デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

クローン人間

2021-03-14 03:45:55 | 映画・芸能界


 

クローン人間

 


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クローン!

 


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2021年3月2日 日曜日 午前9時10分

7時40分起床。スッキリと目覚めました。
どんよりとした曇り空。気温プラス3度。
3月になったのに今朝の気温は2月とあまり変わりがない!
早く、花が咲く春になってほしいよ!

でもバンクーバーでは、驚いたことに
1月に花が咲く草木がある。
もう7,8年前だけれど、
図書館へ歩いてゆく途中で1月20日頃に
花が咲き始めた灌木があったので
小さな花が付いた枝を折って図書館の司書に見せたのですよ。

「この花なんて言う名前ですか?」
司書はじっくりと眺めてからラベンダーじゃなくて
薄い赤紫の花なんだけれど、名前が出てこない。
けっこうよく耳にするカタカナの花の名前ですよ。
でも、僕には、司書が言った花とは全く感じが違う花のように見えた。

とにかく、1月に咲く花もあるのです。
桜も、種類は違うと思うのだけれど、
3月に咲くものもある。

思い出したけれど、10月に咲く桜もあったよね。
いつだったか、小百合さんと一緒につつじが岡公園に行った時に寒桜が10月に咲いていましたよ。
僕は10月に咲く桜の花を初めてみたのでした。
きゃはははははは。。。
これも、小百合さんとの思い出です!

昨夜は4本のDVDを観ました。
そのうちの1本はロシア語の映画です。
だけど、英語の字幕がついてない。
大学時代にロシア語を取ったけれど、
映画を観てロシア語が理解できるほど
ロシア語を勉強したわけではなく、
ほとんど忘れてしまっていたので、
20分ほど観てやめました。

 


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『MOON』というサイエンスフィクションの映画は考え深い映画でした。
地球温暖化を避けるために、月の岩石の中に含まれるヘリウムを採掘して全地球のエネルギーを賄(まかな)うというテーマですよ。

そのために人間を月に送って、鉱山でヘリウムを含んだ鉱石を採掘するのです。

その鉱山採掘現場の宿舎には一人だけしか居ない。
彼がコンピューターとロボットを使ってすべての業務をこなしている。

ところがある日、彼と同一人物が現れる。
種(タネ)を明かせば、その男はクローン人間なのですよ。
つまり、クローンをたくさん作って月に送り込めば、
一人が死んでも、何人でも代用がきくというアイデアです。
つまり、クローン人間は消耗品だというわけです。

このアイデアは、ノーベル賞をもらったイギリスに住む日系人作家、カズオ・イシグロの作品を元に考えついたに違いない!

イシグロの作品を基に作られた映画も見たけれど、
それは臓器移植をするために必要な臓器をゲットするために
クローン人間を作るのですよ。
だから、クローン人間は、肝臓や、膵臓、腎臓などを取られて、最後は心臓までも取られて死ななくてはならない。

クローン羊は、1996年に作られている。
もう25年も前に作られている。
クローン人間も作ることが出来るのですよ。

 


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人間の受精卵を取り出して、受精卵の核を、
僕の皮膚細胞の核と入れ替えると
僕とすっかり同じ遺伝子を持ったクローン人間が出来上がるのです。
原理的にはすごく簡単に作れる。

でも、倫理的な問題があって医学界ではやってはならないことになっている。

『MOON』では記憶までもオリジナルな人間の記憶を
持っているということになっている。
でも、そんなことはありえない!
クローン人間は、生まれたら、一人の別の人間として
オリジナル人間とは全く違った経験をしてゆくわけだから、
オリジナル人間と全く同じ記憶や思い出を持つはずがないのです。

仮に小百合さんのクローン人間が僕のそばに居たとしても、
その女性は小百合さんとは全く別の経験をしているわけで、
体つきや顔つきは同じでも
心や経験は全く違うわけで、全く別人のはずです。

