デンマンのブログ

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無実の罪

2021-03-10 03:24:41 | 映画・芸能界


 

無実の罪

 


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ケイトー。。。 『黒い司法0%からの奇跡』という映画を観たのォ〜?


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そうです。。。英語の題名は『Just Mercy』というのですよ。。。

無実の罪で刑務所に入れられた人の物語ねぇ〜。。。つまり、冤罪のドラマねぇ〜。。。

そういうことです。。。バンクーバー市立図書館でDVDを借りて観ました。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



あらすじ


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『黒い司法 0%からの奇跡』(原題:Just Mercy)は2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。
監督はデスティン・ダニエル・クレットン、主演はマイケル・B・ジョーダンが務めた。
本作はブライアン・スティーヴンソンが2014年に発表したノンフィクション『黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪』を原作としている。

ブライアン・スティーブンソンはハーバード大学のロースクールを卒業し、弁護士資格を取得した。
好待遇のオファーが複数あったにも拘わらず、ブライアンは使命感からアラバマ州で人権運動に携わることにした。
同州で受刑者の人権擁護活動に励むエバ・アンスリーの協力もあって、彼は小さな事務所を設立することができた。

1988年、ブライアンの元にとんでもないニュースが飛び込んできた。
ウォルター・マクミリアンという黒人男性が白人女性を殺した容疑で死刑判決を受けたのだが、彼が犯人であることを示す証拠は一つとして存在しなかった。

それにも拘わらず、検察側は誘導尋問などを駆使してウォルターを犯人に仕立て上げたのである。
しかも、州の司法当局は杜撰な裁判が行われたことに対して全く関心がなかった。

憤慨したブライアンはウォルターの無実を必ずや証明すると心に誓い、その弁護を買って出た。
当初、ウォルターは「大学出のインテリ先生に差別の何が分かるというのか」などと頑なな態度を取るばかりであったが、ブライアンの奮闘ぶりを眺めているうちに、彼に心を開くようになった。

こうして、ブライアンとウォルター、エバの3人は司法制度の不備及び黒人への差別意識という難敵と闘っていくのだった。

 






出典: 「黒い司法 0%からの奇跡」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



この映画を観て、ケイトーは考えさせられたのォ〜?



そうです。。。日本でも冤罪で死刑になった人がいるのですよ。。。かつて、このことで記事を書きました。

 


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『死刑廃止』

 



アメリカでは日本とは比べ物にならないくらいに冤罪で死刑になった人がたくさん居るのですよ。。。映画の中でも、まず間違いなく無罪になる人なのに無慈悲にも、頭をツルツルに剃られ、電気椅子に座らせられ、高圧電流をかけられて死刑にさせられてしまうシーンが出てくるのですよ…。

 


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高圧電流を流して死刑にするなんて、ちょっと酷(むご)いわよねぇ〜…。。。雷に打たれて死んでしまうようなものじゃない…。。。



そうですよ。。。アラバマ州では当時、高圧電流を流して感電死させる刑罰が行われていたのだけれど、酷いと言うので、その後、致死量の毒薬(チオペンタール)を注射して薬殺刑にする方法に変えたのですよ…。。。それでも、安楽死というわけにはゆかず、2016年に行われた薬殺刑による死刑執行では死刑囚が18分に渡って苦しんだことが報告されているのです…。

電気椅子での処刑から、注射による薬殺刑に変えられたというものの、それでも、冤罪で死刑にされる人がいるのでしょう?

そうです。。。だから、死刑は廃止すべきなのですよ…。。。映画の中の次のシーンを見てください…。

 


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Bryan Stevenson and his attorneys at the Equal Justice Initiative have won relief, reversals or release for over 140 death row prisoners.

公正な裁判を求める会のブライアン・スティーブンソンと同僚の弁護士たちは、死刑を待つ140人以上の死刑囚のために、冤罪を証明し無罪放免などの処置を勝ち取った。


 


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In 1986, Anthony "Ray" Hinton was convicted of a duoble homecide based almost entirely on a faulty ballistic report.
The prosecutor said he could tell Ray was guilty just by looking at him.

