居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

「嵐が丘」を観る

2015年05月30日 | 舞台

本当はもっと前にアップしたかったのだが

地獄を見たりなんやらでもうすっかり千秋楽も終えてしまった...

ま、備忘録と言う事で今更ながらの記事であります。

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しばらくハズレが続いた「都民観劇半額公演チケット」

なんと!堀北真希ちゃん主演の『嵐が丘』が当たったのだ!

(ちなみに藤山直美のおもろい女はハズレ...)

仕事終わりにそそくさと日生劇場へ。

観劇の友と待ち合わせてまずは腹ごしらえ。

シャンテ地下の神田グリルで

メチャメチャ美味しい蟹クリームコロッケに舌鼓を打つ!

ふと気付くと開演15分前。

一気にコーヒーを飲み干し劇場へ競歩の勢いで向かう。


2階A列なので「遮るものがなくて良い席当たったね

なんてお喋りしながら席へ向かうともう人が座ってる?

え?私達、あの人達の膝に座るの?とキョロキョロしていたら

そこはグランドサークル席と呼ばれる中2階であった…

焦ってもう一階上へ上がり着席するとほぼ開演時間。



さて、お芝居は…



旧家の娘キャサリン(堀北真希)は

兄ヒンドリーと父母の庇護の元のびのび育っていた。

ある日父が商用の旅から戻った時彼のマントの下には

痩せこけた孤児のヒースクリフ(山本耕史)が。。。

この日から

キャサリンとヒースクリフは呪縛にも似た哀しい愛情に

翻弄されるのだ。

しかし、なんとひねくれた根性の持ち主達よ。

謙遜や譲歩など一欠片も持ち合わせない高慢な人間の絡み合い。

観ている自分の顔がだんだん強張ってきたのが分かる。

見終わったら体力奪われヘトヘト…

でも、運動後のような爽快感。なんなんだ?

 

小学生の頃、白黒でみた映画での記憶は

悲恋のイメージだったのだが

今回見たものはそんな甘い言葉では済まされない強欲さが

これでもかと押し寄せてくる。

家政婦役の戸田恵子が唯一バランスを保ってくれるのだ。

 

真希ちゃん やるなぁ~

そんな我の強い自信の持てない自惚れた女を

かっちり演じている。

舞台映えする立ち姿である

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

コメント (2)
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