実家でテレビを見ていたら、TBSの報道特集で「損壊続々!マンション施工ミス…和解?訴訟?住民間に意識の差…」をやっていた。阪神・淡路大震災の宝塚にある被災マンションの11年に及ぶ再建と2005年3月に発生した福岡県西方沖地震によるとある被災マンションの再建に絡む疑惑等々。住民同士の闘争、業者との闘争があまりにも悲惨であった。今後わが身にも襲うかもしれない恐ろしい現実をみてしまった感じがした。宝塚マンションの管理組合理事長、福岡のマンション住民Aさんの言葉が忘れられない。理事長さんは今は一戸建てに住み、もうここには戻らないそうだ。他の所有者も全員売却したそうだ。Aさんは現在も命をとられそうになったマンション業者と闘争しているそうだ。
本日昼間のブログで書いた「進まぬ耐震化の現実」で取り上げた話題とたまたま同じであったが、このように現実の映像を見ると恐ろしさが伝わってくる。被災マンション再建・修復は地震被災の心労だけでなく、その後の再建・修復に至るマンション住民同士の闘争、マンション売主、販売業者との瑕疵担保責任追求の争い等の労力、心労が襲う。もうこのマンションに住もうとは思わなくなるだろう。マンションの安全性、マンション業者の信頼性を我々はどう判断していけばいいのだろうか。
住宅性能評価制度による行政または第三者機関による評価をもっともっと推進し、躯体の評価だけでなく管理状況を含めたマンション格付け制度の導入を検討してほしい。さらに被災後の行政または第三者機関による被災マンションの瑕疵の有無を調査する制度等が必要ではないだろうか。ふと思ったのがもし欠陥マンションが確認された場合に、その欠陥マンションで保険会社が住民に保険金支払いをしていたら、保険会社はマンション業者に損害賠償を求めないのだろうか。欠陥マンションを販売した悪徳マンション業者だけが得をするだけにならないだろうか。それにしても福岡のマンションを販売した大手業者は悪質だ。全国で20万戸を販売した大手業者と言っていたがどこの業者なのだろうか。このような業者が実は多そうな感じがしてならない。すべてとは言わないが。業界を挙げてこのような業者の排除と業者自身が情報公開を積極的にするべきではないだろうか。マンションだけでなく、戸建住宅の欠陥も多いと感じる。国土交通省の政策にも期待したい。
本日昼間のブログで書いた「進まぬ耐震化の現実」で取り上げた話題とたまたま同じであったが、このように現実の映像を見ると恐ろしさが伝わってくる。被災マンション再建・修復は地震被災の心労だけでなく、その後の再建・修復に至るマンション住民同士の闘争、マンション売主、販売業者との瑕疵担保責任追求の争い等の労力、心労が襲う。もうこのマンションに住もうとは思わなくなるだろう。マンションの安全性、マンション業者の信頼性を我々はどう判断していけばいいのだろうか。
住宅性能評価制度による行政または第三者機関による評価をもっともっと推進し、躯体の評価だけでなく管理状況を含めたマンション格付け制度の導入を検討してほしい。さらに被災後の行政または第三者機関による被災マンションの瑕疵の有無を調査する制度等が必要ではないだろうか。ふと思ったのがもし欠陥マンションが確認された場合に、その欠陥マンションで保険会社が住民に保険金支払いをしていたら、保険会社はマンション業者に損害賠償を求めないのだろうか。欠陥マンションを販売した悪徳マンション業者だけが得をするだけにならないだろうか。それにしても福岡のマンションを販売した大手業者は悪質だ。全国で20万戸を販売した大手業者と言っていたがどこの業者なのだろうか。このような業者が実は多そうな感じがしてならない。すべてとは言わないが。業界を挙げてこのような業者の排除と業者自身が情報公開を積極的にするべきではないだろうか。マンションだけでなく、戸建住宅の欠陥も多いと感じる。国土交通省の政策にも期待したい。