1986年、アンソニー・レイ・ヒントンは殺人用拳銃の間違ったレポートだけによって2重殺人の犯人にされてしまった。
担当の検察官はレイを見ただけで、彼が犯人だと見抜けたと言った。


 


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Bryan ultimately took Ray's case to the U.S. Supreme Court, and won.
In 2015, after nearly 30 years on death row for a crime he did not commit, Mr. Hinton was set free.

ブライアン・スティーブンソンはレイの殺人事件をアメリカ連邦最高裁の裁判に持ち込み無罪を勝ち取った。
無実で刑務所に送られ、ほぼ30年間もそこで過ごしたレイは、2015年に初めて自由の身となった。


 


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For every 9 people who have been executed in the U.S., one person on death row has been proven innocent and released, a shocking rate of error.

アメリカで死刑執行される9人のうち、一人は冤罪であることが証明されて無罪放免になった。
これは驚くべき間違いだと言える。


 


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After serving 30 years in prison, Ralph Myers was released in 2017.

30年刑務所で過ごしたラルフ・メイヤーは、2017年に冤罪が認められ自由の身となった。


 


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Tom Tate remained the sheriff of Monroe County for 32 years, until his retirement in 2019.
He was re-elected six times after Walter's release.

トム・テイトはモンロー郡の保安官を32年間勤め2019年に退職した。
無罪であるにもかかわらずウォルターを逮捕したトム・テイトは彼が無罪放免されたあとでも、保安官に6回再選された。


 


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In 1993, a new investigation confirmed Walter McMillian's innocence and implicated a white man strongly believed to have murdered Ronda Morrison.
But no charges were ever files.

1993年、殺人事件が改めて再調査されてウォルター・マクミランの無実が証明され、ロンダ・モリソンを殺した白人の犯人が浮かび上がったが、彼は逮捕され、裁判にかけられることはなかった。


 



とにかく、死刑を執行してしまうと、あとで冤罪だと判った時には、もう取り返しがつかない…。



そうよねぇ〜。。。“覆水(ふくすい)盆に帰らず” だわ。。。

米国で行われている死刑には、色々な問題があるのですよ…。

 



アメリカ合衆国では、かつて生命までを奪わない「強姦を罪状とする死刑」が横行していた。
1870~1950年までに強姦を理由に771件が死刑判決を受けたが、そのうち701人が黒人であった。

人種差別との批判が相次ぎ、1972年に連邦最高裁によって「強姦を罪状とする死刑」は違憲判決が出された。
しかし、判決が成人が対象であったことから、「未成年に対する殺害を伴わない性犯罪の再犯者」へ死刑が適用される州法がサウスカロライナ州、フロリダ州、ルイジアナ州、モンタナ州、オクラホマ州の5州で成立していた。

この殺人を犯していない性犯罪者に対する死刑適用は過酷であり、憲法違反であるとの強い批判があったが、連邦最高裁は2008年6月25日にルイジアナ州で8歳の少女を強姦したケネディ対ルイジアナ州事件に対し「非道な犯罪であっても、被害者が死んでいない事件で死刑を適用する法律は、残酷な刑罰であり合衆国憲法に違反し無効」という憲法判断を5対4の小差で判断し、ルイジアナ州法の「13歳未満に対する強姦犯罪に死刑が適用される」との規定を違憲とした。

なお、この連邦最高裁の違憲判決に対し、バラク・オバマ(後にアメリカ大統領に当選、当時は予備選挙中だった)は「強姦に対する死刑」を肯定する発言を行い、違憲判決を批判している。

近年の犯罪捜査ではDNA鑑定が導入されてきた結果、過去に死刑判決を受けた数多くの死刑囚の冤罪が明らかになり全米に大きな衝撃を与えた。

1973年から2001年までにアメリカ国内でDNA鑑定で96名の死刑囚の無罪が判明し釈放されているが、特にフロリダ州では21名も釈放されており、フロリダでは5名の死刑執行が行われる間に2名が無罪放免になったという。

