デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

ブラジル人溺死

2023-08-07 03:57:50 | 海・河のスポーツ・旅行・車
 

ブラジル人溺死

 


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デンマンさん。。。、どういうわけで急にブラジル人溺死を取り上げるのでござ〜ますかァ?


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あのねぇ〜、僕はネットでブログの記事を投稿すると、その直後にツイッターでも記事のことでつぶやくのですよ。。。その後で、ついでなので他のツイートにも目を通すのです。。。すると面白いツイートに出くわすことがある。。。

 


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『ツイートを探してみる』

 



あらっ。。。これは面白いツイートですわねぇ〜。。。最近、話題のイーロン・マスクさんのアニメですわねぇ〜。。。



そうです。。。7月22日、こういうツイートを見ながら楽しんでいるときに次のツイートを目にしたのですよ。。。

 


(tw23-08-04.jpg)

『実際のツイート』

 



遊泳禁止の川で溺れ

30代男性死亡 埼玉 荒川



2023年7月22日 17時37分

22日午後、埼玉県寄居町の荒川で、バーベキューをしに訪れていた30代の男性が川に入って溺れ、病院に搬送されましたが死亡しました。

22日正午すぎ、埼玉県寄居町鉢形を流れる荒川で「人が溺れている」と消防に通報がありました。

警察と消防が駆けつけ、ブラジル国籍の30代の男性を救助し、男性は病院に搬送されましたが、その後 死亡が確認されました。

男性は家族4人でバーベキューをしに訪れていて、川に入って泳いでいたところ溺れたということです。

現場は、立ヶ瀬河原と呼ばれるバーベキューやキャンプができる河原ですが、これまでも水難事故が相次いでいて遊泳が禁止されているということです。

警察が当時の詳しい状況を調べています。




『NHK NREWS』より


 



埼玉県の寄居を流れる荒川で溺れて亡くなった人がいたのですわねぇ〜。。。



そうです。。。実は、この同じ場所で僕は中学生の時にクラスメートが溺れそうになったので助けるために飛び込んで、危うく僕も死にそうになったことがあったのですよ。。。

行田市と寄居町では、同じ埼玉県でも60キロぐらい離れているではござ〜ませんかァ? どういうわけでこの場所にいたのでござ〜ますかァ〜?

クラスメート6人ほどで、この場所に遊びに行ったのです。。。「玉淀」は風光明媚で「泳ぎ場所」としても名前が知られていた。。。つまり、泳ぎが上手くないと、とても泳げるものではない。。。つまり、泳ぎが下手であれば溺死してしまうかもしれない。。。

つまり、「肝試(きもだめ)し」で遊びに行ったのですか?

そうです。。。6人の全てが泳ぎの上手いクラスメートだった。。。僕は、そう思っていた。。。でも、一人だけ口ほどではない者がいた。。。その富(とみ)君が深みにハマって溺れそうになったので、僕が飛び込んで助けようとした。。。

そしたら、デンマンさんまでが溺れて死にそうになったのでござ〜ますかァ?

そういうことです。。。このことでは、すでに記事に書いたので読んでみてください。。。

 



デンマンの死@玉淀

 






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デンマンさん。。。 なんだか おもろい画像でござ~♬~ますわねぇ~。 おほほほほほ。。。んで、今日はデンマンさんが亡くなる時のお話でござ~ますかァ?


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いや。。。 僕が亡くなった時の話ですよう。

おほほほほほ。。。 京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授を前にして ご冗談もほどほどにしてくださいませぇ。

いや。。。 冗談ではありませんよう。

でも、デンマンさんが一度亡くなって生き返ったなんてぇ誰も信じませんわよう。 おほほほほほ。。。

あのねぇ~、卑弥子さんも“臨死体験”という言葉を聞いたことがあるでしょう?

ありますわァ~。。。 でも、あたくしはそのような事を信じておりませんわァ。

じゃあ、信じるか?信じないか? それは卑弥子さんの勝手として、僕の話を聞いてくれますかァ~?

でも、そもそも、どうしてそのような眉唾モノのお話を急にする気になったのでござ~ますかァ?

あのねぇ~、実は夕べ寝転がりながら本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。

 


玉淀

 


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奥秩父に源を発する荒川は、長瀞を過ぎて寄居まで来ると大きく迂回しながら一気に川幅をひろげ、玉淀(たまよど)と呼ばれる美観を生む。

ここは桜が見事だから、花の時期だけは多少人が集まるが、その他の季節は閑散としている。

 


(tamayo04.jpg)

 

もともと玉淀は武州鉢形城として知られる戦国時代の要衝だった。

切り立った断崖の南側が鉢形城で、かつて北条氏邦が秀吉軍3万5千の大敵を向かえて籠城し、わずか三千の城兵で1ヶ月余を持ちこたえた名城である。

いま城址は森林公園になっていて、城の名残は地形から察するしかない。

 


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一番高い所にあったという本丸跡から、笹曲輪、二の丸、三の丸などを歩くと、(なるほど、これが豊臣勢を手こずらせた堅城だったのか。。。)と、実感が湧く。

 (中略)