そういう小百合さんのクローン女性とエッチをしても、
素晴らしいと感じは全く受けないと思いますよ。
きゃははははは。。。

クローン女性が作れたとしても、やはり小百合さんは、
この世に一人しか居ないのですよ。
そういう意味で、これまでにたくさんの思い出を共にした小百合さんは、この世に一人しか居ない大切な人なのですよ。
きゃははははは。。。

一生は一度だけです。
小百合さんも、思い出を大切にしながら
子どもたちを宝だと思い
思い出を食べながら
楽しく、明るく、元気に暮らしてね。

今夜も山の家で、小百合さんが揚げたクレッソンの天ぷらを食べて、一緒にコーヒーを飲みながら楽しくダベる夢を見ようと思います。
きゃははははは。。。

最近、行田に行ってゼリーフライを食べましたか?
さきたま古墳公園のゼリーフライ屋は今でもやってるようだよね。
たまには、行田に行って思い出を食べてね。

あそこのゼリーフライは、昔の「銭(ゼニ)フライ」と内容がよく似ています。
小百合さんと一緒にもう一度食べたいね。
きゃはははははは。。。
じゃあね。。。

 


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デンマンさん... また個人的なメールを書き出したのですか?


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そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。だから、心配することはありませんよ。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうです。。。

。。。で、ど忘れした花の名前は思い出しましたァ〜?

思い出しましたよ。。。ライラックです。。。

 


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『ライラックと小百合さん』

 



。。。で、『MOON』という映画は面白かったですか?



面白かったですよ。。。ついつい引き込まれて観てしまいました…。

 


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『拡大する』

『実際のページ』




あらすじ


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近未来。地球の主要エネルギー資源であるヘリウム3を採掘するルナ産業との3年契約をもうすぐ満了する宇宙飛行士サム・ベルは月の向こう側で暮らしている。
それは孤独であり、衛星が破壊されたために故郷とのライブ通信が一層困難になっていた。
録画メッセージがサムがやり取りできる全てである。

ありがたい事に、彼が月面で過ごす期間は終わりを告げようとしており、僅か数週間後には妻のテスと3歳の娘イヴと再会することになっている。

とうとう、彼は古巣の我が家であったこの孤立した月面基地サランを去り、自律思考を備えているがどちらかと言えば複雑ではない人工知能であるガーティ越しに話していた相手に会えるだろう。

 


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だが突然、サムの容態は悪化し始める。痛みを伴う頭痛に加えて幻覚や視界のぼけによって、彼はいつものように月面探査車を運転している最中に致命傷に近い事故に起こしてしまう。

基地での療養中にサムは自身より若く短気な自分に遭遇する。その彼はサムがほぼ3年前に開始された契約と同じ期間を履行するためにここにいると主張している。

自身の若きクローンと思しき者と2人きりになり、基地を安定生産に戻す途上でこの「サポートクルー」と共に、何が起こっているのか、会社の目的はどこにあるのか、サムは時間と戦いながら探っていく。




出典: 「月に囚われた男」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 



将来、ヘリウム3 が地球の主要エネルギー資源になるのですか?



僕も不思議に思って調べてみましたよ…。

 



ヘリウム3

 


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ヘリウム3(helium-3)は、ヘリウムの同位体の一つである。

ヘリウム3(3He)の原子核は、陽子2個と中性子1個からなり、通常のヘリウム原子より軽い安定同位体である。
ヘリウム3は核融合のD-D反応、陽子-陽子連鎖反応の際に発生する。
また三重水素の娘核種であり、3Hのベータ崩壊により生成する。

ヘリウム3は地球の大気中ではヘリウム4の100万分の1しか存在しない。

しかしながら太陽大気中には0.0142%の同位体比で存在し、月面にも地球上よりはるかに多く存在する。
このため月面の岩石からヘリウム3の採掘を試みる研究も行われている。

これは太陽大気中には宇宙の初期においてビッグバン原子核合成の結果生成したヘリウム3が蓄積しているものであるが、地球大気では地球創成期に存在していたヘリウムがほとんど宇宙空間に逸散し、現在の地球大気中に存在するヘリウムは大部分が岩石中のトリウムおよびウランなどのアルファ崩壊の結果生じたものであるためである。

一方、月面においては太陽風から供給されるヘリウム3が蓄積している。




出典: 「ヘリウム3」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



でも、ヘリウム3 をどうやってエネルギー資源として利用するのですか?



