、ご容赦を。
さびしくなったら
さびしくなった時
戸の隙間から 入る陽射しを
手にすくって 何度も顔に あててみるの
そのぬくもりは 母のぬくもり
おっかさん がんばるからね
呟きながら 私は立ちあがる
倅（せがれ）に Ⅰ
何か つれえことがあったら
母ちゃんを 思い出せ
誰かに あたっちゃあ だめだ
あとで 自分が 嫌になる
ほら 見てみなせ 窓辺に
陽がさしてきたよ
鳥が 啼いてるよ
元気だせ 元気だせ
鳥が 啼いてるよ
聞こえるか 健一
倅に Ⅱ
かあちゃんが 惚けることなど 心配すんな
今日は日曜日だろ？
あんたは 健一
やさしくて短気な たった一人の倅
なんでも まだまだ わかっているよ
さあさあ行った行った
自分の仕事を しておくれ
以上は↑９２歳から詩作を始めたという柴田さんの詩集『くじけないで』より抜粋。１９１１年生まれの１００歳。栃木市で生まれ、現在は宇都宮市にお住まいだそうです。
この温かい詩に力を分けてもらっている、というか縋っている、心弱く情けない私。自分はほとんど無欲と思っていましたが、本当はすごく強欲な人間なのかもしれません。「老い」について謙虚に考える今日この頃でございました。
住宅地にも蕎麦は花盛り、お米も安全性が確認されたようで、これから稲刈りも本格的に忙しくなることと思います♪
トータル
今夜も月が綺麗です。
柴田トヨさんの詩、私も図書館で借りて読みました。
なかなかいい詩集だとは思いますが、息子さん、お母さんが急に有名人になってしまって、
しかも自分が題材に登場して、少し重荷じゃないかな～、とも思いました。
蕎麦の花、写真でしか見たことないですがきれいですね。
柴田トヨさんの詩に元気がもらえました。
…と、一旦は言えるだけでもすごい。ぼくは自分はとても欲の深い男だと思っています。他人から見ると、酒も飲まなければとくに金を使って遊ぶでもないから、そうは見えないらしいですが…。
蕎麦の花は一昨年に少し撮ったものがあります↓
http://blog.goo.ne.jp/decollo07/e/66e92fcd4dc5ac0ce42e689fc568143b
トヨさんのご子息の健一さん。この方がお母さんの詩の最大の理解者で、新聞投稿を勧めたのだとか。
今は生活全般も、また詩についても、健一さんがお母さんをサポートし協力されているようです。
あたりが暗くなったので写真は不出来ですが、一応の証拠写真です（笑）
私は元々「詩」というのはあまり好みませんが、優しい言葉分りやすい言葉の詩がとても良いですね。
欲が深い、といってもブランド物を買いあさるとか、海外旅行しまくるとか、高いレストランに行くとか、そういうことではないんです。
「自分の楽しみのために時間を使う」・・きっとこれが一番贅沢なのかもしれません。
しかし他人のためにも何かする、これがバランスでしょう？
私にはこれが不足しているから、体調がすぐれないのかもしれません。お金の問題、時間の問題ではないと思われます。
今まで通りで良いんじゃないですか？
それが空見さんでしょうから。
急に変わると大雨に成ります。
それだけは止しましょう。大(笑)
蕎麦の花と黄金色に染まった稲穂が綺麗ですね。
蕎麦を食べて細く長く、うどんを食べて太く短く二つに一つの選択肢どれを選ぶかは空見さん次第ですね。
またお身体の具合が良くないのですか？
私も次から次へと調子が悪くなるから空見さんの気持ちが分かります。
柴田トヨさんの詩いいですね。
ペン習字の作品展に出すのに先生が幾つかの
詩を抜粋してくださいました。
それで知りました。
「くじけないで」から二点ほど練習しました。
しかし出品するのは星野富広さんの「風の旅らん」から出す事にしました。
空見さんの気持ちが柴田トヨさんの詩に救われますように祈っています。
問題は根深く、ココロと言うより人格的欠陥の問題かもしれませんね^^;
まぁそういう悩みがない人はすごく幸せなんだと思いますよ。
太く短くも細く長くも、その時々に両方ありでしょうか。ブログで弱音を吐いたので、何だかラクになりました（笑）