この鉢形城址から川向こうを見下ろすと、正面に「京亭」という小さな宿がある。
見た目には風流人の別荘である。

それもそのはずで、京亭はもとはといえば旅館ではなく、「祇園小唄」の作曲者として不朽の名を残す佐々紅華(さっさこうか)の晩年の棲み家だった。

 (中略)

池波正太郎は滅法この京亭が気に入って、「こういう小さな宿は宣伝してはいけない。 京亭のことは決して書くなよ」と私に厳命しておきながら、自分で「こんな素晴らしい宿がある。 ここの鮎飯は江戸時代の鮎飯そのものだ」と書いてしまった。

おかげでいまは、“池波正太郎がぞっこん惚れ込んだ鮎の宿”として有名になり、食べるのも、泊まるのも、予約を取るのが大変になっているようだ。

 


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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
地図と写真はデンマン・ライブラリーより)




86-87ページ 『池波正太郎指南 食道楽の作法』
著者: 佐藤隆介
2009年10月25日 初版発行
発行所: 株式会社 新潮社


 



つまり、上の本を読んでいたら“玉淀”が出てきて、それで急に衝撃的な“臨死体験”を思い出したのでござ~ますかァ~?



その通りですよ。 僕は“臨死体験”を少なくとも5回思い出として持っていた。。。 ところが“玉淀”での“臨死体験”をすっかり忘れていたのですよ。 実は、玉淀で死んで生き返ったのが、生まれて初めての“臨死体験”だったのです。

マジで。。。?

あのねぇ~、このような時に、わざわざデマカセで記事など書くわけないでしょう!

。。。で、いつ頃のお話でござ~ますか?

僕が行田中学の2年生の時でした。 夏休みに入っていて、清掃日かなんかで、その日は全校生徒が登校したのですよ。 久しぶりに顔を合わせたクラスメートと「どこか面白い所に泳ぎに行かないか!?」という話が持ち上がった。

デンマンさんが言い出したのですか?

いや、僕じゃなかったですよ。 仕立て屋の息子の岡田君あたりが言い出したのかもしれません。 彼は泳ぎが得意だった。 それから下忍地区から通っていた荻原君。 そして、溺れて僕が助ける羽目になるT君。 T君はクラスは違っていたけれど、行田中央小学校で一緒だった。 確か6名ぐらいで行くことになったのですよ。

つまり、行田市から寄居町の玉淀まで、わざわざ泳ぎに行ったのですか?

そうですよ。 海まではかなり遠いので、寄居町なら手ごろな距離だった。 秩父鉄道の電車で1時間ぐらいですよ。 日帰りで行ってこれる距離にあったのですよ。 

そのような行為が学校で許されていたのですか?

もちろん、川で泳ぐのは禁止されていた。 見つかれば問題になるはずだった。

デンマンさんが死にそこなったというのに問題にならなかったのですか?

ラッキーだったのですよう。 僕は5度も死にかけたのに、どの場合でも大きな問題にはならなかった。 本当に幸運だったといっていい。。。

それで、T君はどうして溺れたのですか?

彼は6名の内では川で泳ぐことに最も不慣れだったということが判明したのですよ。 それは、彼が溺れて初めて判ったことだけれど。。。

デンマンさんは友達すべてが泳ぎがうまいと知っていたのですか?

T君を除いて他の友達は、プールでの泳ぎなどを見ていたから、結構、泳ぎがうまいことを見ていた。 でも、T君の泳ぎは見たことがなかった。 だけど、T君は野球部に所属していたから、運動神経がいいだろうと思って、あとは彼の自慢話に載せられてしまった。

デンマンさんは泳ぎには自信があったのですか?

もちろんですよ。 僕は小学校対抗の水泳選手に選ばれたことがあったから、小学校6年生350人の内では泳ぎがうまかったわけですよ。 体育の先生が25メートルを泳がせてタイムを計ったのです。 僕は5番以内に入っていた。

。。。で、溺れたT君をデンマンさんが助けようとしたわけですか?

そうなのですよ。 

玉淀のどこで泳いだのですか?

次の地図の赤丸で囲んだ場所ですよ。

 


(tamamap.png)

 



。。。んで、T君は、どのようにして溺れたのですか?



玉淀の急流に巻き込まれて深みにハマッって 両手をバタバタやって沈んでゆくのが見えた。 上のビデオクリップを見ても解るけれど、けっこう流れが速く、危険な感じですよ。 速い流れと深みを経験してないと、ちょっとぐらい泳ぎがうまくてもビビッてしまうのですよ。

T君は、つまり、ビビッてしまったわけでござ~ますかァ~?

その通りです。 口ほどには泳ぎがうまくはなかったのですよ。 それまでは、問題なく泳いでいた。 ところが、急流に呑まれたように深みにハマッて驚いたのでしょうね。 たぶん。。。 それで、急に不安になって、ビビッて、手足が萎縮して心臓がパクパクして、もうどうにもならなくなって、両手をバタバタしていた。

それまでにデンマンさんは溺れた友達を助けたことがあったのですか?