このヘリウム3 は核融合発電に利用できるのですよ…。

核融合発電と言うと、あの福島の原発のように危険なのではありませんか?

ところが、このヘリウム3 は安全で環境にやさしいと言われ、核融合発電の燃料として期待されているのですよ…。

つまり、近い将来、ヘリウム3 を使って発電することが現実になるのですか?

核融合炉は未来の発電技術として、実証実験は成功しているのです。。。でも実用化には、まだ10年から20年ぐらいかかるだろうと言われているのですよ。。。

ところで、上の映画はノーベル賞をもらったイギリスに住む日系人作家、カズオ・イシグロの作品を元に考えついたに違いない!とデンマンさんは書いてましたけれど、どういう作品なのですか?

その作品に基づいて作られた映画があるのです。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』



あらすじ


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「1952年 不治とされていた病気の治療が可能となり 1967年 人類の平均寿命は100歳を超えた」

手術室の前。キャシーは介護人になって9年だが満たされず、「ひずみ」がたまっている。

1978年。思い出すのは緑豊かな自然に囲まれた寄宿学校ヘールシャムだ。

キャシー、ルース、トミーの3人は幼い頃から一緒に過ごす。

外界と完全に隔絶したこの施設にはいくつもの謎があり、外で生徒が殺されたり、餓死したという。

「保護官」と呼ばれる先生に教わり、絵や詩の創作はマダムのギャラリーに送られていた。

学校では頻繁な健康診断も買い物の練習も行われる。

キャシーはトミーからJudy BridgewaterのSongs after Darkというミュージックテープをもらい、その中の曲“Never let me go”を聴く。

絵は重要ではないといい、「明解な説明がなされてない」「あなた方の人生はすでに決められている」「中年になる前に臓器提供が始まる」「大抵は3度目か4度目の手術で短い一生を終える」「自分というものを知ることで“生”に意味を持たせて下さい」と言ったルーシー先生は校長に辞めさせられる。

1985年、18歳になってみんな提供臓器によって施設に別れるのだが、3人はコテージと呼ばれる場所で共同生活を始める。

恋人同士となったルースとトミーの傍でキャシーは孤立していく。

他から来たクリシーとロッドは真剣な恋だと分かると「提供猶予」があるはずと訊くが噂話だといって落胆させる。

海岸沿いでルースは自分の「オリジナル」かもという人を見るが、似てないと否定する。

ルースは噂を信じ、ギャラリーに絵を提出していなかったと悔む。

キャシーは介護生を申請してコテージを出ていくが、車には「国立提供者プログラム」と書かれている。

ルースとトミーも別れ、3人の関係が断ち切られる。

「終了 1994年」。優秀な介護人となったキャシーは1回目か2回目の手術で「終了」になった人々との別れが辛くなる。

看護婦は「覚悟していると本当に終了になる」と教える。

ルースやトミーと再会を果たし、海岸へ行った時、ルースは嫉妬から2人を別れさせて悪かったと謝り、「提供猶予」が頼めるというマダムの住所を差し出す。

昔キャシーがポルノ雑誌を見たのは、性欲からではなく自分のオリジナルを探すためだったことを僕はわかっていたとトミーが話す。

3度目の手術でルースは「終了」。

数年前からトミーが大量に描き始めていた絵を2人で持参し、マダムを訪ねるが、エミリー校長が出てきて今も昔も「猶予」はなかったし、絵は魂を探るためではなく、魂があるのかを知るためだったという。

【映画の冒頭に戻って】手術台のトミーが見える。

トミーが「終了」して2週間後、キャシーにも1カ月後に最初の手術という通知が来て自問する。

自分たちと救った人の間に違いがあるのか、“生”を理解することなく命が尽きるのはなぜか?




