なんと、大船駅の伝統ある立ち食いそば、大船軒が閉店するとのこと。
営業は平成30年3月30日まで。
寂しい。
行かなくちゃ。
と、やってきた大船駅の東海道線下りホーム。
大船軒は、明治31年創業の駅弁屋さん(Wikipediaより。
その後、昭和32年から駅そばの営業を開始。
私がまだ子供のころ、それもかなり幼いころ、このそばを食べに連れてきてもらったのを覚えています。
当時は大船駅が木造駅舎。
そば屋も駅の改札を出たところにあったようなおぼろげな記憶。
初めての外食の記憶は、ここ大船軒のそばなのかもしれません。
そして、まだ丼を片手で持って食べるのも重くて辛かった小学生の頃。
横須賀線に逗子まで乗って釣りにいった帰りに、みんなでそばを啜った記憶もあります。
体が温まって美味しかった。
その頃は、横須賀線ホームにも大船軒がありました。
東海道線は戸塚に停車しなかった時代、根岸線は磯子止まりだった時代です。
そんな大船軒の立ち食いそばが、大船駅から無くなるとは。
メニューは一択、かき揚げ天玉そば。
最近ではラーメンやお洒落なそばもメニューにあります。
しかし、ここは天玉そばでしょう。
昔、食べていた頃は、かけそば、天ぷらそば、月見そば、天玉そば、の4択だった気がします。
天玉そばは、大船軒のフラグシップメニュー。
当時はいくらだったのだろう?
これが最後の一杯。
大船駅のホームで食べる天玉そば。
そば粉の黒い点がみえるそば、甘しょっぱいつゆ、NREに移管されてからも、昔の味を守っています。
しみじみとした一杯、これが私にとっての立ち食いそばの味。
まだ本郷台駅、藤沢駅、鎌倉駅には店舗があるようですが、大船駅にあってこその大船軒。
寂しい気分です、さようなら。
[大船軒 大船ホームそば店]
神奈川県鎌倉市大船1-1-1 JR大船駅東海道線下りホーム中央階段下
月~金 6:30-21:00, 土日祝休
大船駅も小洒落た駅になってきて、昔の雰囲気がだんだんと感じられなくなっています。
行きたいけど、サイタマからはあまりに遠いです、、、orz
でも行きたい、、、
私はいったことなくて、行かねば行かねば、と思っていたお店ですよ。寅さん御用達のお店ですね。
あと、昔の大船には、千里飯店という中華の名店があって、そこの千里麺というあんかけそばが絶品でした。
根岸線が開通したころは、横浜南部の開発がピークにかかる頃だったと思います。
人口増加をみると、S34-S48年の増加はこの地域のせいかと思います。S54以降のピークは横浜北部でしょうか。
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/jinko/dotai/new/1.pdf
横浜市といえば、私の幼いころ、中区西区以外は田んぼに山ばかりの田舎だったのですが、それ以降に造成された住宅地開発ラッシュはすさまじかったですね。
根岸線が開通したとき、ただ景色を見に桜木町と磯子を電車に乗って往復した思い出が・・・。ずいぶん昔の話ですね。
当時勤めていた会社が磯子の先の(港南台あたりか)土地を買って社員に割安で分譲してましたが、まだ若かった私には買う資金などはないし、○の〇を追いかけてましたので興味も起きず、聞き流していました。
高度経済成長真っ只中、4年で辞めたその会社は、地味ながら今でも続いております。
根岸線が大船につながったのが私が小学生のときでした。
その前は洋光台止まりで、そのさらに前は磯子駅止まりだったようですが、戸塚区民だった私は本郷台、港南台ができるまでは、根岸線はほとんど利用しませんでした(^^)。
情報提供ありがとうございますm(__)m
これは、なんとしても行かなくてはε=┏( ・_・)┛
東海道線が戸塚駅に停車しなかったのは記憶にありますが、根岸線が磯子止まりだったのは知らなかったですね…(; ̄ー ̄A