2009年も終わりに近づいているが、今年は大きな被害となる地震もなく穏やかな一年を迎えられそうだ。
8月に震度6弱を記録した駿河湾地震は東海地震の前ぶれではないかといわれていた。地震直後に緊急参集された地震防災対策強化地域判定会の動きからも政府は一時、東海地震観測情報第3号が発表されるまで緊迫した様子がうかがえる。幸いにも地震による大きな被害もなく、その後の東海地震が発生することもなく時が過ぎている。
気象庁によると10日時点でこれまで震度6強以上を観測した地震はゼロ、震度6弱が1地震、震度5強がゼロ、震度5弱が1地震、震度4が29地震であった。
<8・11東海地震関連情報 観測情報第一号>
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/11b/toukai200908110715_2.pdf