出典: 「わたしを離さないで (映画)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



クローン人間は実際に作ることができるのですよ…。羊ではクロン羊が作られて、大きなニュースになりました。

 


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だからクローン人間を作ろうと思えば作れるのです。。。でもねぇ〜、人道的・倫理的に問題がある…。その問題を上の映画では取り上げているわけです。。。



デンマンさんはクローン人間を作ることには反対なのですか?

もちろん、反対です。。。上の映画の中でキャシー、ルース、トミーになったつもりで観てください…。腎臓移植や、心臓移植のために作られるのがクローン人間ですよ…。消耗品になのです…。要するに臓器提供者にされるわけです…。ちょうど死刑囚になって、いつ死刑執行が行われるのか、ビクビクしながら毎日を過ごすようなものですよ…。

必ず死ななければならないのですか?

オリジナルの人間と同じように、遅かれ早かれ寿命が来て、死ななければならないのだけれど、クローン人間の場合は、普通の人間が病気になって、肝臓や腎臓や心臓が必要になった場合には、クローン人間の臓器が提供される…。つまり、クローン人間は、自然死の他に、臓器提供者として、腎臓、肝臓、やがては心臓も取られて死んでゆく運命にある。。。

クローン人間も普通の人間と同じように心があるのですか?

もちろんですよ。。。普通の人間と同じように生まれて育ってそゆくのです。。。だから成長とともに、クローン人間自身の経験と思い出を持って生きてゆく。。。普通の人と全く同じですよ…。ただ臓器提供者として、心臓や、肝臓、心臓まで取られて、死んでゆく運命にあるということですよ…。普通の人間なら、そこまでして臓器提供者にはなりたくないですよ…。小百合さんだって、心臓まで取られたくないでしょう?

もちろんですわ。。。



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも他人の心臓移植のために、あなたの心臓までは提供したくないでしょう?

ええ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


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『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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とにかく、今日も一日楽しく愉快に

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じゃあね。



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第3次AIブーム

2021-03-14 03:24:58 | 人間関係・コミュニケーショ

 

第3次AIブーム

 



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デンマンさん。。。 どういうわけで第3次AIブームというタイトルの記事にオイラを呼び出したのですか?


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オマエは、早稲田大学の理工学部の数学科を優秀な成績で卒業したのだよなァ~?

その通りです。。。 それが 第3次AIブーム と関係あるのですか?

オマエは日本で大型コンピューターのオペレーティング・システムの仕事についていたのだよなァ~?

その通りです。。。 デンマンさんは、よくご存知ですねぇ~。。。

オマエがかつて得意げに僕に語っていたから、すごく印象に残っているのだよ。。。 

つまり、オイラには第3次AIブームを語る資格があると認めてくれるのですねぇ~?

手っ取り早く言えば、そういうことなんだよ。。。

。。。で、なぜ第3次AIブームを取り上げるのですか?

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのだよ。。。

 



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AI vs. オードリー

 

このあいだ、特番の収録でAIの開発者の方とお話させていただいた。
「AIはM1で優勝できる漫才を作れるのか」というテーマで話をしていた時に、開発者の方は可能だと言い切った。

今まで爆笑を取ってきた漫才のデータをとにかくAIに取り込めば、「どういうテーマだと人が笑うのか」「最適な間とはどういうタイミングなのか」というものも可視化できるというのだ。
それを聞いて、現役の漫才師としてはムキになってしまった。