そのため2004年には連邦議会は有罪判決確定後もDNA鑑定を受ける権利を保障した、冤罪者保護法(Innocent Protection Act 2004)を成立させた。




出典: 「アメリカ合衆国における死刑」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



人種差別も問題だけれど、やっぱり、冤罪があとを絶たないのねぇ〜…。DNA鑑定で96名の死刑囚の無罪が判明し釈放されているという事実は、かなりショッキングよねぇ〜。。。



この96人も、もしDNA鑑定が導入されてなかったら、死刑になってこの世に生存していなかったのですよ…。

やっぱり、無実の人を死なせないためにも、死刑は廃止されるべきよねぇ〜…。

その通りですよ。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも死刑反対ですか?

ええっ。。。 「そういう恐ろしい話はいいから他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


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『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


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『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』


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『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


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『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』


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『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』


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『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』


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『オセロの失敗』

『サン・ラザールの裏路』

『「夜と霧」を観た?』

『虫酸が走る』

『大空に乾杯』

『ターバンを巻いた少女』

『美しい日本語を探して』

『アダムとイブのバナナ』

『宮沢りえ@サンタフェ』

『ネットの主要言語』

『中国人がアメリカを発見した』

『2000年前の光通信』

『習近平皇帝』

『プーチンの復讐』

『ペンタゴン・ペーパー』

『南米の富士山』

『ダンケルク』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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知られざる蚤

2021-03-10 03:13:03 | 日本人・日本文化・文学論・日本語

 

知られざる蚤

 


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デンマンさん。。。、あんさんは最近 新種のノミに悩まされてるん?


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いや。。。 わてはノミに血を吸われたことがあらへん。。。

あらっ。。。 マジで。。。?

四国出身の知り合いが、ノミはとても機敏にジャンプすると聞いたことがあるねん。。。 そいで、一度ぜひ見てみたいと思っているのやけれど。。。 めれちゃんは、ノミに悩まされたことがあるのんかァ~。。。

ありますねん。。。 京都のはずれの林間学校で ずいぶんかゆいと思うていたら、それはノミに喰われたからやと、先生が言うてましたわァ~。。。 で、今日はノミの話をするつもりやのォ~?

ノミはノミでも、格調高いノミやねん。。。

いったい、どないなノミやのォ~?

ちょっと、次のリストを見て欲しいねん。。。

 


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『我輩はノミである』


 



これはライブドアの わての『徒然ブログ』の日本時間で6月4日の午後8時3分から 5日の午前2時1分まで約7時間の「生ログ」やねん。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。 



あらっ。。。 6月4日の午後9時15分にYahoo!で検索しやはって「徒然ブログ」に掲載されてる『我輩はノミである』を読みはったネット市民がいたのやねぇ~。。。

そういうことやがなァ~。。。

 


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『我輩はノミである』


 



。。。で、もしかして上のリストの写真の女性が読みはったん?



そういうことやァ~。。。 名古屋市に住んでおる野田 真梨子(のだ まりこ)さんが読みはってん。。。

あんさんは、またIPアドレスを調べて野田 真梨子さんがアクセスしたことを突き止めはったん?

そうやァ~。。。

 


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。。。で、真梨子さんはYahoo!で、どないに検索しやはったん?



次のようにして検索したのやでぇ~。。。

 


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『現時点での検索結果』


 



あらっ。。。 「我輩はノミ 徒然ブログ」を入れて検索しやはったのねぇ~。。。



そういうこっちゃがなァ~。。。 真梨子さんは「徒然ブログ」の常連さんやねん。。。

。。。で、真梨子さんは名古屋市で何してはるのォ~?

名古屋学院大学の国際文化学部で勉強しておるねん。。。

 


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国際文化学部で勉強しておることと『我輩はノミである』が関係あるのォ~?



関係あるねん。。。 真梨子さんは国際文化を勉強してはるのやでぇ~。。。 

つまり、『我輩はノミである』という海外の本があるということを 真梨子さんは発見しやはったん?

めれちゃんは、よう そないなことがわかるなァ~。。。 そうなのやがなァ~。。。 しかも、『我輩はノミである』というタイトルから、めれちゃんもあの有名な漱石の本のタイトルがすぐに思い浮かぶやろう?

