入仙4日め、釣りは3日めに入りました。
この日は針生さんと別れて、ソロ釣行。
仙台に来たらやってみたかった、銀平の泳がせ釣りにGoです。
銀兵とは?
説明しましょう。東北の頭脳と呼ばれる丹野博士が、イワシ不足の解消のために最先端のバイオテクノロジーを駆使して誕生させた、ウルトラハイパー泳がせ餌です。
というのはもちろんウソです^^;
こちらのページをご覧ください、銀兵は商品名です。
そんなわけで、一昨日に続いて東北丸へ。
泳がせ五目は、イワシを使うのが基本ですが、イワシが入手困難な時期に銀平を使って出船しています。
この日は遅出の乗合船で、9時出船の15時上がり。
ゆっくりと睡眠を取れました(^^)。
船代は5500円+餌代(1尾100円)と、割安感がありますよ。
東北丸では、店で必要な数をあらかじめ買って船に持っていくシステム(船上にも積んでます)。
1尾100円で、20-30尾使うことが多いそうです。
写真のエアポンプはレンタルで500円、エアポンプ持ってる人は持ってくといいかも。
銀兵は海水の中に入れても生きてるので、釣り場に着いたら海水バケツに入れてもOK。
かなりすばしこいんで、熱帯魚すくいの網持参がいいかも。
捕まえるのに苦労しました^^;、イワシは片手で捕まえられるけど、銀平はまず無理。
あと注意するのは、バケツのふちまで水を入れると飛び出します^^;
海水バケツに入れるときは、水量を3分の1くらいにしとく必要があります。
そんなこんなで出船。
ポイントは行程1時間ほど。
なんと、キャビンは畳ですよ。
もちろん土足厳禁ですが、湿った感じもなくて清潔快適!
足伸ばしてぐっすり眠れます。
水深は45mほど、仕掛けはイワシ餌のヒラメ釣りと一緒、針はもちろん1本針。
棚をとってアタリを待つと、さっそくアタリがきましたよ^^。
ヒラメっぽいアタリなんで、食い込みを待って合わせるとバッチリ針ガカリ。
1キロのヒラメでした。
さっそく型を見られて一安心。
続いてのアタリはネウ(アイナメ)。
これは中層で小気よく引いてくれました。
そして3回目のアタリはでかい。
底から引き剥がそうとすると強い引き。
いやぁ、銀兵は食いがいいなぁ、イワシと変わらんじゃん。
浮いてきたのは2.3kgのヒラメでした。
さらに1.5kgも追加して、この日も好調(^^)。
船長はまめに移動して、平場、根回り、いろいろ攻めます。
特にオモリがガッチンと根にあたるような場所は、クロソイやメバルを期待したんですが、この日はクロソイは顔を出さなかったですね。
あと、今年ちょっとしたブームになった、北から泳いできた^^;ギンザケですが、ひところは仙台湾のあちこちに出没して、活餌五目でも数釣れたんですが、ここ数日は北寄りのポイントに移動したようです。
この船ではギンザケは混じらなかったですが、ジギング船では爆釣でした。
たまにアタリだけで食い込まないのもいます。
銀平は齧られてこんな姿に。
しかし、この魚は丈夫ですよ。歯型つけられてもすぐに死なないでよろよろ泳いでます。
飲み込まれて吐き出されても生きてるくらい丈夫です^^;。
あと5分で上がります、のアナウンス。
これが最後と、新しい銀兵に付け替えてアタリを待ってると、最後のアタリ。
2kgを釣り上げて、そのまま竿仕舞いでした、釣り抜けは気持ちいいですね^^。
結局5枚と十分な釣果となりました。
さて、銀兵の使用感ですが、なかなか面白い餌だと思います。
どうもイワシに比べて人気はいまひとつで、銀兵だと食いが悪いという釣り人もいるようですが、私の体感的にはそう変わらないですね。
実はちょっと釣り方に工夫しました。
銀兵のメリットは、「丈夫」なこと。ちょっとやそっと乱暴に扱っても大丈夫、イワシのように簡単には弱りません。
泳ぎの面では、イワシのように四六時中動いているのではなく、底で静止するような状態もバケツの中で見られました。単に泳ぎだけを比べたら、イワシの方がいいかもしれない。
で、メリットを生かして、デメリットをカバーする釣り方の一例としては、誘いを入れることだと思います。
湾フグのしゃくりのように、穂先を20cmくらい軽くしゃくりあげる。
それで餌にアクションを与えてやる。
イワシ餌だと、すぐに弱ってしまうので誘いがご法度ですが、銀兵は大丈夫。
途中から、5秒に一度くらい誘いを入れて釣るようにしました。
3枚目のヒラメは、誘って竿を止めたところでガツン!とアタリ。
4枚目のヒラメは、誘って数秒待ったところでアタリ。
たぶん、銀兵使用のときは、誘いの効果がでるんじゃないかと思います。
誘いの効果が出るのであれば、誘い幅は?誘う強さは?誘うインターバルは?というように、いろいろなパラメータが増えて、さらにはロッドの調子は?ハリスの長さはなども関連し、釣り自体が奥深くなってきます。
銀兵を使った泳がせ釣りは、イワシ餌の釣りに比べると、新しい面白さが開拓できる可能性があるんじゃないか?と思った一日でした。
一昨日のカレイは第38東北丸でしたが、この日は第36東北丸。36号船はナメタの時に乗った船ですね。
夏休み東北遠征ツアー、期せずして平べったい魚の三連荘になりましたが、どの釣りも楽しく、釣果にも恵まれて充実した3日間でした。
今度は青森、岩手まで足を伸ばしてみたいな(^^)
案内を始め、いろいろ世話をしてくれた仙台の皆さん、どうもありがとう!
[塩竃まがき港 東北丸]
http://www7.plala.or.jp/thm/
銀兵とはウグイのようにも見えますが、
その仲間でしょうか?
淡水の魚は、わたし詳しくないし^^;
この時代なので外来魚をもってくるとは思えず、
やっぱりウグイですか。
東北の人の活き餌に対する熱意が伝わってくる商品ですね。
イワシの配送態勢が整ってないところでは、効果的な餌になるのではと思います。
以前、南房のマダイについておしえていただき、ありがとうございました。
先週布良から出てやっとマダイを釣る事ができました。
calmさんから情報に加えて、南房の「夢」のようなことをお知らせいただいたのが、今回の釣行のモチベーションになりました。
ありがとうございました。
これからもBlogとつり丸を楽しみにしております。
布良の松栄丸ですか、というと布良沖かな?いかいマダイみるとメラメラしちゃいますね^^;
わたしもそろそろマダイに気合いれなきゃ!
平砂浦と白浜が常に斜めに見えていたので、多分布良沖だと思います。
周りには仁平丸や海老丸がいました。
マダイ釣りは面白いですね。
地道な努力とギャンブル性が同居しているようで。
あぁ、マダイ釣りに行き鯛なぁ、今週末行こっかな、でも台風か...
なんとなく私も、潮が凄く真っ青できれい!
というよりは多少濁っているなというのは感じました。
真っ青だとマダイの潮じゃないというのは、来年のために活用したい情報です。
バケツの中での動きの観察はさすがですね!