「データを取り込むということは、テーマ・設定は過去のデータに学ぶということだから新しい設定は生まれないのではないか?」
そう聞いてみた。

「それは、データの取り込み方によってはできますね」
簡単に言い返されてしまった。

「でも、笑いって、“何を言うか”より“誰が何を言うか”だから、その人のキャラクター、年齢、顔、体系、声、送ってきた人生、そういった諸々の要素によって最適な言葉や間は変わってくるのでは?」
こうなってくると、もう負けるわけにはいかない。

「それも、データの取り込み方によってはできますね」
“データの取り込み方”というワードが強すぎる。

「だけど、お笑いって劇場の広さやその日の天候、時間帯によってお客さんのテンションが違うから最適な間は変わってきますよね?」
「お客さんの脳波や瞳孔の開き具合をAIが検知することによって、最適な間は算出できます」

「うーん、じゃあ、それ早く作ってください!」
ぼくは反論を忘れて、“漫才が作れるAI”の完成を待望してしまった。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




158-159ページ 『ナナメの夕暮れ』
著者: 若林正恭
2018年9月25日 初版発行
発行所: 株式会社 文藝春秋


 



つまり、こうしてAIの開発者を呼び出して話を聞くということが、そもそも 第3次AIブーム を物語っているというのですか?



そういうことだよ。。。 オマエは意外に飲み込みが早いんだねぇ~。。。

早稲田大学の理工学部の数学科を優秀な成績で卒業しましたから。。。 うへへへへへへへ。。。

いちいち、そういうことを宣伝しなくてもいいのだよ。。。 “漫才が作れるAI” が出現するというようなことを いとも簡単に言うところが いかにも第3次AIブームの追い風に乗っているという感じなんだよ。。。

ところで、 第3次AIブーム というのは、具体的にどういうことなのですか?

あれっ。。。 オマエは知らなかったのォ~? ウィキペディアに説明が載ってるから、オマエのためにここに書き出すので読んでみたらいいよ。。。

 


人工知能の第三次ブーム:

AGI(汎用人工知能)と

技術的特異点


 


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2006年のディープラーニングの発明と、2010年以降のビッグデータ収集環境の整備、計算資源となるGPUの高性能化により、2012年にディープラーニングが画像処理コンテストで他の手法に圧倒的大差を付けて優勝したことで、技術的特異点という概念は急速に世界中の識者の注目を集め、現実味を持って受け止められるようになった。

ディープラーニングの発明と急速な普及を受けて、研究開発の現場においては、デミス・ハサビス率いるDeepMindを筆頭に、Vicarious、IBM Cortical Learning Center、全脳アーキテクチャ、PEZY Computing、OpenCog、GoodAI、nnaisense、IBM SyNAPSE等、汎用人工知能(AGI)を開発するプロジェクトが数多く立ち上げられている。

これらの研究開発の現場では、脳をリバースエンジニアリングして構築された神経科学と機械学習を組み合わせるアプローチが有望とされている。
結果として、Hierarchical Temporal Memory (HTM) 理論、Complementary Learning Systems (CLS) 理論の更新版等、単一のタスクのみを扱うディープラーニングから更に一歩進んだ、複数のタスクを同時に扱う理論が提唱され始めている。

3Dゲームのような仮想空間でモデルを動かし現実世界のことを高速に学ばせるといったことも大きな成果を上げている(シミュレーションによる学習)。

また、数は少ないがAGIだけでは知能の再現は不可能と考えて、身体知を再現するために、全人体シミュレーションが必要だとする研究者やより生物に近い振る舞いを見せるAL(人工生命)の作成に挑む研究者、知能と密接な関係にあると思われる意識のデジタル的再現(人工意識)に挑戦する研究者もいる。

リーズナブルなコストで大量の計算リソースが手に入るようになったことで、ビッグデータが出現し、企業が膨大なデータの活用に極めて強い関心を寄せており、全世界的に民間企業主導で莫大な投資を行って人工知能に関する研究開発競争が展開されている。
また、2011年のD-Wave Systemsによる量子アニーリング方式の製品化を嚆矢として、量子コンピュータという超々並列処理が可能な次世代のITインフラが急速に実用化され始めた事で、人工知能の高速化にも深く関わる組み合わせ最適化問題をリアルタイムに解決できる環境が整備され始めている。

