戦争絶対反対よね (PART 1)
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デンマンさん。。。 どういうわけで急に戦争絶対反対よねというようなタイトルをつけて あたくしをお呼びになったのでござ~♪~ますか?
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以前、卑弥子さんと戦争絶対反対ということで語り合ったことがあったのですよ。。。 覚えてませんかァ~?
デンマンさんとは、いろいろな事で語り合ったものですから、すぐには思い出せませんわァ~。。。 デンマンさんが、そうおっしゃるなら、たぶん語り合ったのでしょうけれど、なぜ急に戦争絶対反対よねなのでござ~ますか?
ちょっと次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
これはアメブロの僕のブログの1月17日から23日までの「リンク元URL」のリストです。。。
つまり、この1週間に上のリストのURLから 約2、000名のネット市民の皆様が デンマンさんのブログを読みにやって来たということですわねぇ~。。。
そういうことです。。。
1番の記録が示すのは、「お気に入り」とブックマーク から 1,526人のネット市民の皆様がやって来たということですか?
そうです。。。 赤枠で囲んだ 34番に注目して欲しいのですよ。。。
あらっ。。。 「藤原正彦 批判」と入れてマイクロソフトの BING で検索してデンマンさんのブログにやって来たネット市民が居たのですわねぇ~。。。
そうです。。。 URL をクリックすると次の検索結果が表示されるのですよ。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
あらっ。。。 アメブロのデンマンさんのブログの「藤原正彦批判」テーマのページがトップに出てくるのですわねぇ~。。。
そうなのですよ。。。 リンクをクリックすると次のページが表示されます。
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■『拡大する』
■『実際のテーマのページ』
あらっ。。。 トランプ大統領がオシメをしているイラストとイギリスの喜劇俳優のローワン・アトキンソンがオシメをしている写真が出てくるのですわねぇ~。。。 このテーマのページが戦争絶対反対よねと関係あるのでござ~ますか?
もちろんですよ。。。 テーマのページのトップに『とっちゃん坊や』という記事が出てくるのです。。。 その中で藤原正彦さんの小文を僕は引用したのですよ。。。 読んでみてください。。。
「誇り」を回復するのに何が必要か
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「誇り」を回復するための必然的第一歩は、戦勝国の復讐劇にすぎない東京裁判の断固たる否定でなければなりません。
(中略)
その上で第二は、アメリカに押し付けられた、日本弱体化のための憲法を廃棄し、新たに、日本人の、日本人による日本人のための憲法を作り上げることです。 (略) 国家の主柱たる憲法に嘘があるからです。
「嘘があってもいいではないか。
戦後の経済発展は軍備に金をかけず経済だけに注力したからではないか」
という人もいます。
これも真っ赤な嘘です。
戦前のドイツ、日本、戦後の韓国や台湾、近年の中国など、毎年GDP比10%、あるいはそれ以上の軍備拡大をしながら目覚しい経済発展を遂げたからです。
軍備拡大とはある意味で景気刺激策とも言えますから、むしろ当然です。
次いで、第三は、自らの国を自らで守ることを決意して実行することです。 (略) 少なくとも一定期間、自らの力で自国を守るだけの強力な軍事力を持った上で、アメリカとの対等で強固な同盟を結ばなければなりません。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
246-247ページ 『日本人の誇り』
著者: 藤原正彦
2011年4月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋
『とっちゃん坊やも日本を滅ぼす』に掲載。
(2014年8月16日)
この上の文章が戦争絶対反対よねと関係あるのでござ~ますか?
これを読んでねぇ、藤原正彦さんは、“とっちゃん坊や”で 日本を滅ぼすような考え方に凝り固まっていると思ったのですよ。 自分では、教養人のつもりでも、数学という狭い世界に閉じこもっていた“井の中の蛙”だと思えるようなことを言っている。
でも、自らの力で自国を守るだけの強力な軍事力を持つことは、すごく当然なことだと思いますけれど。。。
あのねぇ~、だから、それが“とっちゃん坊や”の浅はかな考え方ですよ。 すでに、世界のネット市民は地球人として“非暴力”の世界を望んでいるのですよ。
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でも、軍事力を持たないと国は守れないのじゃないですか?