夏目漱石の『吾輩は猫である』ですやん。。。

そうやァ~。。。 それで、真梨子さんは、もしかして漱石はこの本を読んでいたのかも知れへん。。。 そう思いはってん。。。

つまり、夏目漱石は、その外国の本のタイトルから『吾輩は猫である』というタイトルを思い付いたと。。。真梨子さんは思いはったん?

そういうことやんかァ~。。。 そいで真梨子さんは、そないに思うてネットで調べ始めたというわけやァ~。。。

そないなわけで、Yahoo!で検索しやはって、あんさんのブログの『我輩はノミである』にたどり着いたと いうわけやのォ~?

そういうこっちゃがなァ~。。。

。。。で、あんさんの記事の中に、その答えになるような文章が載ってはるのォ~?

あるねん。。。 めれちゃんもその箇所を 改めて読んでみたらええやん。。。



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『蚤の自叙伝』なる翻訳書が、やはり筆禍に遭った。 こちらは西洋の有名な春本で、文芸資料研究会が四百部限定で製作し、会員に頒布した。 価格は5円26銭である。 

この年の歌舞伎座の正月興行の桟敷席一人当たり料金が、5円30銭。 現在同座の桟敷席は普通興行で1万6千円である。 正月興行は特別の顔見世だから、もう少し高くなる。 

春本としては、良い値段であったと見るべきだろう。 臙脂(えんじ)色のラシャ紙表紙、本文351ページ、奥付はないが、訳者は佐藤紅霞(こうか)とわかっている。

 (中略)

では今では読むことができない、当時の西洋翻訳本の代表として、『蚤の自叙伝』をご紹介しよう。

書き出しは、こうである。 「私は此世に生を受けたものである、然しどうして、いつ、どこで生まれたのか申し上げることが出来ない。 何(いず)れそのことはひとりでに知れることだろうと、皆さんのご推量にまかせることにする」

ここで「私」とは、「蚤」のことである。 蚤が語り手である。 そう、皆さんがすぐさま思い浮かべるように、文豪、夏目漱石の『吾輩は猫である』だ。

あちらは猫、こちらは蚤。 実は漱石先生はこの有名な春本をヒントにして、『吾輩は猫である』を書いたのではないか、と某氏が推測していたが、もう一人の文豪の鴎外先生さえ、古今東西の春本を読了している、あながち妄説とはいえぬ。

大体、昔は(鴎外先生は、けしからぬとか馬鹿げているなどとののしるが)、春本は教養の一つで、学を好む者はひと通り目を通していた。 それが証拠に江戸期のものは、写本でたくさん残されている。

皆、啄木のように書き写して所持したのである。 断定するが、明治以降の文学者で、春本春画を愛好せぬものは一人もいない。 かの真面目な宮沢賢治でさえ、春画の収集家だった。

それはさておき、『蚤の自叙伝』は、一匹の蚤がベラーなるいささか好き者の女性に食いつく。 その蚤が眺めた世界を描いてある、といえば、それ以上の説明は不要だろう。

蚤が助兵衛なることは、皆さん経験で承知のはず。 舞台は教会で、たくさんの「僧侶」が、入れかわり立ちかわり、ベラーを相手に「秘儀」を披露する。 最も聖なるものを穢(けが)すのが、春本の基本理念である。 

同時にこの本が書かれた時代は、教会が堕落しており、それを諷したとも言えよう。 




20-21ページ
『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所:株式会社 新潮社



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なるほどォ~、あんさんも漱石先生が翻訳本の春本『蚤の自叙伝』を読んでいたと言いたいん?


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そうやァ~。。。

そやけど、『蚤の自叙伝』を読まへんでも『吾輩は猫である』というタイトルを思いつくことぐらいあり得ますやん。

もちろん、そういう事だってあるやろなァ~。

それやったら春本を持ち出してきて『蚤の自叙伝』と『吾輩は猫である』を結びつける必要ないやんかァ~!