もちろん、初めての経験ですよ。 でもねぇ~、僕は2年6組の級長だったのです。。。 やっぱり、責任を感じた。 バレれば、学校で大問題になりますからね。。。 もう、助けることができるとか、どうのこうのと言っている場合じゃない! とにかく、助けないことには大きな問題になる!

それで、見境もなく飛び込んだわけですか?

そうなのですよう。 ところが、僕は身長が162センチ。 体重が52キロぐらいだった。 T君は身長が172センチ。 体重が65キロもあった。 僕は救助訓練など受けたことがない。 とにかく、初めての経験で、とにかく助けなければ!という気持ちだけで飛び込んだ。

それまではどうしていたのですか?

 


(tamayo02c.jpg)

 



T君以外の友達は、僕も含めて ひと泳ぎして赤丸で囲んだ岩の上に座って休憩していたのですよ。 T君だけが一人で急流に泳ぎだしていった。



写真では、ほとんど流れがないように見えますけれど。。。

僕らが泳ぎに行った日は、増水していて、このような静かな感じではなかったのですよ。 ビデオクリップのようにかなりの流れがあった。

 


(tamayo02d.jpg)



 



それで、助けようとしたデンマンさんまでが溺れてしまったのでござ~ますか?



とにかく、助けたいという気持ちだけはあったけれど、僕は救助訓練など受けたことがない。 しかも、それまでに人を助けた経験もない。 さらに悪いことには T君は僕よりも身長が10センチも高く、体重は10キロ以上も重い。 僕が彼を助けようとして近づいたら、T君は必死で抱きついてくる。 もう、泳げるような状態じゃない。 とにかく、死に物狂いの馬鹿力は想像を絶するものでした。

。。。で、そのままデンマンさんは馬鹿力に圧倒されて諦めたのですかァ~?

もちろん僕だって必死に彼を助けようとしましたよ。 でもねぇ~、T君の馬鹿力には、もう どうすることもできない。 とにかく、彼は必死ですがり付いてくる。 僕の体重は52キロプラス65キロで、急激に増加して 117キロになってしまったようなものですよ。 泳げるわけがない。

それで、二人とも川底へ沈んで行ったわけですかァ~?

そうですよう。 他に、もうどうしようもないのだから。。。

つまり、デンマンさんも、死を覚悟して諦めてしまったのですねぇ~?

あのねぇ~、瞬間的に、「死ぬということは、こういうことなのかなァ~」という思いがオツムに浮かんできましたよ。 「でも、助けようとした僕が、どうして死ななければならないのォ~」という気持ちもすぐに追いかけるようにオツムに浮かんでくる。 でも、そう思う頃には、もう意識が薄らいでいる。

。。。で、デンマンさんは暗い川底に沈んでいったのですか?

そうなのですよ。 僕の意識は真っ暗闇の中に沈んでゆく。。。 どこからともなく“恨み節(うらみぶし)”が聞こえてくる。。。 「どうしてこうなるのォ~。。。どうして助けようとした僕が、こうなってしまうのォ~」 僕は薄れてゆく意識の中で、そんな風に思っている。

 


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上の映画は、あの有名な黒澤明監督の『羅生門』だけれど、妻を奪われ殺されてしまう貴族の男の証言を得るため、裁判の白洲で巫女が呼ばれる。 上の写真はそのシーンですよ。 ここで死んだ男は巫女の口を借りて“恨み節”をタラタラとしゃべるのだけれど、僕もちょうど気分的にはあんな感じですよ。 沈んでゆきながら、薄れてゆく意識の中で“恨み節”をつぶやいているのですよ。 「どうして。。。どうして。。。なぜ。。。こうなるのォ~。。。」



。。。で、そのまま意識が薄れてゆくと死んでしまったわけですよねぇ~。

その通りですよ。

T君は、デンマンさんに関わっていたら一緒に死んでしまうと思ったので、離れていったわけですよね。

そうですよう。。。 後で考えたら、まったく馬鹿馬鹿しい限りですよう。 要するに、T君は、僕にすがり付いていたらどうせ死んでしまうからというので、やっと自我に目覚めて 自分でどうにかしなければならないと思って、僕から離れていったのですよう。 全く、馬鹿馬鹿しいのですよう。

。。。で、デンマンさんはどうなさったのでござ~ますかァ~?

あのねぇ~、僕は神様を信じていないけれど、神様のような人が僕を見ていたのでしょうね。 T君を助けようとすれば 結果的に一緒に溺れてしまうのに、そんな事も考えずに反射的に自分よりも大きくて重たいT君を助けようとして、僕は無我夢中で速い流れに飛び込んで助けに行った。 その事を“神”さまは見ていたのですよう。

長い話はいいですから、一体何が起こったのですか?