だから、それがアメリカの悪い影響ですよ。 ケネディー大統領を暗殺した“アメリカン・エスタブリッシュメント (またの名を Military-industrial-Pentagon complex)”は軍事力こそ、平和のシンボルだと考えている。 それこそ地球を滅ぼす考え方ですよ。
でも、軍事力を持たないと国は守れないでしょう?
国を守るのは軍事力だと思うから、いつまで経っても戦争がなくならない。 アメリカのペンタゴンの考え方が世界に蔓延しているのですよ! 上の4人は、暴力に反対しながら、平和を守り、自分たちの目的を達成させているではありませんかア!
つまり、この事が言いたかったので、わざわざ藤原正彦さんの文章を取り上げたのでござ~ますか?
いや。。。 それだけではないのですよ。。。 実際に戦争の悲惨さを実感した 元気なおばあちゃんの文章を僕は改めて読んでみたのです。。。 卑弥子さんも読んでみてください。。。 戦争の悲惨さを実感できます。 要するに、戦争というのは3年も5年も続けば、ほとんどの一般市民は、夫や兄弟や親戚の若者が戦死して、悲しい思いにさらされる。 それに、食糧事情も悪くなって、厭戦気分になるものですよ。 つまり、「もう戦争はこりごりだわ」という気持ちになるのですよ。
戦後50年と私
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(終戦の)1年前、結婚して7年半だった主人は、赤紙とともに南方の島フィリピンに送られていました。
もちろんなんの消息もなく---生きているのは死んでいるのかも知れず---人づてに最初はミンダナオ島に送られたと聞いておりましたが、その後セブ島に渡ったという噂もあり、本当のところはわからずじまいです。
軍人でもない1民間人だった36歳の主人は、家計が裕福だったこともあり、趣味の油絵を勉強するために「戦争が終わったらフランスに行ってみたい……」などと、夢のようなことを言っておりました。
しかし、それも実現しないまま、帰らぬ人となってしまいました。
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出征したあの日のことは、今でも鮮明に脳裏に焼きついております。 (略)
1歳の次女を背に、6歳の長女、4歳の長男の手を引き、みんなと駅までぞろぞろ歩いては行ったものの主人の姿は見当たりません。
どうしたことかと心配していましたが、汽車の出発時間も迫ってくることですし、見送りの方々もプラットフォームに上がって来られました。
私も一緒に上がって行きましたら、なんと主人は長いホームの先端にたった一人で立っていたのです。
戦争を心底憎み、自由人でありたいと願っていた主人のやり場のない思いが、そんな行動を起こさせたのかもしれません。
軍律の厳しい軍隊の中で、その後どう生活したものかと考えると、胸がふさぎます。
終戦の翌年、昭和21年3月に、政府から正式に死亡公報が送られてきたときには、「皆さんと一緒に出発しなかったからよ」と、一人ごちたものでした。
同時に出征した町内の若者二人は無事帰還しましたが、桐箱の中に石と化した主人は、いったいどんな死に方をしたのでしょうか。
目の前で死を確かめていない別れ方は、いつまでもいつまでも中途半端な思いを引きずるものです。
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(中略)
しかし人間というものは、本当に悲しいときには涙は出ないものだということを、この主人の死によって私は身をもって体験しました。
主人の遺骨の箱を手にした時は、涙よりも先に自分の肩にずっしりとかかってくるこれからの生活と、混沌とした将来を思い、「とにかく、しっかりしなければ」と自分に言い聞かせました。
「何があってもこの家族を飢え死にさせることはできない……」と心に誓ったとき、涙の一滴も落とす余裕はなかったのです。