この動向を受ける形で、2016年頃から、一般向けのニュース番組でも人工知能の研究開発や新しいサービス展開や量子コンピュータに関する報道が目立つようになった。

2017年にはイーロン・マスクが、急速に進化し続ける人工知能に対して人間が遅れを取らないようにするために、人間の脳を機械に接続するブレイン・マシン・インターフェースを研究開発するニューラ・リンク社を立ち上げていたことを公表し、世界中で話題になった。
ブレイン・マシン・インターフェースにより、人のインターネットが出現する事が予測されている。

2017年10月にはジェフリー・ヒントンにより要素間の相対的な位置関係まで含めて学習できるカプセルネットワークが提唱された。

2018年3月16日の国際大学GLOCOMの提言によると、課題解決型のAIを活用する事で社会変革に寄与できると分析されている。

2018年8月、Open AIが好奇心を実装しノーゲームスコア、ノーゴール、無報酬で目的なき探索を行うAIを公表。これまでのAIで最も人間らしいという。

2018年9月、MITリンカーン研究所は従来ブラックボックスであったニューラルネットワークの推論をどのような段階を経て識別したのかが明確に分かるアーキテクチャを開発した。

2019年に入るとこれまで深層学習では困難とされてきた言語処理において大きな進展があり、Wikipediaなどを使用した読解テストで人間を上回るに至った。(BERT、ROBERT。)




出典: 「人工知能」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



上の説明にもあるように「この動向を受ける形で、2016年頃から、一般向けのニュース番組でも人工知能の研究開発や新しいサービス展開や量子コンピュータに関する報道が目立つようになった」たわけだよ。。。 そういうわけで、上の本でも AI を取り上げている。。。



なるほどォ~。。。 つまり、“漫才が作れるAI”も そのうちできるというわけですねぇ~。。。

いや。。。 僕は、それほど簡単に“漫才が作れるAI”ができるとは思わない。。。

どうして、デンマンさんは そう思うのですか?

あのなァ~、一橋大学を優秀な成績で卒業して、アメリカに留学し、数学者になった女性が次のように言ってるのだよ!

 



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論理、確立、統計。

これが4000年以上の数学の歴史で発見された数学の言葉のすべてです。
そして、それが、科学が使える言葉のすべてです。
次世代スパコンや量子コンピューターが開発されようとも、非ノイマン型と言おうとも、コンピューターが使えるのは、この3つの言葉だけです。

「真の意味でのAI」とは、人間と同じような知能を持ったAIのことでした。
ただし、AIは計算機ですから、数式、つまり数学の言葉に置き換えることのできないことは計算できません。

では、私たちの知能の営みは、すべて論理と確率、統計に置き換えることができるでしょうか。
残念ですが、そうはならないでしょう。


 (中略)

数学が発見した、論理、確立、統計にはもう一つ決定的に欠けていることがあります。
それは「意味」を記述する方法がないということです。


数学は基本的に形式として表現されたものに関する学問ですから、意味としては「真・偽」の2つしかありません。

「ソクラテスは人である。 人は皆死ぬ。 よって、ソクラテスも死ぬ」のようなことしか演繹できないし、意味はわからないというより表現できないのです。(略)

数学は、論理的に言えること、確率的に言えること、統計的に言えることは、実に美しき表現することができますが、それ以外のことは表現できません。

人間なら簡単に理解できる、「私はあなたが好きだ」と「私はカレーライスが好きだ」との本質的な意味の違いも、数学で表現するには非常に高いハードルがあります。
これが、東ロボくんの成績が伸び悩んでいる根本的な原因だと言えるでしょう。

 (117-119ページ)

 