あのなァ~、わては漱石先生が間違いなく『蚤の自叙伝』を読んでいたと思うのやァ~。

その証拠でもあるのォ~?

芥川龍之介がエロ本を探して欲しいという依頼の手紙を書いてるねん。 ちょっと次の部分を読んで欲しいねん。


大正10年3月、芥川はある人にこんな手紙を書いている。

「拝啓 支那の本中楊貴妃の生殖器なぞの事を書いた本と云(い)ふのは何と云う本ですか御教示下されば幸甚です
なほそんな本で面白いのがあつたら御教へくださいませんか
僕の知つてゐる誨淫(かいいん)の書は金瓶梅。
肉蒲団。 杏花天。 牡丹奇縁。 痴婆子。 貪官報。 歓喜奇観。 殺子報。 野嫂曝言(やそうばくげん)。

 


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如意君伝(にょいくんでん)。 春風得意奇縁(しゅんぷうとくいきえん)。 隔簾花影(かくれんかえい) 等です
以上」




172ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎 2009年9月20日発行
発行所: 株式会社 新潮社




わたしは芥川龍之介がエロ本を読んでいたということを問題にしているのではないねん。 漱石先生のことを訊(き)いてるねん。



分かってるがなァ~。

だったら、漱石先生の手紙でも出したらどうなん?

あのなァ~、芥川龍之介が師と仰いだのが漱石先生なのやァ。

つまり、弟子が中国の有名な春本をすべて読んでいるので師である漱石先生が『蚤の自叙伝』を読んでないわけがないと、あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ。。。しかも、『春本を愉しむ』の著者は次のように書いてるねん。

断定するが、明治以降の文学者で、

春本春画を愛好せぬものは一人もいない。

かの真面目な宮沢賢治でさえ、

春画の収集家だった。


鴎外先生は「けしからぬとか馬鹿げているなどとののしるが」それでも古今東西の春本を読んでいた。 しかも『ヰタ・セクスアリス(性的生活)』という作品まで書いていた。


僕は女の体のある部分を目撃したことがない。 五月雨の晴れたころであった。 僕が裏庭の蔵の前で遊んでいると、ときどき家に来る勝(かつ)という娘がやってきて遊ぼうという。 僕はたちまち「あの縁から飛んで遊ぼう」と一計を案じた。

「こうして飛ばんと、着物が邪魔になっていけん」

僕は尻をまくって活発に飛び降りた。 勝はしばらく困った顔をしていたが、無邪気で素直な子であったので、とうとう尻をまくって飛んだ。 僕は目を丸くして覗いたが、白い脚が二本、白い腹に続いていて、なんにもなかった。 僕はおおいに失望した。

 (中略)

僕は東先生の家にいるあいだ、性欲上の刺激を受けたことは少しもない。 強いていえば、書生と手伝いの女とが話をしていたのを聞いた。 女の器械はいつでも用に立つ。 心持に関係せずに用に立つ。 

男の器械は用に立つときと用立たないときとがある。 女は耳を真っ赤にして聞いていた。 僕は不愉快を感じて、自分の部屋に帰った。

 (中略)

金井君はある夜ここまで書いた。 金井君は腕組みをして考え込んでいる。 金井君は一度も自分から攻勢を取らねばならないほど強く性欲に動かされたことはない。

 


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いったん筆を置いて考えてみると、このような不必要の衝突が偶然に繰り返されるのを書くのが、無意義ではあるまいかと疑うようになった。

金井君は断然筆を絶つことにした。 そしてつくづく考えた。 世間の人は性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に騎(の)って、滅亡の谷に墜(お)ちる。 自分は性欲の虎を馴らして抑えている




19 - 22ページ 「ヰタ・セクスアリス」
『あらすじで読む日本の名著 No.3』
編者: 小川義男
2003年12月28日 第1刷発行
発行所: 株式会社 樂書館




『春本を愉しむ』の著者は鴎外先生が「けしからぬとか馬鹿げているとののしるが」と書いているけれど、上の文章を読むと春本や性欲がけしからぬとか馬鹿げているとののしったわけではあらへん。



鴎外先生は何をけしからぬ、アホらしいと思うていたん?