あのねぇ~、僕は意識が薄れるままに川底に沈みながら流されていったのですよ。。。 そして、意識がなくなろうとするその瞬間ですよ。 ゴツッ! 一撃を腰に喰らったのですよ! イテッ~~! 痛いのなんのってぇ~。。。 これからグッスリと永遠の眠りにつこうとしている僕を神様が起こしたのですよう。 気づくと川底の岩に腰をぶつけた僕がいる。 意識が戻って、ハッとした時には水面に顔を出していた。 つまり、岩に腰をぶつけたときに浅瀬に乗り上げていたのですよう。

偶然ですわねぇ~。

そうですよう。。。 今から考えれば偶然なのですよう。 しかし、川底の深みが続いていたら僕もT君も、間違いなく死んでいたのですよう。 とにかく、助かったという思いは意識に戻ってきたけれど、しばらくは死んだも同然で、話すこともできず、歩くこともできず、真っ青な顔をしてしばらく横たわっていたそうですよ。

。。。で、わざわざ この記事を書く気になったのはどうしてでござ~ますか?

あのねぇ~、人が溺れて助けようとする時には、絶対に飛び込んで助けようとしては駄目だということですよう。

じゃあ、どうすればよいのでござ~ますか?

縄か紐か、木の枝でもいい。。。 とにかく、子供を助けるならばいざ知らず、水の中に入って大人が大人を助けるのは無理です。 溺れる者の馬鹿力は想像を絶するものですからね。。。 だから、縄か紐を投げて溺れたものを引き寄せるか、枝を差し延べて、つかまらせて引き寄せるか。。。 そうでもしないと、二人とも力が尽きて死んでしまうのですよう。 とにかく、僕が力尽きて、川底に沈んでゆく時に、T君が やっと僕から離れてゆく時には、後で考えたら、馬鹿馬鹿しいほど人間というのは自分勝手なものだと しみじみと思いましたよゥ。




『デンマンの死@玉淀』より
(2014年6月17日)


 



なるほどォ〜。。。危ういところで、デンマンさんは死ななくて済んだのでござ〜ますわねぇ〜。。。



亡くなったブラジル人は運が悪かったのです。。。玉淀の近くの川底は、深みがずっと続いているわけではないのですよ。。。浅くなったり深くなったりしながら川は流れている。。。気が動転してしまったら、水をガブガブ飲んでしまうから、呼吸もしにくくなるし、もうショックで浅瀬になっているにも関わらず思うように体が動かなくなってしまうのですよ。。。僕も、運良く浅瀬に乗り上げたときには、言葉も出なければ、体も思うように動かなかった。。。あと10メートルも深みが続いていたら、死んでいたはずです。。。

マジで運が良かっtのですわねぇ〜。。。

そうなのです。。。

デンマンさんは、これ以外にも臨死体験が更に4度もあるのでござァ〜ますか?

そうです。。。ニューヨークのブロックリンでは、拳銃を持った黒人のチンピラに襲われた。。。「金を出せ!」 僕は、初めての経験で、こんなことがマジであるのだろうか? 映画で観ていたことが実際に起っていることに、気も動転してしまった。。。ところが、その時僕は一人ではなかった。ブルックリンで知り合ったプエルトルコ人と一緒だった。。。彼は、こういう経験が何度かあったと見えて、ビクビクするところがない。。。あろうことか、拳銃を向けられているのに、「バカ野郎!テメぇ〜、チンピラのくせに舐めるんじゃねぇ〜よ!(もちろん、英語で言った)」と言うと、なんと、その拳銃を掴み取ろうとした。。。その瞬間、拳銃が暴発! 彼の首筋の動脈が撃ち抜かれ、血がほとばしり出た。。。

 


(murder10.jpg)

 



その血を僕は隣でビッシリと浴びた。。。



あらっ。。。マジで。。。?

僕も撃たれたと思った。。。「あっ、死ぬのかァ! まだ30代だと言うのに、こんなところで死ぬなんてぇ〜」 血の匂いと、口の中に広がる血の味。。。この事は記事にも書きました。

それで、救急車で緊急病院へ運ばれたのでござ〜ますかァ?

彼は即死でした。。。でも、僕は奇跡的に彼の血を浴びただけです。。。チンピラは、もちろん、とっくに逃げ出していました。。。

結局、デンマンさんは撃たれなかったのですか?

幸運なことに、プエルトルコ人の血を浴びただけでした。。。僕は、こういう臨死体験を5度持ったのですよ。。。でも、どの場合も際(きわ)どいところで死なずに済んでいる。。。僕は神を信じてないけれど、神様が僕を守ってくれているような気がするのですよ。。。

いいえ、神様はデンマンさんを守っていませんわァ〜。。。たまたま運が良かっただけですわァ〜。。。

でも、死ぬような場面に出くわして5度も幸運が続くだろうかァ〜?

じゃあ、こん度は100億円の宝クジを買ってみたらどうですか? 

 


(100oku.jpg)

 



もし、幸運が続いているならば、100億円が当たりますわァ〜。。。



だから、僕はこれまでに宝クジは一度も買ったことがない! 当たってしまうような気がするからです。。。これからも買う気はないのですよ。。。

買えばいいではありませんかア! あたくしに半分だけ分け前をくださいまし。。。

あのねぇ〜、卑弥子さんが、そういう事を言うから、僕は宝クジは買わないことにしているのですよ。。。なぜなら、宝クジに当たったら僕の人生は狂わされてしまうような気がするからです。。。僕は、今後、臨死体験をすることになる時のために、幸運を取っておきたいのですよ。。。


 


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

貴方も、デンマンさんのような臨死体験がありますかァ〜?