論理、確率、統計に還元できない意味

今、「シンギュラリティ」という言葉が時代の寵児のように受け止められています。
その日が来ることを、たとえば、1960年代に、人類が月面着陸に成功する瞬間を、わくわくして待ち侘びたのと同じように、心待ちにしている人も少なくないと思います。

ウィキペディアの日本語版が「人工知能研究の世界的権威」と持ち上げ、グーグルのAI開発を指揮する未来学者のレイ・カーツワイルが2029年に真の意味でのAIが開発され、2045年に1000ドルのコンピューターが全人類を合わせたより知的になると公言しているのですから、信じる人が多くても仕方がないのかもしれません。

私は、この言葉の賞味期限は長く見積もってもあと2年だろうと思っています。

 (161ページ)

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




『AI vs.教科書が読めない子どもたち』
著者: 新井紀子
2018年3月27日 第6刷発行
発行所: 東洋経済新報社


 



この新井さんの言おうとしていることは、「AIが話題になっているけれど、本当の意味の AI は、おそらく実現不可能じゃないか!?」ということだよ。。。 



でも、最近、AIがプロの将棋や囲碁の棋士を負かしたとか言うニュースが、けっこうたくさん報じられていますよ。。。

 


人工知能に負けたプロ棋士 衝撃!

 


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最終更新日: 2016年2月25日

 

米グーグル傘下のベンチャー企業による囲碁コンピューターソフト「アルファ碁」がプロ棋士に勝ったと報じられ、日本の囲碁界に衝撃が走っている。

「コンピューターは将棋でプロと同等まで強くなったが、囲碁は10年以上先になる」と言われていた。

その予想より早かった。




『AINOWメルマガ』より


 



こうしてAIがプロの棋士を負かしてしまうのだから、“漫才が作れるAI”ができて、プロの漫才師よりも優れた漫才をやることができるのも可能性としてあるのじゃありませんかァ~?



あのさァ~、本当のAI というのは、人間と同じような知能を持ったAIのことなんだよ。。。 新井さんは「AIは計算機ですから、数式、つまり数学の言葉に置き換えることのできないことは計算できません」と言っている!

数学が発見した、論理、確立、統計にはもう一つ決定的に欠けている。 それは「意味」を記述する方法がない。 だから、AI は意味を理解できない、と言ってるのですねぇ~?

そういうことだよ。。。 早い話が、囲碁の棋士に勝てたAIと将棋の棋士が対戦したとすると、そのAIは絶対に勝てない。。。 なぜなら、将棋のやり方がわからない。。。 つまり、囲碁の棋士に勝てたAIは、囲碁だけしか活躍の場が与えられていない。。。 囲碁に特化したAIなのだよ。。。

じゃあ、囲碁に特化したAIは、小学生と将棋をしても勝てないということですね。。。

そうだよ。。。 囲碁に特化したAIは将棋のやり方をプログラムされてないのだから、そもそも将棋というゲームがわからない。。。

。。。ということは第三次ブームのAGI(汎用人工知能)は、どうなりますか?

たぶん、ある仕事や分野、ゲームに特化したAIは実現できるけれど、何でもやりこなす汎用AIはまずできないと思うよ。。。

なぜですか?

なぜなら、汎用AIとは、何でもやりこなす人間と同じような知能を持ったAIのことだよ。。。 ということは、人間のように意識を持たなければならない。。。 ところが、「意識」というのは、数学のように明確な定義がない!

