発売中のつり丸6月1日号には、この日取材の夜アナゴ記事が掲載されていますよ。
今年は当たり年、ということを強調した記事になっています。
けっこう自信をもって書いた記事ではあるけど、掲載時にちゃんと釣れているかは確かめナイト。
さらに同じ号では、いぬいさんの沖釣りぜみなーるで、初めての夜アナゴ、略して初夜あなご(ハート)、の記事もあります。
これがまた良くまとまっていてわかりやすいです、この号のつり丸を読めばアナゴ釣りはバッチリでしょう。
というわけで、浦安は吉久にアゲイン!
つり丸のアナゴ記事のせいで、押すな押すなの大人気になっているかと思って乗船すると、、、
ずがーん、、がらがら。
ダメじゃん!わしの記事^^;
まあ、金土日の夜アナゴ出船の宿は、日曜ナイトが一番人が少ないのですけどね。
吉久でも昨晩の土曜日はそこそこ人数が乗っていたとの話です。
まあ、まだつり丸が発売されたばかりなので、これからこれから!(ほんまか?^^;)
お客さんが少ないことはとりあえず忘れて^^;、今日はマジ釣りモードですから、二本竿でいきますよ。
昔は3本竿の超マジ釣りモードでやってたこともあったけど、年食うと真ん中の竿が億劫になるので、、、
リールはこないだ衝動買いしたばかりの、舷天SP66の右左コンビ。
前回は取材で釣り時間が半分くらいだったけど、今回はフルに釣りができるから2倍の24尾は釣れるかな。竿も2本使うから、さらに2倍の48尾くらい釣れちゃうかなー?わーい、と、釣らぬ穴子の皮算用をしながら支度をします。
前回は振り分け2本針を使ったけど、今回は硬派な正調小突きをするので男勝負の1本針仕掛けでいきます。
では、いってきまーす!
今日はお客さん少ないせいか、中乗りさんはナッシングで峯岸船長ひとりです。
ちょっと南風が残っているけど、いい感じの凪ですよ。
水深は15mくらい、2本竿での小突き開始です。
まずは小突きリズムをあれこれ変えて、アナゴさんの気にいるリズムを探します。
右手と左手で交互にリズムを取るのが基本ですが、右手で2拍小突く間に左は1拍とか、いりろリズムを変えます。
頭の中はキングクリムゾンのディシプリンが流れていますが、もちろんあんなテクニカルなことはできません。
と、様子を伺っているうちに、反対舷ではもう3本も釣ったと船長^^;
やばい、わしにはまだアタリも来てないよ。
シンプルなリズムに変えるとやっと穂先にモタレ。
すかさずバシコン合わせ!
なかなかの手ごたえで1本め。
これでノリノリで攻めたいところなんですが、この日は潮がちょい速くて小突きがやりにくい。
さらにアカクラゲが多くて、仕掛けに絡むと手返し悪いです。
前回に比べるとちょっと釣りにくいかな、という感じですが、やはり今年は魚は多い。
きちんと小突いてやると、アタリは出ます。
前半戦は好調です。前回の釣果にほどなく達しました。
記事のとおり、というか、予想通り、ひと潮たってかなりサイズアップしていますよ。
合わせたときに腕にかかる重みもマシマシになって快感。
さらにメソッコ級もそれなりに入るので、まだまだ続いていくと思います。
ただ、潮で道具が押されるときに出るアタリへの対応がこの日は未熟でした。
合わせが弱くて途中でばれたり、合わせの次の瞬間に抜けたりと、ミスもかなりありましたよ。この日の食いなら、ここまで20本は取らないとダメです、まだまだ精進しナイト。
そして後半は潮が弛んで小突きやすくはなったけど、アタリは遠くなってきます。
船下2本小突きから、1本置き竿、1本キャストという作戦も試してみるけど、さほど効果なし。
吉久は船上で捌いてくれます。左のビニールに入っているのが途中釣果。
けっきょく、終わってみれば、私の釣果は18本で、もう一人18本がいて、次が17本、そして3本という釣果でした。
バラシや合わせ損ねが多くて自分的には不満ではあったけど、まあ18本釣れば及第点ではあります。
キャビンで一眠りすると港です。
船宿さんも、船長さんも、朝早くから夜遅くまでたいへんなお仕事です。
首都高をさくっと走って帰宅。
つり丸にも書いたけど、吉久の船長は捌きがすごく丁寧なので、軽く塩水で洗うだけ。
たっぷりのアナゴに中骨もたっぷり。
記事の内容については、アナゴさんに裏切られることなく一安心(^^)