わたしも、臨死体験と言うほどではありませんけれど、

混浴露天風呂でお尻を触られ、もし合気道で相手のオジサマを「逆手取り」で沈めていなければ貞操を奪われていたかもしれませんわァ〜。。。うふふふふふふ。。。

 



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こんにちは。ジューンです。

日本の露天風呂っていいですよね。

カナダにも露天の温泉ってありますわ。

でも、日本と違うのは、まず間違いなく

水着を着用しなければならないことです。


(hotspa2.jpg)

人里離れた山奥でも行かない限り

日本のような露天風呂に入ることはできません。

わたしはデンマンさんとご一緒に

北海道の長万部(おしゃまんべ)にある

ラジウム温泉の露天風呂に入ったことがありました。

 


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2度目に入った時にはわたし一人だけで行きました。

20代の若い男の人が2人ほど入っていましたが、

わたしが行くと、あわてて出てしまいました。

3度目にはわたし一人だけでしたが、

50歳くらいの男の人があとからやって来ました。

英語が少しだけ話せましたが、

かなりしつこくわたしに話しかけてきました。

お酒の臭いがしたので、たぶん、

いたずら心を起こしたのかもしれません。

ニコニコしながら、わたしに近づいて

お尻に触ろうとしたのです。

わたしは合気道2段の技を持っていますので、

「逆手取り」にその老人を沈めました。



イテテテぇ~、と言いながら、かなりお湯を飲み込んで

目を白黒させながら、わたしを恨めしそうに見て

ゲロゲロとお湯を吐き出していましたわ。


(roten09.jpg)

大変面白い経験をしました。

うふふふふ。。。





『混浴入浴風景』より
(2015年10月10日)


 

ええっ。。。「そんなことは、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

貴方が、そう言うのであれば、デンマンさんがピンタレストで「ランジェリー 下着」のページを立ち上げました。。。

覗いてみてください。。。男性ならば、ムンムン、ムレムレになって元気をだしてください。。。

女性であれば、若い頃を思い出して、若やいだ気分になってくださいねぇ〜。。。

 


(shitagi23-06-30.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 

ええっ。。。「そんなことは、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

貴方は、そのようなムカついた口調で 更に、あたくしに御命令するのですかァ〜?

分かりましたわァ〜。。。

じゃあ、ショッキングなニュースでもお伝えします。。。

かつて「セサミストリート」で子どもたちに慕われていた人気者のビル・コスビーは、芸能界では幅を利(き)かせて大きな“権力”を握り、百人近い女性に対してセックスを迫ったのです。。。

 





 

子どもたちに性的ないたずらをしなかったことが せめてもの罪ほろぼしですわァ〜。。。

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で 更に あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 



 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


(sayuri5.gif)

 

あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)


メチャ面白い、

ためになる関連記事




(linger65.gif)


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(house22.jpg)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


『熟女下着』ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)

『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)



(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(zurose2.jpg)


『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『紫式部と宮本武蔵』

『頼朝の死の謎』

『パンツと戦争』

『海外美女 新着記事』

『日本語を作った男』

『江戸の敵を長崎で』

『芸術は尻だ』

『尻の芸術』

『左翼的な下着』

『エロい源氏』

『ネット市民は見ている』


(costa04b.jpg)

『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

『源氏エロ』

『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』


(annasalleh.jpg)

『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

『楊貴妃@満州』

『ズロースを探して』

『四睡図』





『キャドバリーチョコ』軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


(byebye.gif)

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エロい古文の絵

2023-08-07 02:36:14 | エロいけれどためになる
 

エロい古文の絵

 


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デンマンさん。。。 エロい古文の絵 にハマっているのでござ~♪~ますかァ?


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ん?。。。卑弥子さんは僕がエロい古文の絵 にハマっている、と思っているのですか?

だってぇ~、上に貼り出した画像を見れば誰だって そう思うのでござ~♪~ますわァ~。。。

僕は、特にエロい古文の絵にハマっているわけではありません。

じゃあ、どなたがエロい古文の絵にハマっているのでござ~♪~ますかァ?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


(liv21-06-18m.jpg)


『拡大する』

『エロい源氏物語』


 



これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で6月18日の午後5時14分から翌日19日の午前0時50分までのアクセス者の記録なのですよ。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



GOOGLEで検索して『エロい源氏物語』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうです。。。リファラ のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくるのです。。。

 


(gog21-06-18a.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



エロい古文の絵 を入れて画像検索したのですわねぇ~。。。



そうです。。。検索結果の中から赤枠で囲んである画像をクリックしたのです。。。

 


(gog21-06-18b.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『エロい源氏物語』


 



拡大された画像の下に出てきた エロい源氏物語:徒然ブログ をクリックして記事を読んだのです。。。実は、埼玉県富士見市に住んでいる亀田亀助君が読んだのですよ。。。

 


(ip112187.jpg)

 



亀助君は、『エロい源氏物語』を読んでエロい絵を見つけてスキップして喜んだのですか?

 


(smilejp.gif)

 



こうしてスキップして喜んだのですよ。。。



どの絵を見て喜んだのですか?