(中略)
(横浜のカトリック系)女学校で夢中で勉強した英語のおかげで、その後、私は外国商社で仕事をはじめました。
終戦直後、舅を送り、姑とは25年間生活をともにし最期を看取りました。
戦後のどさくさで荒稼ぎする人も多いなか、女の細腕を頼りの生活は本当に心細いこともたびたびでしたが、みんなが健康であってくれたのが何よりと思っております。
進駐軍の手から初めて日本側に戻された横浜のデパートというものを、「デパートってなあに?」と不思議がる次女に「何でも売っている所よ」と言ったら、「じゃあ、お父様を買ってきてよ」とダダをこねて私を困らせたものです。
その娘の住むトロントに移住して今年で18年が過ぎ、こちらの生活にもすっかり慣れました。
日本のように物があり余るぜいたくさはないにしても、生活に不自由しない適度な余裕を心から有り難いと思います。
そして、ここに来てからお知り合いになったご親切にしてくださる多くの方々との繋がりは、85歳という人生の先が見えている者には、何にもましての財産と日々感謝しております。
主人と、また沖縄の高射砲部隊で弟をも戦死させたこの大戦の「私の戦後」は死ぬまで消えることはないにしても、あの軍国主義の日本がなくなったことは、一日本人として全く悔いがないことを最後に付け加えたいと思います。
(赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)
213-218ページ
『カナダ生き生き老い暮らし』
著者: サンダース・宮松敬子
2000年12月10日 第1刷発行
発行所: 株式会社 集英社
『きびしい暮しの中のロマン』にも掲載。
(2014年7月28日)
この宮松芳子おばあちゃんのようにあの軍国主義の日本がなくなったことは、一日本人として全く悔いがないことを最後に付け加えたいと思いますというのが、あの戦争を経験した人たちの実感だと思うのですよ。 でもねぇ~、戦争の悲惨さを知らない者は、負けるのが判っているのに日本人が最後の一人になるまで戦争を続けなければならない!と思い込んでいる狂気じみた人間がいたのですよ。。。 今でも、再軍備して戦争になったら、最後の一人まで戦って日本を守るのだというような狂気に駆り立てられた日本人もいますよ。。。
でも。。。、でも。。。、再軍備してなかったら、戦争になって国を守る事ができないではござ~ませんかァ!
あのねぇ~、またアメリカと戦って勝てるわけがない! 北朝鮮と戦っても、核弾頭を搭載したミサイルを打ち込まれたら、日本全土が全滅ですよ!
でも。。。、でも。。。、日本を守らないと。。。
あのねぇ~、ほぼ負けると判っている戦争のために、再軍備など、全く無駄なことです! 日本は世界で唯一の被爆国なのですよ! あの戦争で亡くなった人々は、2度と日本が戦争に巻き込まれて欲しくないと願っているはずなのです!
でも。。。、でも。。。、戦争が起きたら。。。
だから、世界で唯一の被爆国である日本は、絶対に再軍備などしないで、戦争放棄、再軍備放棄の方針で、世界のトップリーダーになるのですよ!
でも。。。、でも。。。アメリカや北朝鮮は戦争をやりたいのですわァ。。。
やりたい国には、戦争をやらせておけば いいのですよ!!!
でも。。。でも。。。、日本も戦争に巻き込まれてしまいますわァ~!
そういう時には、戦争絶対反対を座右にして、日本人全体で座禅を組んで、冷静に毎日を過ごすのですよ。。。
でも。。。、でも。。。、北朝鮮の あの狂った将軍様が、日本に核弾頭を搭載したミサイルを撃ち込んだら、日本は全滅してしまうのでござ~ますわァ。。。
大丈夫です。。。 海外には、僕を含めて50万人の日本人が生きていますから。。。 日本が沈没しても、日本人は不滅です!
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(すぐ下のページへ続く)