命のともし火(PART 1)

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デンマンさん。。。 “命のともし火”という深刻なタイトルを持ち出してきやはってぇ~、いったい何を言わはるつもりやのォ~?

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“命のともし火”というタイトルは めれちゃんにとって そないに深刻に響くのかァ~?
日本では自殺者が毎年3万人以上おりますさかいに、“命”という言葉を目にすると なんやァ~、この瞬間に命を絶(た)つ人のことが思い浮かびますねん。
さよかァ~。。。? 実は、最近 “命のともし火”を見るような感動的な映画を観たのやがなァ~。。。

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■『実際のリスト』

上の赤枠で囲んだ映画を観やはったん?

そうやァ~。。。
それにしてもバンクーバー市立図書館で DVD を借りて デンマンさんは仰山(ぎょうさん)の映画を観てますやん。。。 8月2日までにマジで 928の映画を観やはったん?
そういうこっちゃ。
どないなわけでムキになって DVD を借りて仰山の映画を観やはるのォ~?
今年の大晦日までに 1001の映画を見ようと思うとるねん。
なして 1001の映画やのォ~?
1001番目の DVD で 『千夜一夜物語』を観るつもりやねん。。。 それで 1001と決めたわけやァ~ (微笑)

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あんさんは物好きやねぇ~。。。 そいで“The Power of Two”という映画は どないなものやねん?

7月28日に DVD を借りて観たのやけど、次のような映画やねん。。。

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■『実際のカタログページ』
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『ミラクルツインズ』
(原題:The Power of Two)

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アカデミー賞にノミネートされたことがあるマーク・スモロウィッツ監督による双子姉妹の奇跡の物語。
この姉妹は 1972年、日本人の母親とドイツ人の父親のもとに生まれた一卵性双生児:アナベルとイサベル・ステンツェル。
彼女達は生まれながらにして膵嚢胞線維症(Cystic Fibrosis 通称CF)という肺の難病を抱え、毎日苦しい治療を重ねながも、学び、成長し、スタンフォード大学を卒業した。
カウンセラーとして働いていたある日、ついに肺が機能しなくなり、それぞれ両肺移植を受け、絶望の底から奇跡的な生還を果たした。
そんな彼女達のたぐい稀な人生を綴ったドキュメンタリー:『ザ・パワー・オブ・ツー』の指揮をとるのは、アカデミー賞にノミネートとされた実績を持つマーク・スモロウィッツ監督。
本編は、死に直面したステンツェル姉妹が、移植後、よみがえり、臓器移植のスポークスウーマンとして、またアスリートとして、新たな人生を歩んでいく姿を、実に繊細に、忠実に描写している。
また、彼女たちをとりまく家族、臓器提供者の家族、そして多くの友人の存在により、様々な角度から、臓器移植、臓器提供の意義を訴えている。
さらに本編は、ステンツェル姉妹の母親の故郷である、日本の臓器移植の現状にも触れている。
双子姉妹の日本への思い、著書『ミラクル・ツインズ!』(岩波書店)の出版記念ツアー、また日本医学界の著名人へのインタビューなども含め、日米における臓器移植、臓器提供、また膵嚢胞線維症という病気の歴史と現状を伝えている。
日米文化の狭間で育ち、慢性病と闘い続け、奇跡の生還を果たしたステンツェル姉妹。
彼女達のミラクル~奇跡の実話~は、医療分野の枠を超え、多くの人たちに勇気と希望を与えてくれる。
サウンドトラックには、ティム・イーストンを始め、数多くの著名アーティストが参加している。

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『ザ・パワー・オブ・ツー』より

この姉妹は肺の難病を抱え 両肺移植を受けて奇跡的に助かったということやのォ~?

そういうことやがなァ~。。。
。。。で、どの程度の難病やのォ~?
『ウィキペディア』には次のように書いてあるねん。
嚢胞性線維症
(のうほうせいせんいしょう)

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嚢胞性線維症(Cystic Fibrosis)は、遺伝性疾患の一種で、常染色体劣性遺伝を示す。
白人に高頻度で見られ、欧米白人では2500人に一人発病し、患者数は30,000人、最も頻度の高いユダヤ人のアシュケナジーでは25人に1人は保因者である。
原因は塩素イオンチャネル(CFTR)の遺伝子異常で、水分の流れに異常をきたし粘液の粘度が高くなる。
鼻汁の粘性が強くなると副鼻腔に痛みを感じ、痰の粘性が強くなると、気道を閉塞し肺炎を繰り返すようになり、ついには気管支拡張症をきたす。
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症も併発しやすい。
胆汁の粘性が強くなると、胆石をおこしたり、膵炎をおこしたり、肝機能障害からついには肝硬変をきたす。
ただし軽い場合は成人後発病することもある。
医療の発達により寿命はのびてきたとはいっても30代である。
出典: 「嚢胞性線維症」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

つまり、欧米白人に多い難病やがなァ~。。。 2500人に一人が発病し、患者数は30,000人ぐらい。。。 しかし、医療の発達により寿命はのびてきたとはいっても30代で亡くなってしまう。

大変な病気やのねぇ~。。。
そういうこっちゃがなァ~。。。 生きようとしても現在では30代まで。。。 患者数が30,000人ということは、ちょうど日本で1年間に自殺する人数と ほぼ同じやねん。
。。。で、日本の臓器移植の問題なども このドキュメンタリーに出てくるのォ~?
出てくる。。。 日本では臓器提供者が欧米に比べて極めて少ないねん。
どないなわけで。。。?
めれちゃんのような人が少ないということやがなァ~。。。

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不安と焦燥感と寂しさ
もう、このままで生きてるんなら、
命いりません。
ドナーカード持ってるから、
心臓でも角膜でも、
なんでも持っていって下さい。
家族はいません。
承諾とらなきゃいけない人は
誰もいません。
by メレンゲ
2004/10/03 18:28

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『自殺の名所』より
(2012年12月19日)

あんさん。。。 どないなわけで、わたしの手記を持ち出してきやはったん?

つまり、日本では めれちゃんのようにドナーカードを持っている人が極めて少ないねん。
。。。で、あんさんはカナダのバンクーバーでドナーカードを持ってるん?
もちろんやがなァ~。。。 あのなァ~、特にドナーカードというのは無いんやけど、自動車免許の更新時に 万が一交通事故で死亡した時に臓器を提供するかどうかという欄があって、同意する人は そこにチェックマークを入れるようになってるねん。
。。。で、あんさんは同意しやはったん?
そうやァ~。。。、そやから、万が一交通事故で死亡したときには、わての臓器は 臓器移植を待っている人に利用されることになってるのやがなァ~。。。
あんさんと、わたしは、たくさんの相違点があるのやけど、この点で意見が一致しているのやねぇ~。。。 (微笑)
確かに、そうやねん。。。 そやけどなァ~、わては めれちゃんのように“このままで生きてるんなら、命いりません”と言うような事は 死んでも絶対に言うことはあらへん。。。 命は大切やでぇ~。。。 わてが自殺をする時は地球が終わるときだけやァ~。。。

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(すぐ下のページへ続く)