次の絵ですよ。。。

 



(suma007.jpg)

昔、「須磨返り」という言葉があって、『源氏物語』を通読しようとした者の大抵が、12帖目の「須磨」の巻あたりで息切れし、いやになって投げだしたという。
そんな自嘲(あるいは、ひやかしか)の語が流行するくらいだから、54帖全巻を読み通した者は稀なのであろう。

 (中略)

江戸時代はどうだったのだろう。
国学者はともかく、一般庶民は、この世界最古の長編小説を読んでいたのだろうか?
庶民文芸の川柳に、次のような句が見える。
「又文(またふみ)か そこらへ置けと 光る君」
「膳立(ぜんだて)を してはよばれる 光る君」

いずれも女性にもてもての主人公を詠んでいる。
文はラブレター、二句目の膳立は、女性のお誘い。
「据え膳」のことである。

 (中略)

江戸人はどこで『源氏物語』を知り、読んだのだろう?
現代のように、手軽に原文が入手でき、読めるような時代ではない。
川柳に詠むほどの知識を、どこから得たか。

庶民にとって最も身近な情報源、といえば、貸本屋だろう。
風呂敷に書物を包んで、家々を回った。
しかし、これらの貸本屋は、いわゆる古典は持ち歩かない。
ほとんど読み物である。
古典の引き合いは、まず無かったのではないか。
かわりに、備えていた本がある。
春本である。
江戸の貸本屋は実はこちらで稼いでいた節がある。

そうだ、江戸っ子は、春本で紫式部を知り、『源氏物語』を学んだのではないだろうか。
「本歌取り」を得手とする春本だから、貴公子の恋の遍歴『源氏物語』は、格好の種本ではあるまいか。

そこで調べてみた。 ある、ある。
『亥中(いなか)源氏須磨琴(ごと)』 『偽紫(にせむらさき)女げんじ』 『偽勢(にせ)紫浪華(なにわ)源氏』 『源氏思男貞女(しなさだめ)』 ……
いづれも枕絵といわれる春画本(艶本〔えほん〕という)である。
『艶紫娯拾余帖(えんしごじゅうよじょう)』 『花鳥余情吾妻源氏』 『正写(しょううつし)相生(あいおい)源氏』


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  『艶紫娯拾余帖』


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  『花鳥余情吾妻源氏』


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  『正写相生源氏』


この三冊は、浮世絵師、不器用亦平(ぶきようまたへい)こと歌川国貞の枕絵本で、「国貞三源氏」と呼ばれ有名である。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)




146-149ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社


 



上に出てきた絵を見て亀助君は喜んだわけですか? 単純な人なのですわねぇ~。。。



そうです。。。でも、上の絵を見て源氏物語に興味を持ったのです。。。

あらっ。。。マジで。。。? 上の絵を見て源氏物語に興味を覚えたということも、単純な性格から来ているのですわァ~。。。うふふふふふ。。。上の絵を見て源氏物語に興味を持ったというのは、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している身にとって、いささか不本意でござ~ますわ。

でもねぇ~、あんな長編の物語を普通の人は読みたいとは思いませんよ。。。

そうでしょうかしら?

だってねぇ、正直に言うと僕だって源氏物語の54帖全巻を読んでませんよ。

あらっ。。。 でも、デンマンさんは知ったような事を記事に書いているではござ~ませんかア?

実は、54帖全巻には目を通しましたよ。 でもねぇ~、僕は現代文のダイジェストを読んだだけなのですよ。 原本で読む気はさらさら起こらない。

でも、高校生の頃、古文で勉強したのでしょう?

だから、その時、先生に源氏物語の本の一部を読まされたけれど、まったく面白くなかった。 それで、食わず嫌いになったのですよう。 第一、『源氏物語』の原文を読むことは現代日本人にとって、かなり難しい。 他の王朝文学と比べても語彙は格段に豊富で、内容は長くて複雑で、専門的な講習を受けないと『源氏物語』の原文を理解するのは難しいのですよ。

だったら、谷崎さんや、円地文子さん。。。あるいは瀬戸内寂聴さんの現代語訳を読めばいいではありませんか!?

源氏物語に関しては評論やエッセーや、いろいろなものを読んだから、もう知ったつもりになってしまったのですよ。 だから、「今更、原文を読むなんてぇ~。。。」という気持ちになってしまって、駄目ですよう。 とても読む気になれません。

ダイジェストで済ませているなんてぇ古典を勉強する邪道ですわ。

でも、何も読まないよりはダイジェストでもいいでしょう。 アメリカには、ちゃんとリーダーズ・ダイジェストという会社がありますよう。

アメリカはアメリカですわ。 日本には日本の古典という素晴らしい物が存在するのでざ~ますう。 だから、原文で読まなくても、せめて現代語訳で54帖全巻を読むべきですわ。

あのねぇ~、源氏物語は、昭和初期には「皇室を著しく侮辱する内容がある」との理由で、不敬の読み物だとされていた。 光源氏と藤壺女御の逢瀬などを二次創作物に書き留めたり上演したりすることなどを大日本帝国の政府は厳しく禁じたのですよ。

それは軍国主義が華やかな頃でござ~ますわ。 一時的な現象ですう。 そのような狭い考え方に凝り固まっている人たちが大日本帝国の政府に居たから戦争に負けてしまったのでござ~ますわ。 デンマンさんも書いていたではござ~ませんか!

