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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

万延元年のフットボール - 大江健三郎 (講談社文芸文庫)

2024-04-30 06:31:37 | 読書メモ
還暦過ぎてから読んでいる大江健三郎ですが、もっと若い時に読んでおきたい作家でした。今回は長編です。万延元年のフットボール。大江作品は、題名から内容が想像し難いものが多いのですが、この作品も例に漏れず、赤き血のイレブンのようなストーリーを期待すると裏切られます。というか、フットボールの話はほとんで出てこないし^^; 友人が顔を朱色に塗って裸体の肛門に胡瓜を突っ込んで縊死する、というショッキング . . . 本文を読む
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