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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

続々・カレイ天国、仙台湾

2014-08-15 12:14:41 | 釣りレポ 2014

一昨日昨日と亘理の拓洋丸で楽しい釣りをさせてもらいました。
したら次は、針生さんの取材にお付き合いしますよ。まがき港の第一海友丸でビシアジですね。東京湾ビシアジでならしたテクニックを披露しちゃおうかなー^^;、なんてことを考えていたところ、なんと海友丸は予約いっぱい、昨日まではガラガラだったのに^^;

針生さんはカメラもって撮影専門で単身乗り込みするとのことなので、じゃあわたしは別行動にしましょうか。
何にいこかなー、、、やっぱカレイでしょう^^; 仙台湾のカレイ釣りはいくらやっても飽きません。
行ったことのない港がいいな、と七々浜のやまさ丸に電話を入れました。
ここは根回り五目ではなく、大型漁礁近辺のマガレイ専門狙い。好調な時期には束釣りも出るような、マガレイが豊富な海域に船を向けます。
ただし、いま水温が高くなっているようで、マガレイは食い渋り気味。そんな釣況でもコツコツ小突きながらアタリをとって合わせる大型漁礁のマガレイ、仙台にきたら一度はやっていかないとね!

セブンビーチ、七々浜には初めてやってきました。
塩釜の向かいにあります、静かな港ですよ。

やまさ丸は2隻ありますが、でかい!19.999999999t の遊漁船最大級。
小網代のやまさ丸よりでかいです。

そのでかい船に、お客さんはオンリー5人^^;
やっぱり釣れていない時期のマガレイって人が少ないですね。

ロッドは幻舟カレイ180PTを使用。
仙台湾カレイに最適の超高感度ロッドで、小突いて小突いて小突き続ける中で出る微細で多彩なアタリを取って合わせるためにチューンされたスペシャルロッドですよ。気になるお値段は実売価格で16000円前後。
この竿を使うようになってから、カレイ釣りがぐんと面白くなりました。やっぱ道具って重要。

風光明媚な松島湾を眺めながら沖へと向かいます。
この日もどんより曇り空。雨予報だったけど、釣りしている時間は大丈夫でした。
しかし気温は23度、寒いです、長袖もってくればよかった。

ポイントまではかなり走ります。いつものマガレイポイントより遠いみたい。
東へ東へと走り、牡鹿半島の先の方へ。山立てすると、金華山に網地島が重なるあたりでしょうか。水深も50m程度と深場に落ちています。

釣り開始の合図で小突き始めます。
予想通り、アタリは遠いです。この釣り、小突きでカレイを寄せる釣りで、どれだけ早くアタリを出すかがポイント、しかしこの日はなかなかアタリがきません。たまにあたってもバレてしまいます。

周りではポツポツあがっているのに何でだろう?と思ったら、針がでかいですね^^;マコガレイ用の大きな針を使ってました。これだと小型マガレイはちょと厳しい。

お土産用に買っておいた船宿仕掛けを使います。
さっそく一枚あげたところで、根ガカリでロスト^^;、心が折れそう。

道具箱ひっかきまわしたら、丸せいご13号がありました。これで仕掛けを作って、釣り再開。やっとポツポツとあたるようになってきましたよ。

マガレイのサイズは大小交じり。
コツコツと小突いているときに、もたれが出たり、コツンときたり、ココッときたり、アタリの出方はいろいろ。アタリ即のバシコン合わせで針にかけます、これがこの釣りの面白さ。

バケツには上のようなかごが一緒に用意してあって、カレイを取り出すのが楽ちん。
こまめにクーラーに仕舞うのが重要です、他の魚と同様にカレイも鮮度が命ですから。

朝のうちは3本針の上針にばかり食ってきますが、これはいつものパターン。天秤の先にハリス8cmの1本針仕掛けでもいいんじゃないかと思うくらい^^;
しかし、日が高くなってくるとアタリの間隔が徐々に長くなってきます。
こうなると、中針に食ってくるカレイが増えました。
どうもカレイが積極的に小突きに反応しているという雰囲気ではなく、特定の場所に固まっていてそこに船が乗るとぱたぱたと食ってくるという感じ。カレイ自体の活性はそれほど悪くなく、針を飲み込むのもいれば、2つの針を食ってくるのもいます。

小突いて小突いて、小突きまくって数を伸ばしていく感じ。
たまにハナダイが掛かってきますが、今日はハナダイよりもカレイが欲しい日。

12時の沖上がりで、マガレイ31枚でフィニッシュ。
まあ、この状況で30枚釣れば及第点でしょう。マガレイ以外のカレイは混じらなかったです。

この3日間、ちょっとウネリはあったものの、凪で良い日に恵まれました。
これで2014夏の仙台釣行は終わりです。
いつもいつも楽しい釣りをさせてくれる、宮城の自然に感謝しつつ港へと戻りました。

やまさ丸は船宿があります。乗船名簿を書いて、餌や氷などを買ってから船に向かいます。
仕掛けなども揃っているので、初めて釣りをする人でも安心ですね、関東アングラーには馴染みやすい船宿だと思います。

[七々浜 やまさ丸]
http://www.yamasamaru.com/

最終日に釣ったマガレイはそのままクーラーに入れてお持ち帰り。
うちのおかずと実家に配ります。

この日釣ったマガレイの最大くんと最小くん。38cmと17cmで、倍以上の差がありました^^;

しかし!マガレイはこの小さい奴が美味しい。もう小さいマガレイばっかり釣れてもいいくらいなほど、小型マガレイが好きです。
釣るぶんには大きい方が楽しいですけどね^^;

鱗、えら、内臓をちゃっちゃと取ったマガレイはそのまま素揚げに。
片栗粉もつけないのは、大吉丸の船長に教わった北海道スタイル
生醤油をかけていただきます。
(片栗粉で揚げてポン酢で食べるのも美味しいですよ)

残すのは中骨だけ。
頭もひれも食べちゃいます、あぁ美味しかった(^^)


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