ん。。。? 僕が。。。? なんてぇ~。。。?

アメリカは戦争に勝つためには日本人の心と文化を研究しなければならないと一生懸命に日本語を情報将校に学ばせたにもかかわらず、日本では英語の使用を大日本帝国政府が禁止してしまったと。。。

うん、うん、うん。。。 確かに日本では軍国主義や皇国史観に毒された人たちが政治や文化を主導していた時期には源氏物語はワリを喰ったのですよ。 でもねぇ~、室町時代や江戸時代にだってぇ、『源氏物語』は猥褻な書物であり、子供に読ませてはならないというような事を言ったり書いた人が居たのですよ。

つまり、江戸時代に源氏物語の春本が出回らなかったら、『源氏物語』は死滅したとデンマンさんは言うのでござ~ますか?

いや。。。 そこまでは言いません。 でもねぇ~、古本屋のおっさんが書いていたように春本に惹かれて『源氏物語』を知った人は江戸時代の庶民にはたくさん居たと思いますよ。

つまり、亀助君も源氏物語のエロい絵に惹かれて『源氏物語』に興味を持ったというのですか?

そういうことです。。。

。。。で、『エロい源氏物語』のどこに興味を持ったのでござ~ますかァ~?

「国貞三源氏」の一つである『正写相生源氏』のエピソードです。 昭和30年4月10日に原文が伏字無しで初めて出版されたのですよ。

つまり、映倫に引っかかるような極めてエロい。。。 うふふふふふ。。。 猥褻な。。。 やらしい文章で書かれているのでござ~ますか?

卑弥子さん。。。、鼻息を荒々しくして、そのように身を乗り出さなくてもいいですよ。 ちょっと近寄りすぎです。 もう少し離れてください。 卑弥子さんの鼻息が僕の顔にマジで吹きかかっているのですよう。 んもおォ~。。。 歌川国貞の枕絵は4枚のみ。。。 でもねぇ、ノーカットで掲載されているのです。 エロに厳しかった昭和30年代としては勇気のいる出版だったのですよ。

。。。んで、『源氏物語』のどの帖なのでござ~ますか?

あのねぇ~、それが『源氏物語』の54帖のどれとも直接のかかわりはないのですよ。 ただし「ここに何れの御時にや。。。」と『源氏物語』の書き出しに似せて始まっているのです。 京は北嵯峨のあたりに、表に冠木の門を構え、築山(つきやま)や川の流れを備えた庭のある洒落(しゃれ)た屋敷があり、40歳ばかりの未亡人と14歳のひとり娘、それに二、三人の女中、老僕が住んでいるのですよ。

それで。。。?

母を浅香(あさか)といい、娘を音勢(おとせ)というのです。 家屋敷は借金の抵当(かた)に入っている。 つまり、この母と娘は貧乏な暮らしをしているのですよ。 でも、娘がチョ~美人で京の都では評判になっている。 その噂を聞きつけた21歳になる光源氏ならぬ吉光公(よしみつこう)が御所に上げよと言ってきた。

。。。で、母親はお金に目がくらんで娘を御所に上げるのでござ~ますか?

そうしないと話が進まない。 でも、この母親がどこからか吉光公の噂を聞きつけてきた。

どのような。。。?

この吉光公は好色で、その上、巨根の持ち主だという。 まだ初潮を迎えたばかりの音勢(おとせ)には荷が重過ぎる。 そこで母親は近所のお金持ちで弓削道足(ゆげのみちたる)という名の50歳になる男に性教育を頼んだのですよ。

あらっ。。。 なんとなく、あの有名な弓削道鏡をもじったような名前ですわね。

それもそのはず。 この弓削道足(ゆげのみちたる)という男も巨根の持ち主なのですよ。

あらっ。。。 50歳になる巨根の持ち主に14歳の娘の性教育を頼んだのでござ~ますか?

そうなのですよ。 娼家では生娘(きむすめ)を店に出す前に、世慣れた年寄りに「水揚(みずあ)げ」をしてもらう。 つまり、男女の道を実地に教えるわけですね。 この初老の男は、かなり乗る気で「10両出すからぜひワシにやらせてくれ」と言う。 母親はお金が欲しいから二つ返事でお願いしますと言った。

でも、14歳の娘には、母親は何と言って説得したのでござ~ますか?

御殿勤めに必要な作法だから一生懸命に勉強するようにと。。。

あらっ。。。 そのようなことを。。。? マジでござ~ますか?

そのように話が進んでゆくのですよ。

あのォ~。。。 前置きはこのぐらいでけっこうでござ~ますから。。。 あのォ~。。。 エロいお話をしてくださいなァ。 うふふふふふ。。。 そろそろこの記事を読んでくださっているネット市民の皆様も退屈していると思うのでござ~ますわァ。

あれっ。。。 卑弥子さんも退屈し始めているのですか?

