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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

激流の三本松、カモシヒラマサ

2018-05-26 13:10:34 |  釣りレポ 2018

本日のミッションは外房トラディショナルなカモシ釣り!

昨年の同時期にもカモシミッションがありましたが、その日は絶好調。
なんと、10kgクラスヒラマサの三連発。
あのバース掛布岡田のバックスクリーン三連発と同じくらいの衝撃!

その時の記事がこちら。

今日もこんな釣りになるといいな、との思いで出船です。
去年の取材日の強力な面子もこの日は乗っているので釣り手に不足なし。

やってきたのは行川の作栄丸。
昨年秋のシマアジフィーバー以来です。

カモシ袋を使う独特の釣り、竿を振り上げてからストンと落とす動作を「かもす」と呼ぶことが名前の由来です。サンマミンチは集魚効果抜群、青物でも鯛でも寄りが良いです。

ストレガ231にトライトンレバードラグ20、道糸はナイロン24号、いつものタックルです。
もう何年この道具を使っているだろう^^;
マルイカやカワハギ釣りとは対照的に、時が経っても釣り方の変化はナッシング。道具の買い替えが不要なのもこの釣りのいいところです。

餌はサンマのぶつ切りが配られます。
そして、ヒラマサ狙いにはイカ餌が効果的。
この日はちょっとスペシャルな餌を使いました、それはつり丸の方で書きます。

さて、船はカモシ釣りの本命ポイント、御宿沖の三本松へ。
近隣のカモシ船も全員集合です。
潮が速いから、と150号オモリの指示、持ってない人は船長が貸してくれます。

そして、道具を下ろして山を見ていると、船が動く動く^^;
真潮がぶつかってるんですが、こりゃ半端じゃない潮ですよ、激流を通りこして超激流です。
あっという間に真潮根の沖を通過、このまま大原まで行くんじゃないか?^^;という勢い。
船長曰く、これまでの中で一番速い、とのこと。4ノットもありますよ(@_@)

そんなわけで、けっこう苦戦です。
それでもさすが常連さん、しっかりヒラマサを釣り上げてくれて写真撮りもなんとかなりました。

私も釣りたいなー、、と思っていると、竿先がズドン!

ヒラマサどーん!

スプリンター体形の5.4kg。

手鉤炸裂!

ヒラマサの顔を見られて、ホッとひといき。
ほか、船では4.2kgのマダイも上がって写真もOK、ミッションコンプリートです。

本日の模様は、つり丸7月1日号(6/15頃発売)でレポートします。
取材にご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
スプリンターヒラマサの疾走感を伝えられる記事にするよう頑張ります。

目方の割に長さがあるのがヒラマサの特徴。

お腹の中からでっぷりの真子が出てきました。
昨年までは5月のヒラマサには真子白子が大きくなかったですが、産卵の群れが入ってるのでしょうか。

そのせいか、刃を挟み付けるような身のしゃっきり感はなかったです。
ひと晩寝かせて、明日いただきます。

たっぷりカマもゲット。

[行川港 作栄丸]
http://www2.bii.ne.jp/~sakuei/

集合は港↓(船の位置は微妙に変わることがあります)

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