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納竿、初釣りは取材が入らない限りは挨拶がてら馴染みの船宿に顔を出すようにしています。
そんなわけで、ここんとこご無沙汰してしまっていた、鴨居きよし丸の餌木イカへ。
スルメイカ釣り以来なんで、約半年ぶりですよ。
6時半くらいに港に着いて、空いていた左舷胴へ荷物を置き、支度をしていると、なんとALBバットを忘れてしまった^^;;。
自分で言うのもなんですが、釣り道具に関する忘れ物は少ない方だと思います。
気分をリフレッシュした臨んだ初釣りでいきなり忘れ物^^;、これがこの日の不運を呼び込みます。
予備に持っていったメバル竿で釣りをすることに。
初出船。船は取り舵に三回回って、御神酒と清めの塩を海に奉じます。
竹岡沖から開始、きよし丸は水深とその変化を教えてくれます。棚は自分で取る方式。
スミイカメインならハリス分、アオリ狙いならさらに1-3m切るのが基本ですが、棚の取り方で釣果が変わってくるのもこの釣り方の面白いところ&難しいところ。
最初の流しからスミイカ、アオリイカは順調に乗ってきます。上げ潮が残っているので、船はミヨシ側へと流れるため、ミヨシが有利。でも、潮がいい感じに流れているので、全体的にパラパラと乗りがくる感じ。
私はちょっと置き竿にしといて、バケツに網張って竿を手に取るとずっしり。
置き竿で乗ってきた(^^) 軽く合わせを入れて巻き上げ開始、引きはスミイカです。
海面に出てきたのは400gくらいのまずまずスミイカ。
よいしょっ、と抜きあげると、、、スルリ!? 針ガカリしてなかったようです、合わせが甘かったか?
どんな釣りでも、その日最初の獲物をバラしちゃうのは幸先悪いです。
特に初釣りで、最初の獲物をばらししゃった、気分はどよーんですよ^^;
その後、船ではぽつぽつ乗りがあるものの、わたしにはなかなかアタリなし。
60mの深場やったときに、ズシンと手応え、これも引きはスミイカ。やっと本命かなと上げてみると、、、
カミナガでした^^;
いちおう、初物なのでキープ。
しかし、初釣りの初物が外道とは、、、気分はさらにどよよーん。
船長は「カミナガくるんじゃダメだ」と即移動(きよし船長、昔からカミナガ嫌いです^^;)
忘れ物→バラシ→外道、ときてこの日の流れは最悪。
そして極めつけの災難が到来します。
しゃくった途端に竿がバキッ!元竿の継ぎ目から折れてしまいました^^;;
15号の中オモリでバシコンしゃくりは負荷が大きかったかな....、それとも何か乗ったのか?
船長から竿を借りて、糸を通していると隣の人の竿が満月。キロ級の立派なアオリでした。
その後、あっちを流すもこっちを流すも、わたしにはさっぱり乗らなくなっちゃいました。
棚を下げると餌木には上の変なフクロイソメみたいなもんが引っかかってくるし...
この日は正月営業なので、沖上がりは普段より1時間早い2時。
北東風が強まってきて、海もだんだん悪くなってきました。
バケツの中は外道のカミナガだけ(きよし丸ではカミナガが釣れても完全無視^^;なんで釣果に入らず)
「すいません、この流しで上がります」のアナウンスを聞いたときは、もう諦め気分。
不運続き(とは言っても不運の種を撒いたのは自分自身なんだけど^^;)今年は前途多難な年になりそうだな、、、と思っていたところ、しゃくった竿先に重みが乗ってすぐに消えました。
そのままリールを巻いて糸を張ると、グーングーンの引き到来。
この引きはアオリイカだ。
ハリスを手繰ると足一本で上がってきた。
「せんちょー、タモ~!」とすくってもらったのは、500gほどのアオリイカでした。
いやぁ、、、嬉しかった、ほんとにこの一杯は嬉しかったですよ。
0と1ではぜんぜん気分が違うもの。
時計をみると、13:49。終了10分前のボーズ脱出です。
しかし、しっかり抱きついたのではなく、足一本で引っかかってきたのはまさにこの日を象徴していました。
このまま仕舞っても良かったのだけど、もう一回仕掛けを下ろしてみるとまた同じ乗り方。
またもや足一本で上がってきたのは400gの♀でした。
これで終了、アオリイカ2杯はまずまずの釣果ですが、釣れたのは最後の10分だけ、非常にシビアな一日でした。
おにぎりもコーヒーも飲まず食わずで一日しゃくりまくり、疲れました。
さて、波乱に飛んだドタバタ初釣りになってしまいましたが、これがどんな未来を暗示しているのでしょうか?時間が経てばその答えが見えると思います。
しかし、いつもこんなトラブル&苦労する釣りばっかだとやだなぁ、、、^^;
きよし丸の今日のコメントはこちら
月日 | 釣り物 | 大きさ | 数 | 釣り場 | 深さ |
1月2日 | スミイカ アオリ |
300~600g 300~1、2k |
0~5杯 0~3杯 |
東京湾 | 13~30m |
コメント |
今年の初釣りは厳しいながらも何とか・でした、鶴見の藤田哲也様スミイカ5杯ア オリ3杯ゲット、片桐さんスミイカ4杯アオリ3杯ゲット、石原さんアオリ2スミ2杯、最近は年に1回しか来ない山崎さんスミ3杯アオリ1杯、伊井さんアオリ2杯・・型見ただけの方釣れない方も出てしまいましたが少しだけ雰囲気も有りました、バラシも少し有りました、アオリは良型は3杯スミイカはいつもみたいな特大は出ませんでしたが普通サイズが中心でした。 |
ちなみに、カミナガの甲羅はこれ。
スミイカと比べて明らかに長細いことがわかると思います。
色がピンクがかっていて、ヒメコウイカに似てますね。
[鴨居 きよし丸]
http://www11.ocn.ne.jp/~kiyoshi/
集合場所、乗船場所はこちら↓
この後も凸ったり好調だったり、不安定な状態が続いています^^;
きっと今年も粘り腰で大爆釣ですね(^_^)V
船長の流し方によって、カミナガが混じりやすかったり、混じらなかったりするんかも?^^;
前に一度食べた覚えはあるんですが、そんな不味くはなかったような記憶が、、、けっこう硬めの身だったような。
このとき釣ったのは凍らしちゃいました^^;
それで思い出したんですが、最近はヒメコイカ(ヒメコウイカ)もあまり見なくなりましたね。
初期の鴨居沖でテンヤ釣りやらないせいか、それともテンヤ釣りではほとんどスッテを付けなくなったせいか,,??
私、内房大貫からのスミイカテンヤは20年位前からたまにやってましたが見たことなかったです。
模様はド派手でゲソはピンクの縁取りなんか・・・どうみてもエグイですよね。
私のは同行した仲間にあげちゃいましたので食してませんが、食味はどうなんでしょうか??
カミナリイカの長いやつ、かなと思ってたのですが、、、
ヒョウモンコウイカ?そのイカは知らないのでぐぐってみました。
Web魚図鑑を見ると、おぉ!これこれ!
これがカミナガと一緒ですよ。
びしまさんの提供写真を見て、はっきりとわかりました(^^)
カミナガ=ヒョウモンコウイカ、間違いないと思います。
でも昔に洲ノ崎で釣ったヒョウモンコウイカにも見えるし・・・
何なんです??