今回は「地」に残れませんでした、俳句ポスト/兼題「桐一葉」(8/22発表)
柵のカラカラ鳴りぬ桐一葉 青萄 (夏井いつき選 人)
桐一葉ここも限界集落か 青萄 (夏井いつき選 並)
日光植物園に行ってみました。やっぱりレンゲショウマが気になって?(汗)今年の極端な猛暑のせいか、非常に花が少なく、花も葉もカラカラ乾きかわいそうな状態ですが、まぁ一応見ることはできました。



俳句は17音と短いため、二句一章の取り合わせにすれば、たまにまぐれで当たることもありましょう。このへん夏井先生の選句はたいへん好意的で、作者が意図していなかった部分までも深く読みこんでくださいます。初めて俳句を作った、と言う人も多く参加していますから、まずほめてやるきを出させて作らせるテクニック?
おそらく、夏井いつきでなければ採らないだろう俳句もあると思います。しかし、俳句の裾野を広げていくという命題がありますれば、少々の破調には目をつぶり、それよりも発想の豊かさや面白さを優先します。夏井いつきがもっとも嫌うのは類想類句、ならびに常套句です。まぁ、ここでそんな分析なぞしても1ポイントももらえませんがね(笑)