Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

おせちもいいけどカレーもね

2020-01-04 05:25:49 | 食べ物あれこれ

キャンディーズの呪縛、それはこのコマーシャル。

https://www.youtube.com/watch?v=NgENQfbI54Q

思春期の男の子がこんなコマーシャルを観てしまったら、「お正月=カレー」のステレオタイプが形成されてしまいます。あの頃キャンディーズは今風に言えば「神」だったので、私らの世代はお正月になると96%の人がカレーを食べています(当社調べ)。
そんなわけで、毎年今時期のブログネタはレトルトカレーなんですが、今年は気が向いたので、レトルトでなくてちゃんと作ってみました。

キャンディーズをリスペクトして、ここはハウス食品のカレーを選ぶべきところではあるのですが、あえてハウスは外して、選んだのはこちら。

オリエンタル食品、マースカレー!
昨年末に、業務スーパーで売ってるのを見つけて衝動買いしたもの。

発売は1962年というロングセラー。誰でも一度は食べたことがあると感じる懐かしい味のカレーです。
ちなみにマースカレーの意味は、長い間「火星のカレー」だと思いこんでいたのですが、チャツネに含まれるマンゴーのMと、リンゴ(アップル)のAと、干しぶどう(レーズン)のRと、スパイスのSから頭文字を取って”MARS”カレーとのことでした。

ちなみに、ハウスのククレカレーの名前は、調理不要の Cookless → クックレスを短縮してククレであることを知ったのも後年のこと。

オリエンタルといえば、レトルトカレーとして1969年に発売されたスナックカレーのコマーシャルがこれまた強烈で、いつまでも脳裏に焼き付いています。
こちらです↓

https://www.youtube.com/watch?v=OVJgKpxT-ls

「ハヤシもあるでよ」は幼心に忘れられないフレーズで、名古屋弁との初めての出会いでした。が、このCMの「オリエンタルクッキングハヤシ」は食べたことありません。現在では「ハヤシドビー」の製品が残っているようなので今度作ってみようかな。あと、マースカレーのレトルトもありますよ。

オリエンタルマースカレーは、ルウとチャツネが別になっています。
そしてルウは、ブロックタイプではなく、粉カレー。

チャツネを全部しぼり出すには鍋の中から吸水しろ、と親切丁寧な解説(^^)

こちら粉のルウとチャツネ。
チープな包装ですが、それがまたいいのです。

オリエンタル坊やを3枚集めて応募すると豪華プレゼント!
金のスプーン、欲しいなぁ、、、

肉と野菜をいためて、チャツネを入れたところ。

煮込んだ後にルウを入れたところ。
このまま弱火で煮込んで完成。

スミイカの刺身残りをソテーしてあしらえてみました。

古い味です。いつかどこかで食べたカレーライス。
遠藤賢治が食べたカレーライスも、ロバート・フリップが食べたカレーライスも、きっとこんな味だったのではないか?と思う懐かしの味。旨い。
ちなみに、肉にはやまゆりポークを使いました。やっぱ昔のカレーは豚だよね。

[株式会社オリエンタル]
愛知県稲沢市大矢町高松1-1
https://www.oriental-curry.co.jp/

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