鴎外先生は次のように書いてるねん。

世間の人は性欲の虎を放し飼いにして、

どうかすると、その背に騎(の)って、

滅亡の谷に墜(お)ちる。

自分は性欲の虎を馴らして抑えている


つまり、性欲に振り回されているような人間になるのはけしからん、アホらしいと言うてはるのやねぇ~?

そうなのやァ。。。実は、『ヰタ・セクスアリス』は1909(明治42)年に発表されたのやでぇ~。 でも、この作品を掲載した『スバル』7号は発売禁止処分を受けてしもうたのやァ。

どうして。。。?

性的表現が多すぎて社会に悪影響を及ばすと関係当局が考えたのやがな。 当時、鴎外先生は47歳やった。 陸軍軍医総監・医務局長の要職についていたのや。

仕事を辞めさせられてしもうたの?

辞めさせられへんかったけれど、上司から叱られたそうや。

鴎外先生は、内心ではそのような堅物(かたぶつ)の上司もけしからん、アホらしいと思うていたん?

そうや。。。鴎外先生は両極端を嫌っていたようや。 春本や性欲を何が何でも害悪視する堅物(かたぶつ)を嫌悪しておったようや。

春本や性欲に振り回されるって具体的にどういうことやねん?

あのなァ~。。。興味深い具体例があるねん。

そんなら、もったいぶらんで話したらええやん。

石川啄木の面白いエピソードや。 ここに書き出すから、めれちゃんも読んでみたらええやん。


「創作の興と性欲とは よほど近いように思われる。 貸本屋がきて 妙な本を見せられると、なんだか読んでみたくなった。 そして 借りてしまった。

ひとつは“花のおぼろ夜”、ひとつは“なさけのトラの巻”。 “おぼろ夜”の方をローマ字で 帳面にうつして、三時間ばかり ついやした」

 


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石川啄木がローマ字で日記にこう記したのは、明治42年4月14日の項である。 妙な本とは春本のことだが、啄木は大いに気に入ってしまい、翌日も書き写して、寝たのは午前三時であった。

目がさめたのは十時半頃で、とうとう勤めを休んでしまった。 啄木はこの頃、東京朝日新聞社の校正部で働いていたのである。 休んで何をしたかというと、春本を書き写していた。 夜っぴて、せっせと写していた。 午前二時頃、火事があった。




101ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎 2009年9月20日発行
発行所: 株式会社 新潮社




あらっ。。。エロ本を午前3時までかけて写して会社を休んでしまいはったのやね。 うふふふふふ。。。



石川啄木は何かにつけて熱中してしまうタイプやったのやでぇ。。。それで無理をして若くして病魔に冒されて早死にしてしもうたのやがな。

鴎外先生はお医者さんやったので啄木先生と比べると、さすがに長生きしてはるわ。

そうや。。。鴎外先生は確かに「性欲の虎を馴らして抑えてい」たので勤務に差し障りが無いように無難に過ごす事ができたのや。

そやけど、『ヰタ・セクスアリス』を発表して上司に叱られてしもうたやないの。

まさか、上司が『ヰタ・セクスアリス』を読むとは思わんかったのやろなァ。。。

それにしても、鴎外先生はどうして『ヰタ・セクスアリス』を発表しやはったん?

『ヰタ・セクスアリス』が発表されたのは1909年やけれど、その2年前、つまり、1907(明治40)年に田山花袋が『蒲団』を発表したのや。

つまり、『蒲団』に対抗するつもりで鴎外先生は『ヰタ・セクスアリス』を書きはったん?

対抗するつもりと言うよりも批判するつもりやったと思うでぇ~。。。

いったい『蒲団』のどの部分に鴎外先生はアホらしさを感じはったん?