年々開始が早くなり、終了も早くなってしまっている夜アナゴですが、もともとは今の時期から6月の梅雨時がベストシーズンです。梅雨アナゴっていう言葉もあるくらい。
今年の魚影の濃さ、まだまだメソッコが多いことから、6月も大いに期待できそうです。
アナゴ釣りは食味の良さもさることながら、釣り自体がとても面白く、特に小突きマニアにとってはたまらんです^^;。6月はいろいろ予定があって忙しいのですが、時間作ってまた行きたいな。
大事なこと書き忘れてましたが、餌の付け方は合わせのタイミングと密接に関連していると思います。
わたしの場合、餌は団子状で、たらしはナッシングです。
キスやカレイのような餌を吸い込む魚ではないので、餌のつけ方の影響はより大きいと考えています。
アナゴシーズンも後半戦に入りますが、がんばりましょう^^、わたしもあと一度は行きたいなと思ってます。
とても参考になりますm(_ _)m
>このため大きなアタリを待つ(例えば魚がオモリとは逆方向を向いているとき等)のが、わかりやすく、一般的に言われるアナゴの釣り方です。
>しかしながら、この釣り方には、大きなアタリが出ないで終わるリスクを伴います。
まさに、待ちすぎて(アナゴに違和感もたれて?)大きな当たりにならずサヨウナラということが結構ありました・・・
「最初のアタリや違和感に対して即合わせ」は、結構勇気がいることですが、おっしゃるようにシロギスではそのような釣りが最もバラシも少なくて効率的ですよね。
シロギスでは「ブルブル~!」という明確なあたりがあったときはすでに「勝手に掛かってるか、さよならか」の2つに一つしかないですけど、アナゴの場合もそう考えると、明確なアタリがあったときはすでに針先が(貫通しているかは別として)アナゴの口に当たって、魚が暴れているということなのかもしれませんね。
今度アナゴ行くときは、いただいたアドバイスを実践してみたいと思います!
かみやさんでしたか、今船宿サイトの情報を読んでみたのですが、釣れ具合がかなり違いますね、20時以降に食ってたのは吉久とは逆でした。
合わせですが、私は基本的に即合わせです。魚が最初に餌を口に入れた時が合わせのベストタイミングで、それを逃すと合わせ損ねが増えていく(掛からないというわけでなく、掛かる確率が下がる)と考えています。
なぜならば、餌を口に入れた後に飲み込むまでの動作では、口を閉じていない場合もあり、その時に合わせると針がかりしないケースがあるためです。また、違和感を感じて魚が餌を吐き出すリスクも伴います。
小突き釣りの場合、最初に餌を口に入れたときのアタリが千差万別です。コッときたり、グッときたり、もたれたり、食い上げたり、さらに竿先に出ないで見逃しているアタリもあると思います。
とにかく違和感があればすぐに合わせる、これはカレイ釣りも一緒です。
慣れない人は、この最初のアタリが小さい場合、それを見逃しがちで、最初のアタリと思っているが実は最初のアタリではないケースが多いと思われます。
このため大きなアタリを待つ(例えば魚がオモリとは逆方向を向いているとき等)のが、わかりやすく、一般的に言われるアナゴの釣り方です。
しかしながら、この釣り方には、大きなアタリが出ないで終わるリスクを伴います。
シロギス釣りの上手な人なら、ブルブルッというアタリで合わせても掛かるときと掛からないときがあり、キスが餌を吸い込んだ最初のアタリで合わせるのが効率的なことはご存知かと思いますが、それと一緒です。
つり丸で解説されているのは、基本に則した釣り方なので、18本釣れる人なら、その応用から入れば良いと思います。
私もまだまだ修行中です。 50本も釣るような妖怪レベルの人は、小突きやアタリの取り方に尋常でないコダワリをもってます^^;。
私は今シーズンからアナゴを始めたところでして、偶然にも同日別船よりアナゴ釣りをしていたので、釣行記とても興味深く拝見しました。
>シンプルなリズムに変えるとやっと穂先にモタレ。
>すかさずバシコン合わせ!
よく聞くのが「アナゴはエサ取りが上手で、大きなアタリが出てから合わせる・・・」ということなのですが、アタリの出かたによってはモタレで合わせたりということもするんですね。この辺りはまったくもって経験値が物を言いそうです…
この釣りとても面白いので、いろいろ勉強中です。笑
つり丸6月1日号、買って熟読しようと思います(^^ゞ