またしても夢予言者の話題が各マスメディアに登場している。「8月6日に東京でM6.5の地震が発生する。」との予言。
震度1以上の揺れは日常茶飯事で地震が発生するとの予言は誰にでも言えるが、地震規模・場所・発生日まで特定して予言できるのは無理。現代の地震学等の科学では不可能である。
いつものように信憑性は疑わしいが、5月のM7級の茨城県沖地震、6月の岩手・宮城内陸地震は予言が的中していたとも伝えられている。6月に大阪で地震との予言は「大阪(osaka)」ではなく、「大崎(被災地宮城県大崎市(osaki)」であったとのことで的中したそうだ・・・?。
あまり信じたくもないが、もし、東京でM6級の地震が発生したら被害が発生するのか調べてみた。
中央防災会議、東京都で想定した被害想定結果によるとM6.9の地震が発生した場合、区部の4分の1弱が震度6強以上となり、建物被害は、区部の木造住宅密集地域を中心に約6万棟の住宅が全壊する。また、火災による焼失棟数は183千棟と甚大な被害が想定されている。
ここで注意が必要なのは、想定M6.5とM6.9の差にエネルギー的には違いがあることだ。予言されている地震の被害とは一致しないが、東京でM6級の地震による被害の大凡のイメージにはなるはずだ。
東京都によると、過去30年に南関東でM6級以上の地震は16回発生しているとのことで、以前の東京都防災会議地震部会の溝上部会長(東大名誉教授)が「現実性の高いM6級でも侮れない被害が出る」と警告している。
不断の地震への備えを怠らないよう注意が必要な週になるかもしれない。
<東京都「首都直下地震による東京の被害想定」(最終報告)の公表について>
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/03/20g3t400.htm
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/knowledge/material_h.html