あたくしの事はどうでもよいのですわ。 それよりも、この記事を読んでくださっているネット市民の皆様にエロいお話をしないといけませんわ。 「エロい古文の絵」というタイトルを掲げたのですものォ~。。。、エロいお話がないと誇大広告になってしまいますわァ。

分かりました。 亀助君も次の小文を読んでマジで「エロい源氏物語」にますます興味を持ったのですよ。。。

 


音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。
(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公は、したたかに酔い、横になる。
浅香がまめまめしく尽くす。
当然のなりゆきとなる。

 (ここからは読み下し文)

浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、


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だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、おし広げて足を割込み、鉄火に等しき一物をあてがひて二腰三腰、おせば下より持ち上げる、はずみにぬるぬる毛際まで、何の苦もなく押し込めば、その開(ぼぼ)中の温かさは、いふも更なり忽地(たちまち)に、子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、しつかと咥(くわ)へて内へひく、

その心よさ気味よさは、何に喩(たと)へんものもなく、吉光は目を細くなし、口をすぱすぱ吸いながら、大腰小腰九浅一深、上を下へとつき立て給ふに、浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、

ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)をしごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、


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アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。

 (ここから現代文)

そもそも浅香は色好みの性で、15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、というより浅香の方から手を取りて、あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。


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産まれたのが音勢である。
世間の手前、出産前に婿を迎えたが、とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。

(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)




158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社


 



亀助君も、この部分を読んでますます「エロい源氏物語」に興味を持ったのでござ~ますかァ~?



そうです。。。古文を勉強して上の「読み下し文」をじっくりと読み味うことができるように頑張ると言うのですよ。。。

あらっ。。。亀助君は単純なお人柄なのですわねぇ~。。。うふふふふふ。。。




初出: 2021年7月4日



(foolw.gif)


【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。 

あなたも「エロい源氏物語」に興味を感じましたか?

ええっ。。。 「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのように あたくしにご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。

分かりましたわ。

では、話題を変えて 天の川の不思議に迫るクリップを お目にかけますわ。。。

 


(milkyway2.jpg)



 

どうでした?

ええっ。。。 「夜眠れなくなるから、そういう動画は見せるな! 気分直しに何か他に もっと面白いことを話せ!」

あなたは、あたくしに向かって、更にご命令なさるのでござ~ますか?

いけすかないお方ァ~。。。!

分かりましたわァ。。。 あなたが、そうおっしゃるのだったら、まずジューンさんの次の写真をご覧になってくださいまし。。。

 


(senya020b.jpg)

 

千夜一夜物語の衣装を着たジューンさんに魅せられて、女性に成りすます男性が たくさん居るのでござ~ますわァ!

ええっ。。。 信じられないのですかァ?

じゃあ、ちょっと次のYouTubeのクリップを見てくださいまし。。。

 


(xdress02.jpg)



 

いかがでござ~ますかァ~?

男性が女装していると思いますかァ?

あたくしは、素直に信じることができませんわァ~。。。

どうですかァ~? けっこうなものでしょう!?

いつまでも見とれていても仕方がありませんわよゥ。

あなたのために古代史の面白い記事を用意しました。

ぜひ お読みください。

では。。。

天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?


とにかく、次回も興味深い記事が続きます。

だから、あなたも、また読みに戻ってきてください。

じゃあ、またねぇ~。。。


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ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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『センスあるランジェリー』



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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




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『なぜ蝦夷なの?』

『プリキュアとヒトラー』

『戦争絶対反対よね』

『怨霊の歴史』

『色欲@歴史』

『紫式部と敗戦』

『ラピスラズリと源氏物語』


(annasalleh.jpg)

『性と愛@古代史』

『仙台を離れて』

『美人とブス@大奥』

『絵の中のウソ』

『阿倍仲麻呂@ベトナム』

『バイクガール』

『六条御息所』

『卑弥子さんの大学』

『元寇と捕虜』

『マキアベリにビックリ』

『痴漢が心配』

『びた一文』

『卑弥子@ブカレスト』

『エロい源氏を探して』

『ラピスラズリの舟形杯』

『平成の紫式部』

『隠元豆と国性爺合戦』

『おばさんと呼ばれて』


(zurose2.jpg)

『女帝の平和』

『アタマにくる一言』

『悪女レオタード@昌原市』

『スウィートビーン』

『ガチで浦島太郎やし』

『ご苦労さま』

『デンマンのはなし』

『卑弥呼の墓』

『室生犀星と人間学』

『松平春嶽ダントツ』

『英語は3語で伝わる』

『くだらない物』

『漢字で体操』

『面白い漢字テスト』


(hama10.jpg)

『放屁女に罰金』

『アヤメとカキツバタ』

『日本の閨房術』

『大団円』

『ペルシャ人@Anzio』

『紀元前のメイフラワー号』

『あたまにくる一言』

『更級日記の作者も見た』

『平安のスバル』

『行田市長選挙@黒い霧』


(maria05.jpg)

『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『良寛さん』

『季準基』

『行田のフジコ』

『清少納言もビックリ』

『焚書坑儒と馬鹿の見本』

『江戸の閨房術に誘われ』




軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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