
前編の続きです。
さて、ヤリイカの模様ですが、ここんとこ相模湾あんまりよくありません。
手練れ揃いの乗合船でも、トップでツ抜けしないことが珍しくありません。
「一人1杯、12人で12杯とれるといいね~」と話したところ、「厳しいんじゃないかなー」とピンクのお姉さん。毎週ヤリイカ釣りにいってるだけあって、冷静な分析です。
しかし、がんばりましたよ、子供たち(^^)。
朝のうちは乗らなくて、こりゃまいったなと思ってたんですが、みなさんめげずに頑張ってしゃくっています。
この船中第一号が上がったのが、10:48のこと。
群れも小さく反応も小さいけど、船長も頑張ってイカを追いかけます。
これを皮切りに、ぽつぽつ上がりはじめました。
「乗った!」とあげてみるもイカはいませんでした。
しかし、ツノには墨がべっとり、くやし~!
この女の子もしっかりチビヤリの乗りをキャッチしてました。
将来はスーパーピンクのお姉さんみたいなイカ釣り師になるかもね(^^)。
ヤリイカのサイズが小さいので、難しいです。それでもみんなしっかり釣ってくれました。
墨を恐れている表情^^;。だいじょぶ、ヤリイカは滅多に墨吐きません。
みてください、この美しい竿さばき!
ギュッとしゃくってピタリと止め、イカが抱きつく間をとっています。
竿先を見つめる目は真剣そのもの、竿の角度も満点ですよ。
この後、しっかりアタリをとってイカを掛けているからてえしたものです。
近くにすえじ丸もいました、そっちも頑張ってるかなー?
スーパーピンクのお姉さんも終始熱血指導。
さっき角に墨つけられたこの子なんて凄いですよ。
投入から巻き上げ、角の取り込み、セットまで全部ひとりでやっちゃいます。
小学3年生だったけ?将来とても楽しみです(^^)。
で、見事に一荷ですよ。
このときはほんと嬉しそうだったなー(^^)。
こちらも一荷。
トリプルはなかったけど、ダブルは5,6回ありました。
スーパーピンクのお姉さんの熱血指導の賜物(^^)
この子は、この後に一荷もやっちゃった。
お父さんも一荷、調子でてきましたよ(^^)。
スルメなんかも来ちゃったりして。
旨そうなイカですねー!
はいダブル!
こちらは6杯で竿頭。
なんと、乗合の竿頭(5杯)よりも好成績!^^;
飴色に透き通る旨そうなヤリイカです。
こちらはこの日の中では良型、胴長25cmくらい。
大きいヤリイカがでなかったのが残念だけど、まあここんとこの潮ではしょうがないですね。
結局終わってみれば、1~6杯の好釣果!
ちょと船によってばらつきはあったけど、儀兵衛丸では船でも30杯以上釣れて、晩御飯のおかずは確保できました(^^)。
今日、乗った人はヤリイカ釣りの基本テクニックは完全マスターです。
乗合に乗っても大丈夫ですよ。
さて、18回に渡って開催(うち荒天中止が2回)された親子deエンジョイフィッシング2010も、無事に全日程を終えることができました。
参加者のみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。
楽しい思い出を作ってくれた子ども達もたくさんいることでしょう。
来年もやりますよ、親子deエンジョイフィッシング2011!
年明けには事務局長から日程が発表されると思いますので、お楽しみに。
その前に打ち上げ、じゃなくて反省会やらんとね(^^)。
前回、息子は結果を出すことができなかったのですが、今回3杯の釣果を上げる
ことができたことはスタッフの懸命な指導のおかげです。
普通100m以上からの落とし、巻き上げと誘いは子供にとって、飽きてしまう状況だと
思うのですが今回は違いました。スタッフのアドバイスを真剣に聴き、自分自身で
ある程度の作業が出来るようになりました。親としては子供の成長を肌身で感じることが
できた数少ない場になりました。
イカ釣りはかなり難しい部類になりますし、ある程度の経験がないと一般の乗合には
つれていくことはできませんが、そこは親子deの教室。イカ釣りの楽しさと自分で釣った
イカの美味しさを実感させることができました。
今後もこの教室が末永く続くことと、私が少しでも恩返し出来ればと思っております。
有難う御座いました。
スタッフのアドバイスを守って、乗合顔負けの成績、お見事でした~!
わたしの初めてのイカ釣りは、電動リールも投入器もなくって、あたふたした覚えあります^^;。
教室にでれば、イカ釣りの基本セットの使い方や釣り方は誰でもマスター可能。ましてや美味な釣りたてイカ。こういう教室が増えれば、もっと沖釣りの裾野が広がると思います。
わたしらスタッフの夢(?)は、こんな↓感じ。
1. 沖釣りの楽しさを知ってもらう。
2. いろんな乗合にガンガン行くようになってもらう。
3. いつか親子deフィッシングのスタッフとしてボランティアに協力してもらう。
4. 教室参加の子ども達が成長してスタッフになってくれるのが理想的!(^^)
5. さらにテスターやライターなど釣り業界に足を突っ込んでくれる子達が出てくれば、わしみたいなオッサンは安心して身を引ける^^;。