 


意識

 


(ishiki01.jpg)

 

意識(Consciousness)は、一般に、「起きている状態にあること(覚醒)」または「自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識できている状態のこと」を指す。

ただし、歴史的、文化的に、この言葉は様々な形で用いられており、その意味は多様である。
哲学、心理学、生物学、医学、宗教、日常会話などの中で、様々な意味で用いられる。

日本語では、「ある物事について要求される注意を払っている」とか「考え方や取り組み方について努力が行われている」といったことを表す場合に、意識が高い(または低い)といった言い方が許される。

たとえば公害や廃棄物などの問題についてよく勉強し、改善のために様々な行動や対策を行っている個人や集団を、環境問題についての意識が高い、などと表現する。
このような用法は遵法意識、コスト意識、プロ意識、意識調査、意識改革、など様々な表現に見られる。

学術的には、文脈に応じて意識という語は様々な意味で使用される。

 

認知科学・人工知能における意識

認知科学、人工知能の分野では、人間が人工知能に質問などをして、その人工知能があたかも人のように反応し、人から見て人と何ら区別がつかなければ、それをもってしてその存在は知能あるいは意識を持っていると見なしていいのではないか、とアラン・チューリングが提案した(チューリング・テスト)。

 

心理学

19世紀中葉のヨーロッパでは、哲学から心理学が分科した。
ヴィルヘルム・ヴントは意識という概念を中心に心理学を組み立てようとした。

意識は自分の感ずる「感覚」「感情」「観念」に分けられる。
この三つの意識を自分自身が感じたままに観ることを内観法(ないかんほう)という。

行動主義心理学では、意識という概念を用いずに、刺激と反応という図式で人間の行動を理解しようとする。

 

精神分析学

精神分析学では人間の心を、意識・前意識・無意識の三つに分ける。

自分で現在認識している内容を意識という。つまり、我々が直接的に心の現象として経験していること、これは私の経験だと感じることのできることを総体的に意識という。
意識は短期記憶・作動記憶と関係がある[要出典]、ともされる。

自分で現在認識していないが、努力すれば思い出すことができる内容を前意識という。

自分で現在認識しておらず、努力しても思い出せない内容を無意識という。
精神分析学では通常の方法では思い出せない無意識下にあるものを、自由連想法などを用いて意識に持ってゆくことで無意識を理解しようとした。




出典: 「意識」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



つまり、数学のように「意識」が明確に定義されていないということは、AIに「意識」を埋め込むことができないということになりますねぇ~。。。



そういうことだよ。。。 要するに、現在では、汎用AIも「意識」を持つことができない。。。 だから、「意識」を数式化してAIにプログラムとして教え込むことができるまでは、人間と同じような知能を持ったAIは出現しないということだよ。。。

要するに、「意識」を記述する方法を考え出せばいいのですねぇ~!

そういうことだよ。。。

分かりました。。。 じゃあ、「意識」を記述する方法を考え出してオイラがノーベル賞をゲットします。。。

 


(nprize2.jpg)




(foolw.gif)


【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、「意識」を記述する方法を考え出してノーベル賞をゲットしたいと思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、もっと他に面白い話しをしろ!」

あなたは、私に、そのような口調で命令するのですか?

分かりましたわ。。。 それではソプラノ歌手の高島一恵さんの次の歌を聴いてしみじみと泣いてくださいねぇ~。。。

 


(kazue01.jpg)



 

ええっ。。。 「歌は、もういいから、他にもっとも面白いことを話せ!」

あなたは、そのような命令口調で あたしに強要するのですかァ~?

分かりましたわ。。。

これまで、太田さんはデンマンさんに さんざ馬鹿にされたので

そのお返しをしたのですわァ。

だから、太田さんは次のサイトで抗議録を公開したのです!


(kogiroku9.png)

『実際の抗議録』

デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!

 

デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。

『嘘を書く日記』

 

太田さんはこれに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。

でも、そのうち忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。

あなたは、どう思いますか?

とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。

太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。

中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。

また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。

スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、

相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って

読者に登録してしまったりするものですわァ。

どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。

悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと

てぐすね引いて待っているのですから。。。

悪徳サイトを利用して、

メールアドレスで登録したりすると、

あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。

あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには

騙されないと思い込んでいるでしょう?

でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。

とにかく気をつけてくださいね。

次回も、さらに面白い話題が続きます。

あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。

では。。。


(hand.gif)


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