次の部分やと思うでぇ~。。。



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意を決した(女弟子の)芳子は(中年作家の)時雄に一通の手紙を手渡す。 そこには隠し続けていた(恋人の)田中との関係の告白と、時雄を欺いたことに対する煩悶、詫びが書かれていた。

心を激した時雄は、すべてを打ち明けて懺悔をしようとした芳子の態度を解釈する余裕がないまま、師として父親のもとに帰るように命令するのであった。

翌朝、なにも知らない田中は時雄を訪ね、芳子がすべてを打ち明けたことを知らされる。 羞恥の念と激昂の情と絶望とが田中の胸を刺した。

時雄の胸は激してはいたが、恋する女を競争者から父親のもとに戻したことで、前よりは軽快になっていた。 同時に、芳子のその美しい表情を見ることができなくなる侘しさも感じていた。

時雄と芳子、父親の三人は最後の会食をすませ、新橋の停車場に向かった。 わが身と芳子とに尽きない縁を感じていた時雄は、発車を待つ間、芳子と結婚した場合の自身の姿と、その可能性を空想していた。

発車直前、芳子は柱のかたわらに一人の男が立っているのを見つけ、胸を轟かせる。 しかし、空想にふけっていた時雄はその存在を知る由もなかった。

芳子が去ったあと、時雄には、再び荒涼たる生活が待ち受けていた。 時雄は芳子が使っていた二階の部屋に入っていった。 かすかに残っている芳子の面影を偲びたかったのである。

部屋は芳子がいたときのままで、恋しい人がまだここで暮らしているのではないかと錯覚するほどであった。 時雄は芳子が使っていた蒲団と夜着を引き出し、女の懐かしい油と汗の匂いを心ゆくまで嗅いだ。

性欲と悲哀と絶望とがたちまち時雄の胸を襲った。 時雄はその蒲団を敷き、夜着をかけ、冷たい汚れたビロードの襟に顔を埋(うず)めて泣いた




57 - 58ページ 「蒲団」
『あらすじで読む日本の名著』
編者: 小川義男
2003年11月19日 第15刷発行
発行所:株式会社 樂書館




この上の最後の赤字にした部分が鴎外先生には気に喰わんかったと思うねん。



それほど問題にいなるところやろか?

鴎外先生は1862(文久2)年生まれやがなァ~。。。つまり、江戸時代の末期に侍の息子として生まれたのやがなァ。。。女弟子が使っていた蒲団と夜着を持ち出してきて、女の懐かしい匂いを心ゆくまで嗅(か)いで中年作家がビロードの襟に顔を埋めて泣く。 そんな姿を見ることは、武士に生まれついた鴎外先生には女々しいとしか思えなかったのやァ。 愛欲と性欲に翻弄される中年作家の姿は、まさに「性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に騎(の)って、滅亡の谷に墜(お)ち」てゆくように見えた。 それで、鴎外先生は筆を取らずにはおられんかったのや。

そないにして書いたのが『ヰタ・セクスアリス』やと、あんさんは言わはるの?

そうやァ。。。でもなァ、鴎外先生の批判をよそに、田山花袋は『蒲団』によって日本の自然主義の方向を決定付けた。 この作品が“私小説”の始まりとなったのやがなァ。

あんさんも、そないに思うてはるの?

いや。。。『蒲団』は田山花袋にとって習作やったと、わては思うとるねん。 本当に書きたかったのは『田舎教師』やったのやァ。。。その事については次の記事の中で書いたから、ここでは、これ以上言うつもりはないねん。 時間があったら、めれちゃんも読んでみィ~なァ。

 


(tayama2.jpg)

『「蒲団」と「田舎教師」』

(2009年9月24日)


 



要するに、田山先生の『蒲団』が発表されて、当時の文壇の主流が自然主義に占められていったのやね。



そういう事になってるねん。 鴎外先生は、性欲の虎が走り回っているような自然主義文学への風刺として『ヰタ・セクスアリス』を書いたのや。

そう言えば漱石先生も自然主義文学にハマりませんやったなァ~。

そうなのやァ。。。その点は鴎外先生とよく似ている。

二人とも古今東西の春本には明るかったのに性欲の虎に振り回されんかった。 鴎外先生は性欲の虎を飼い馴らしはったけれど、漱石先生は、どうしやはったん?

