4月7日から始まった緊急事態宣言。5月6日の期日を前に、延長するか否かの議論がなされています。自粛継続派、社会活動優先派、それぞれの思惑から延長については賛否両論。
しかし、その議論の前に、もっとも大事なことは、コロナが収束に向かっているかどうかということ。
山中先生が書かれた図を見てください。この図がもっともわかりやすく、正確に、新型コロナウィルスへの対応判断をどうするかを表しています。
活動停止を強化すれば経済の崩壊リスク、活動を自由にすれば医療の崩壊リスク、二律背反の課題に対峙して、どこに立ち位置を置くのが最善か？
それは日々刻々と変わります。常に一定では無いのです。しかし、現在は、正しい立ち位置を見つけることができません。
なぜか？データが不足しているからです。
潜在患者数も見えず、死者の数も不正確、敵(コロナ)の全体が見えません。それもこれも検査数が抑えられ、検査数が不足しているためです。他国と日本の差は歴然。
東京五輪の開催をゴリ押しし、感染者数を隠蔽していた状況が現在も尾を引いています。まずはこれを改め、検査数を増やし、データを得ることから始めないと話になりません。感染の現状を把握している人は誰もおらず、総理に至っては感染者数を質問されても答えられずにキレるおそまつさ。
データを得た上で、科学的根拠、統計的根拠に基づいて対策を立てねばいけないのに、全員一丸とか、昼夜全力とかの精神論ばかり。官房長官だけは精神論を否定していますが、改善の期待はできません。
影響度、危険度などから優先度を設定した上で必要ならば取捨選択をし、現時点でベストな結果を選ぶよう努力する、というのは小学生でもわかると思います。しかし、いまの政府にそんな能力は期待できません。あるのは永遠の二週間。
いま政府は圧力団体との調整に余念が無いでしょう。日本医師会は緊急事態の延長を推しています。経団連はどうなのでしょう、大企業は内部留保で潤っているので延長歓迎でしょうか？個人事業主、フリーランスは自粛期間延期は死活問題です。持続化給付金はまあ良いでしょう、しかし緊急事態が続けば100万円では不足です。
今の内閣が優先しているのは、いかに利権を維持するか、支持率を維持するかで、国民の暮らしや未来の日本については何も考えていないと言っても過言ではありません。
選挙によって国会を変え、内閣を変えるのが議会制民主主義の国に住んでいる私らができる唯一の方法です。「政治は国民を映す鏡」と言われます。こんな無能な政府を作ったのは、いまの愚かな国民、すなわち私たちであることを忘れないようにして、次の選挙まで耐えましょう(自民議員から謀反者が出て内閣不信任案を通してくれればハッピーマックスなんですが)(撤回-コロナ収束前に解散総選挙なんてしたら投票率伸びずに組織票で決まります。静岡4区みたいに34.1%なんてことになったら目も当てられない)。
そんな暗澹たる気分になる今日この頃ですが、お酒でも飲んで気を紛らわしますか。
Vina Maipo Classic Cabernet Sauvignon/Merlot 2019
ビニャ・マイポ クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 2019
お国：チリ
葡萄：カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
輸入者：サントリーワインインターナショナル株式会社
※いただきもの
年老いた母親のお友達からいただいたワイン、ごちそうさまです。
本日の食材はこちら。馬の頭みたいなので、馬頭鯛(まとうだい)。
骨が変なふうに入ってるので捌くのは楽しくないのだけど、美味しい魚です。
ムニエルでいただきます。
ズッキーニとトマトを添えて。
チーズ入りのフォカッチャ。
野菜もとらないかんで、とサラダ。
1本空かなかったので明日また飲もう、ごちそうさま。
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その通りですね。政府も知事達もコロナの事など微塵も見ておらず、選挙と予算執行と政策実行しか考えていない。そんな連中なので今のコロナ緊急事態は、むしろ好都合。だからまともな政策など出す気が全くみられない。これじゃあ、歯を喰いしばって自粛している船宿や事業者が報われるませんよ
どうなれば緊急事態が解除されるのか、の具体的目標値を決めないでの自粛延長は精神的にもつらいです。目標値を決めると、それが達成できなかったときに責任を問われるので、曖昧にしたままズルズルと延期延期となるのが最悪のシナリオで、実際にそう進んでいます。
釣りは感染リスクが低いし、クラスター発生例も報告されていないので、今後長く釣りを楽しむためにも釣行に消極的にならないようにと思ってます。感染予防をしっかりしてまた7日から釣行します。