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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

びっくり湾奥、タチウオ大集合

2020-01-17 11:56:05 | 釣りレポ 2020

昨今のタチウオにはびっくりさせられることばかりで、シーパラ前の超浅場で食ったり、米軍の軍港で食ったり、従来とはぜんぜん違う出現シーンが続いています。

そしてなんと、今回は東京湾のまん中、いや横浜や川崎の沖なのでむしろ湾奥と言った方がいいでしょうか、そんな場所で食ってますよ。

先にポイントの写真をお見せすると、いま食ってるのはこんな場所。ベイブリッジやつばさ橋の沖合。
それも1月の低水温期だというのに、35mの浅場。

朝はまだ真っ暗な時期です。これから徐々に日の出が早くなってきます、早く春がこないかな。

第2三喜丸には今回が初めて乗ります。

ここは盛期の観音崎沖か?と思うほどの大船団。しかしここは横浜沖。
八景はじめ横浜、川崎の船はもちろん、北は浦安、南は久里浜、東は富津、と東京湾のタチウオ船だよ全員集合状態。

そして釣れてくるタチウオがでかいんですよ。いわゆるF5(Five Finger)サイズが相当まじり、F3は皆無。F4-F4.5がレギュラー。

朝から反応てんこ盛りで、バリバリ当たってきます。

オモリ60号指定だったので、最初は海攻タチウオ240とプレイズ1000で釣っていたのですが、魚が想定外にでかいので、25Lクーラーがどんどん埋まってきます。
このペースで釣ってると、すぐにクーラーがオーバーフローしてしまう、ピンチ!^^;

本日のおやつ。名前どう読むかよくわからん鬼ぎり。

空いていたので、「40号でライトタックルにしていいすか?」と許可をもらって、舷天Light-SP MADAI210にカルカッタ400Fの組み合わせで引きを楽しみましょう。

これがもう楽しいですよ、浅場の引きは強烈で、リール巻けなくなることもしばしば。
竿はひん曲がって「つ」の字、折れちゃうんじゃないかというくらい曲げられます。
船長が動画を撮っていたので、そちらをご覧になると雰囲気がわかるかと思います(動画こちら)。

それでもクーラーに入らなくなって、船の大バケツに水汲んでその中にタチウオを泳がせておいて、船宿さんへ寄付させていただきました。
途中、潮止まりで食いが大人しくなったけど、上げ潮でまた食いだして、朝は横浜~鶴見沖、後半は川崎沖へと小移動。食いっぷりはどこも変わらず、そしてみなさんクーラー一杯、13時に早上がり。

このサイズだといつも持ってく25Lクーラーでは小さすぎ^^;
魚を曲げてパズルのように収納して、氷水でしっかり冷します。

この日の攻略パターンはシンプルで、同じ棚で竿をしゃくって誘いを入れ続けるだけ。
アタリは全て食い上げなので、あたったらリールを巻きながらテンションをかけ続けて食い込みを待てばほぼ掛かります。テンション抜くと針飲み込まれて切られるのだけ注意すればオーケー。
反応は底から10mまで真っ赤なので、どこの棚でも食ってきましたが、大型が食うのは反応の一番上もしくはそれよりも高い棚というのも終始続いてました。

いやしかし、このタチウオ釣況、いつまで続くのでしょうか?
35mの浅場で、メータークラスがドッカンドッカン食ってくるのなんて初めてでしたよ。
釣り人みんなに一度体験してみて欲しい釣りでした。

[小柴港 三喜丸]
http://www.miki-maru.com/

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2 コメント

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Unknown (びしま)
2020-01-20 20:12:40
やっぱ・・・地球温暖化による環境変化でしょうか??
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びしまさんゑ (calm)
2020-01-20 22:32:25
おそらくそれもあると思います。昔を知る人たちは、口を揃えて「海が変わった」と言いますもの。
このタチウオの群れ、文中では書かなかったのですが、一時船橋沖で釣れてたこともあったようです。底曳きにもタチウオがどっさり入るとのこと。
アジも爆発的に増えたこともあり、タチウオの餌となる小魚も湾奥に増えたのではと思います。あと、東京湾内ではヒラメも明かに増えてます。
江戸前の海でマグロが跳ねる日も近い、というのもあながち冗談ではなくなりつつある気がします。
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