漱石先生は「則天去私」に徹したのやんか!

「天に則(のっと)り、わたくしを去る」とは、どういうことですねん?

私的視点や私心に囚われずに、私情や性欲から距離を置いて俯瞰的に物事を捉えると言う事やん。。。

そやけど、表現者として「わたくしを去る」ことは無理やと、わたしは思いますわ。

もちろん無理や! 要は、性欲の虎に振り回されんようにしよう!と言う事なのやァ。 そやから、漱石先生は『我輩はノミである』ではなく、『吾輩は猫である』を書いたのやでぇ~。。。

つまり、名古屋学院大学の国際文化学部で勉強しておる真梨子さんも あんさんの書きはった『我輩はノミである』を読んで、同感したと。。。 そう言わはったん?

そういうことやァ~。。。 



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。

あなたは デンマンさんの言うことが信用できますか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、何か もっとお面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で、あたくしにご命令なさるのでござ~ますかァ?

分かりましたわ。。。

あなたは、結婚にやぶれたかもしれません。

でも、そんなに落ち込むことはないのですわよう。。。

なぜなら、あの有名なアインシュタインは次のように言ったのでござ~ますわァ。


結婚とは、ひとつの偶然から

永続的なものを作りだそうという、

成功するはずのない試みだ。



(einstein2.jpg)

---アルバート・アインシュタイン


分かるでしょう!

結婚は永続しないものでござ~♪~ますわァ。

だから、今晩も、近くの居酒屋によって一人でお酒を飲めば いいのでござ~ますわァ。

 

ええっ。。。? 「そのような、慰めはいいから、気晴らしに、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、更に、あたくしにご命令なさるのでござ~♪~ますか?

分かりましたわァ。。。 では、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

ところで、話は変わりますけれど、

かつて、レンゲさんの親友の めれんげさんは 一生懸命にブログを更新していたのでした。

でも、時には、他のことに夢中になって、会費を滞納したことがあったのでござ~ますわァ。。。

そのために、サイトを削除されてしまったのです。

それでも、2013年の6月にライブドアで『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよねぇ~。。。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

現在、めれんげさんは お休みしています。

でも、これからも、ブログを通して「愛のコラボ」を続けて欲しいですよねぇ~。。。

かつて めれんげさんの「即興の詩をはじめました!」の『極私的詩集』サイトは 次の検索結果で見るようにトップを占めていたのです。


(gog30928a.png)

また、ブログを更新して トップに返り咲いて欲しいものです。

ところで あなたは「どうしたら、上位に掲載されるのォ~?」と考えているかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。

次のリンクをクリックして読んでみてください。


(seo001.png)

『おばさんの下着に見るSEO』

話は変わりますけれど、めれんげさんは可愛い猫を飼っています。

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?

ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。

気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。

あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。

では、また。。。


(hand.gif)



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メチャ面白い、

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こんにちはジューンです。

バンクーバーでは例年に無い暑さを記録しました。

1960年7月30日に記録した33.3度を破って

今年の7月30日に 33.8度を記録したのです。

でも、日本の暑さと比べれば

たいしたことはありませんよね。


Hottest Day Ever Recorded

in Vancouver


Source: The Canadian Press
Posted: 07/30/09 8:09AM
VANCOUVER, B.C.


(june08c.jpg)

The city of Vancouver has registered its hottest day on record.

Environment Canada says a temperature of 33.8 C was recorded at Vancouver airport on Wednesday, shattering the previous high of 33.3 C that was set in 1960.

"A very strong ridge of high pressure is currently dominating all of B.C.," said Gary Dickinson, a meteorologist with Environment Canada.

"The ridge of high pressure also brought up from the south very warm air, which was responsible for the record-breaking temperatures."


ところで、今日は8月7日ですけれど、

最高気温は18度でした。

夏というよりも、もう秋という感じです。

わずか1週間しか経っていないのですが

変われば変わるものです。

あなたの地方では、いかがですか?

まだまだ暑さが続いているのでしょう?


(valent1.gif)

話は変わりますが、

デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』


(wildrose.jpg)

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



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コメント
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