
明日3日は、早いものでもう「節分」ですね。春立つ日、4日「立春」の前日という事になっていますが、うーーんっと昔には、1年に4回あったそうですよ。
<節分>・・季節の分け目というのですから、春夏秋冬で4回あると・・なるほどです。
現在では立春の前の日だけが<節分>で、旧正月のしきたり行事として残ったというわけです。家の入り口にはヒイラギの葉っぱを挿したり、イワシの頭を刺し込んだりするのは、元々旧正月に行われていたしきたりだそうです。
今日もスーパーの魚売り場では、イワシの丸干しが大・中・小と選り取り見取りで、賑やかに売られていました。一瞬買おうかとも思ったのですが、あまりに強烈に魚臭くてパスしました(笑)
年男が煎った大豆を、「福は内~鬼は外~」と大声を張り上げてまくのが<ついな>、別名<鬼やらい>とか。要するに豆まきですが^^ そして家の外に向かってまくのが<鬼打ち豆>というそうです。これも元は大晦日に行われたようでございます(たぶん鎌倉時代の終わり頃あたりとか?)
節分は鬼にとっては歓迎したくないでしょうが、人間にとっては、まだまだ雪景色のところもありますけれども、暦上は冬に別れを告げる時ですからね。気持ちも少し弾んで、明るくなってきます。
歌舞伎の『三人吉三』の「お嬢吉三」では、節分の夜の有名な台詞↓があります。テンポがよく素晴らしいものです。
月も朧に白魚の、篝(かがり)も霞む春の空、つめてえ風もほろ酔ひに、心持よくうかうかと、浮かれ烏(がらす)のただ一羽、塒(ねぐら)へけえる川端で、棹の雫か濡れ手で粟、思いがけなく手に入る百両。<おん厄払ひませう、厄落とし。。>ほんに今夜は節分か、西の海より川の中、落ちた夜鷹は厄落とし、豆沢山で一文の、銭と違って金包み、こいつあ春から~縁起がいいわえ。。
節分は冬の最後の日。立春から(暦の上では)春となりますから、「こいつあ春から~」の台詞は、気持ちの上で春を先取りしているのでしょうね。
豆まきの後に残った豆を、齢の数だけ食べますと、またまたその一年を無病息災でいけるとやら。。(笑)
三つ子さへかりりかりりや年の豆 一茶
立春の次には、二月になって初めての午の日がきて、年に一度の「初午(はつうま)」です。今月は6日になりますか。いったい今度は何かというと、お稲荷さんですね。
お稲荷さんを祀ってある祠の前に、景気のいい正一位稲荷大明神の幟を立てて、赤い鳥居をくぐり、お赤飯や油揚げお煮しめなどを供えます。子どもたちは太鼓を打ち鳴らしながら、大昔は賑やかに遊んでいた。。といいます。
初午は寺入りと言って、寺子屋の入学式の日でもあったのだそうです。なので初午の日は、路地裏の隅っこにあるお稲荷さんの祠も、正一位さまがおいでになるというので、子どもたちにとっても格別嬉しい日だったのだとか。
。。いずれも今は昔のお話でした。ちなみに大田原と日光では3日が「節分祭」、7日に「今市宿七福神めぐり」という行事があります。はてさて賑わいはどうでしょうか。
※追記→ 「鬼は外~!」の鬼ですが、絵本などを見ると必ずトラ柄のパンツを穿いています。角もありますね。なんでかな~?^^
パンツは<鬼門>に関係あり!鬼門は鬼の出入りする方角で「北東」にあり、この方角は十二支に当てはめると「丑」と「寅」なのです。そのため古くから、鬼は「牛(丑)」の角を生やして、「虎(寅)」のパンツを身につけているもの、とされたのですって~ ^0^>
「鬼は外、福は内」といいますね。
こちらは「鬼は外、福は内、恵比寿大国目を開けろ」といいます。
今日は節分会に行ってみようかな・・・
浅間の鬼が来ないように
日もだいぶ長くなってきたようです。
寒い冬があるから、春の「あり難さ」が感じられます。
昔は盛大に豆まきをやりました。
子供達が喜んで家の中の豆を拾って食べました。
もう子供達も巣立ってしまって家にいません。
「鬼は外!」はしますが、「福は内!」は控えます。
あとで掃除がたいへんです。(笑)
昨夜ブログ投稿してからPCがネットに繋がらなくなりまして、ネット生活も最早これまでかな~?と思っていました。止めろと言う天の声かと
今、外出から戻りまして試しに起動しましたら何とか。。(;^_^A アセアセ・・
立夏は5月5日ですが、その前にあるのは八十八夜ですね。節分には「怠け者の節季働き」とあいなり(='m')ウフ
>鬼は外、福は内、恵比寿大国目を開けろ~
面白い文言をありがとうございます。恵比寿さんも関係者なのでしょうか♪あれから浅間の鬼も落ち着いたようで、良かったです
豆まき、実はうちも最近スルーです^^子供たちが小さい時はやっていましたが、今はね・・
本来は枡に残った豆を食べるようです。子供の時から、撒いたのを拾って食べるのだと教えられてきました。汚いからイヤだなぁ~と思っていたのですが、やはり。。( ´艸`)
時々サーバーが不機嫌になって、ネットに繋がらなくなります。しばらく私が音沙汰のない時は大方そういうことですので、心配なさらないでくださいませ。って、誰も気にしてないって?
娯楽が少なかったですから。
父が部屋の電気を消して、豆と小銭をまきます。
子供と住み込みのお弟子さん(家業は散髪屋)は
競い合って拾ってました。
懐かしいです。
お父さんが豆と小銭を?お父さんも皆が喜ぶから、気分良く撒いていたのではないでしょうか(笑)
豆まきに使う豆は炒るんですよね。生の豆では、拾い忘れた物から芽が出たりすると、縁起が悪いんですって!
「いる」は「鬼を射る」に通じて、それを人間が食べることによって、鬼を退治できると。。いろいろ考えるものです~♪
豆まきは、人が大勢で賑やかなのが楽しかったですね
なあるほど。
毎度、勉強させていただいております。
今日仕入れた豆知識、もう出番がないと思ったので、一応付け足しておきました(笑)ホント、昔の人もいろいろ考えるものですね~感心感心(←あくまで他人事^^)では、良い子は早めにお休みなさいませ~
節分の豆まき位は知ってたけど、鰯の頭とか、柊とか、見たことも聞いたこともなかったわいなぁ!
こちらに来ると、知らないことがいっぱい判って、得した感じです。
雲もい~い感じに撮れてますね♪
鬼のパンツの謎も解けて、、うほほ♪
thank you!
物知りじゃなくて、ただの知ったかぶりなんですけど~ε=( ̄。 ̄;)ホッ!
柊は、日本のは白い小花がたくさん咲いて実は赤黒いの。(クリスマスなどの定番?)赤い実の付くのは、セイヨウヒイラギで葉が互性です。間違いやすいでしょ、私も最近知ったのよ~(;゜)ウッ!