デビッドクロスがスティックメンと一緒に来日する、という情報を針生さんからゲット。
これは観てみたいとこだな、、、、と思いつつひと月くらい経ち、行ける目処が立ったところでチケット予約!
六本木の東京ミッドタウン、初めていきます、右も左もわからぬおのぼりさん状態。
ライブ会場のビルボード東京に着きましたよ。
さて、今回のお目当ては、実はスティックメンよりもデビッド・クロスさん。
スティックメンの3人は前にクリムゾンプロジェクトで観ているというのもありますし、何故に今、デビッド・クロスとスティックメンのコラボなんだろう?という興味もありました。
普段から洋楽情報を積極的に収集しているわけではないので、なんかイベントがあるとあれこれ調べたりするわけですが、デビッド・クロスは4月にロバート・フリップとのコラボで新譜、スターレス&スターライトを発売するなど、元気に活動しているのですね。
USAでオーバーダビングくらった確執などないのだろうか?とは余計な心配?^^;
そんなこんなことを考えていると、チェックインも完了。
今回はカジュアルシートが買えなかったので、自由席ですよ。
上のロゴは、こちらのサイトにあったのですが、オフィシャルではないのかな?
順番がきて、席に案内してもらいます。前の席が空いているというのでそちらを希望。
いやー、最前列じゃないですか。
マーカス・ロイターさんのU8タッチギターとノートパソコンが目の前にありますよ。
開演まで時間があるので、黒ビールをいただきます。
ステージの向こうはガラス張りで外の風景が見られます。お洒落なステージですね。
ドラムセットもすぐ近くですよ、マステロットさん叩くの強烈だから、こりゃ体に響きそう。
キーボードが背中合わせで2鍵並べてあります、ひとつはデビッド・クロスさん用で、もうひとつはマーカス・ロイターさん用。
トイレにいって戻ると、デビッド・クロスさんが音あわせしてました。わくわく。
辺りを夕闇が覆い始めるとステージ開演が近いです。
この頃、針生さんも到着し、カジュアルエリアへ。
ビールもなくなったので、もう一杯もらおうかな、とオリジナルカクテルのハミングバード。
キウィリキュールを使ったグリーンなカクテルです。
が、演奏が始まるとこれを飲むのも忘れてしまうくらいの緊張感、最後までカクテルは残ってました^^;
演奏が始まったので、ここからは写真ナッシング。あと、敬称略
照明が暗くなり、マーカス・ロイターがまずは一人だけ入場。
パソコンを調整しながらタッチギターでアンビエントな曲が流れます。
ここらへんはクリムゾンプロジェクトのオープニングと似てますね。
次にデビッド・クロス入場。エレキバイオリンです。
3番目はトニー・レビィン、チャップマンスティック。
最後にシンバル(?)を持ってパット・マステロット入場、これで4人が揃います。
意外だったのが、しょっぱなからデビッド・クロスが演奏に入ってたこと。
スペシャルゲストってことだから、てっきり途中で出てきて、クリムゾンナンバーを2,3曲やっておしまい、というパターンかなと思ってたのですが大外れ。
思いっきりスティックメンの面子になってます^^;
外れて休んでいたのはCuspの一曲だけですよ。Hide the tree でもバイオリンで入ってた、びっくり。
トニー・レビィンはまるでデビッド・クロスに合わせるように弓でスティックを弾いてるし。
デビッド・クロスはエフェクターを駆使しながらバイオリンを指で弾いたり、弓で叩いたり。
驚くほど、音が若いです。
インプロビゼーションからCuspと複雑な曲が続いて、頭がけっこう疲れてきたところに、デビッド・クロスさんのトークタイム。
スターレス&スターライトの説明していると思うけど、ヒアリング力ないので全部わからん^^;
そして、Starless Starlight Loops.
あのStarlessのバイオリンパートが静かに流れて、しんみり~。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=groigOGcq2g
そして、この日のクライマックスへ。
Talking Drum ですよ。
いやはや、このバイオリンが凄かった、力強い、荒々しい、強烈、若々しい。
こんなバイオリン弾いたっけ?と家に戻ってから太陽と戦慄聴きなおしちゃましたが、当時よりもずっと若々しい演奏じゃないですか、デビッド・クロスさん。
ちょっと感動してしまい、目がうるうるしてきちゃいましたよ。
そして、そのままLarks' Tongues in Aspic part2 へ。
嵐のようなバイオリンは収まりません。
トニー・レヴィンの重厚なベースラインもパット・マステロットの激重バスドラもマーカス・ロイターのストロークプレイも、デビッド・クロスのエレキバイオリンの前に霞んでいました、というのは言い過ぎですが、そんくらい私には衝撃的でした。
興奮のピークで、ステージ終了。
2部制なので、アンコールは無しでお開きに。
いやぁ~、来てよかった。
※セットリストは順番に自信ないので^^;、後で調べてアップします^^;
トニー・レヴィンの来日インタビューはこちら→http://www.billboard-japan.com/special/detail/1202
* * *
しかし、クリムゾンメンバーが元気です。
スティックメンと同行しつつ、ロバートフリップとの新譜を出すデビッド・クロス。
キース・ティペットもこないだソフトマシーンレガシーと来日。
また、メル・コリンズは7月にアルティエメスティエリと来日、さらに9月にはクリムゾンで欧州ツアー。
このクリムゾンのツアーもロバートフリップ、メルコリンズ、トニーレヴィンなどの顔ぶれが面白い、日本にも来てほしい。
ホント還暦過ぎたミュージシャンは元気です、私もまだ老け込まないようにせんと。
[ビルボードライブ東京]
東京都港区赤坂9丁目7番4号 東京ミッドタウン ガーデンテラス4F
http://www.billboard-live.com/
フリオ・キリコと言う人がうるさいです!
キリコさんとスタローンさんの違いがよくわかんないです。
ラストナンバーでのデビッド・クロスのプレイは凄かったですね!いただいたアルティの音源を聴いていたら、これをメル・コリンズで!と興味わいてきましたよ。
メル・コリンズとアルティって不思議な因縁のようで実は相性すごく良いんじゃないかと思うようになりました。
フリオ・キリコがアルティの前にいたバンド、The TRIP にリッチー・ブラックモアもいたことがあったと今日知って、世間の狭さを感じる今日この頃です^^;