先日、白間津シマアジの原稿を夜遅くまで書いてて、翌朝起きて推敲して、昼になって入稿終了。さて、釣りの予定でも考えよう、飲みに行くのもいいなと、解放感マックス状態を迎え、とりあえず昼寝しよう!といい気分で寝てたところ、着信音で起こされたのは大パイセンから。
「釣りいこーぜ!」と、まるで入稿をチェックしているようなタイミング^^; 何にいくんすか?と聞くと、この時期だとマダイに決まってるだろー、とのことで、マダイ釣りが決定!
のんびり釣れる場所がいいね、と選んだのは久里浜大浜港。
久しぶりの網屋丸です。
ちょっとでもいい席をとろう、と店が開く30分前に行ったのですが、すでにほとんどのみなさんが揃っていて、わしはほぼ最後^^;。マダイオヤジは昔も今もホント早起きですわ。
こうなると並んで座れただけで十分、空いていた右のミヨシから2番目と3番目に入りました。
横須賀火力発電所も完成が近づいたか、クレーンの数も減っていました。
ポイントは久里浜沖の55mライン。この時期にこの場所で釣るのは初めてですよ。
30年ほど前は、久里浜沖はマダイの越冬ポイントで、95mラインに越冬マダイが集結していた場所でした。地元の船はこぞって落ちダイを釣っていたものですが、温暖化の影響か、マダイはなかなか深場まで落ちないようになってきました。
タックルはこないだのシマアジで活躍できなかったショートブレード2000とアンバサダ7700CLに、もうひと頑張りしてもらいましょう。
網屋丸もコマセダイ船はコマセ2ブロックに付け餌、氷がついてます。3月15日に乗船料が値上げしたばかりですが、それでも10500円。
今日はのんびり釣るつもりなので、朝ビイル。
天気よくて凪もよくて、ビイルが旨い。
午前中は落と潮で、ミヨシ側は潮ヒップの不利な釣座にも関わらず、大パイセンは開始から好調に竿を曲げます。
アリゲーターロッドが綺麗な弧を描いてますよ。
ビューティフルマダイ。
釣れ上がるマダイは800g~1kgの食べ頃サイズばかり。500g級はほとんど混じりません、こりゃいいね。
私も好調に食わせます。ショートロッドを小気味よく絞り込んでくれるマダイの引きは楽しい楽しい。
手鉤炸裂!
この日は手鉤大活躍。
潮先になったのは左舷のトモで、この日は10枚の好釣果でしたが、大パイセンや私も健闘して午前の下げ潮で5枚と3枚の釣果。のんびり釣っててこれだけ上がれば上等です。
上げ潮が効いてきて、私の4枚めは当日最大の1.8kgの♀。大パイセンの魚も私の桶に入れてくれるので、もうクーラーが一杯ですよ。
昼過ぎに、私と大パイセンが「食った」とハモります^^;、同時に竿が入った。
小さいな、、いや結構引くな、、オマツリした?、、いいやそんな感触ないけど、、と二人で不思議な違和感を抱きつつ巻き上げると、、、
なんと、1.2kgのマダイが針を2本食ってました。
1本は口の脇に、1本は上顎にがっちりと針ガカリ。
これ、どっちが釣った魚になるの?
とりあえず0.5枚とカウントしておこう^^;
東京湾のりものシリーズ、戦艦。
東京湾のりものシリーズ2,チーバくん。
そんなこんなで、好調のうちに沖あがり。
マダイは大パイセン5.5枚、わたしは4.5枚、イサキ7尾にイナダ1尾で、クーラーほぼ一杯。いい釣りができました。本日の船宿釣果はこちら。
2隻が稼働中の網屋丸。コマセダイ船と潮まわりによってタイラバ船で出船。
1隻は桟橋から出ますが、もう1隻は昔ながらのスロープから乗り込む方式。
これ、出船のときにスロープを滑る感覚が独特で良いのですよね、オールドファンには懐かしい。
家に戻ってマダイをさばくと♀は真子がぱんぱんになってて、完全に乗っこみのマダイですね。東京湾のマダイといえば、なんといっても松輪瀬が第一に浮かぶポイントなんですが、久里浜沖にいまの時期にこんなに乗っこみの群れがいるとは、、やはり海の中は年々変化しているようです。
後半にイサキが食ってきて、おかずの種類が増えて嬉しいなと思ってたのですが、捌いてみてこのイサキはびっくり。腹の中にすごい脂肪が詰まってますよ。こりゃ極上イサキじゃないですか。3本針仕掛けに替えて、もったたくさん釣れば良かった^^;
イナダは冬場ほど脂が乗っていませんでした。1月のイナダはワラサよりも旨いですけど春になると脂抜けますね。
マダイとイサキの詰め合わせセットにして、大パイセンからプレゼントだよと、ニケに献上。
9周年キーホルダーもゲット!
ニケではしばらマダイ料理が楽しめますよ。
[久里浜港 網屋丸]
https://amiyamaru.com/
p.s. 昼が遅くなったので晩御飯抜いたけどそれでも食べ過ぎた。
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