名器たこつぼ (PART 1 OF 3)
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デンマンさん。。。 どうして“名器たこつぼ”に わたしが出てくるのですか?
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だってぇ~、ジューンさんは“たこの刺身”が好きでしょう!?
でも、“たこの刺身”と“名器たこつぼ”は、意味が全く違うではありませんか!
だけど、タコに変わりはありませんよ。。。 どちらも蛸ですからねぇ~。。。
だいたい、どういうわけで“名器たこつぼ”を取り上げる気になったのですか?
マジで僕が“名器たこつぼ”を取り上げる気になった理由をジューンさんは知りたいですか?
だってぇ~、わざわざ“名器たこつぼ”というタイトルを付けて デンマンさんが わたしを呼び出したのですものォ~ なんだか気になりますわァ~。。。
あのねぇ~、実は、“名器たこつぼ”とジューンさんは関係あるのですよ。
まさかァ~。。。?
これを説明すると、ちょっと長くなるのですけれど、ジューンさんは僕の説明が聞きたいですかァ~?
もったいぶらずに、細木数子さんのようにズバリ!ズバリ!と簡潔に話してくださいなァ~。。。
あのねぇ~、物事には順序というものがあるのですよ。。。 その順序を無視してズバリ!ズバリ!と言い過ぎると誤解を招いて細木数子のように、視聴者に嫌われ テレビ局のお偉方に睨(にら)まれて番組から降ろされてしまうのですよ。。。 だから、順序良く誤解を与えないように話さねばならないのです。
分かりましたわァ。。。 じゃあ、なるべく余計な事は言わないように手短に話してくださいなァ。
実は、昨日(2016年5月12日)、次の記事を投稿したのですよ。
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■『現時点での検索結果』
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■『友成隼とGOOGLE』
友成隼という男は悪質なコメントスパマーなのだけれど、この男のことが書きたくて上の記事を書いたわけじゃなく、実は、次の小文に僕は興味を持ったのですよ。
ブログの注目と評判
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もしも、注目や評判を金銭のように数量化できたらどうだろうか。
それらを適切な市場で扱えるような形にすれば、経済学者が貨幣経済学で使っている方程式でそれらを説明し、定式化できるのではないだろうか。
そのためには、注目と評判も従来の通貨と同じ特徴を持つ必要がある。
すなわち測定でき、有限で、交換可能という特徴だ。
私たちはそれを実現しようとしている。
1989年にティム・バーナーズ=リーの開発したハイパーリンクのおかげだ。
それは単純なもので、http:// で始まる文字の羅列にすぎない。
だが、それがつくり出すのは注目と評判を交換するための正式な言語であり、両者のための通貨だ。
今日、皆さんが自分のブログを誰かのサイトとリンクすれば、皆さんは事実上、自分の評判の一部をその人に与えたことになる。
皆さんはブログを見てくれる人にこう言っているのだ。
「ここを出て、あのサイトに行くといいよ。 たぶん気に入るはずだ。 もし気に入ったら、それをすすめた僕の評価も上がるだろう。 そうなれば、きっと僕のブログをもっと見てくれるだろうね」
こうして評判をやり取りすることで、両者を富ませるのが理想だ。
よいものを推薦すれば、読者を得られるし、推薦されたほうも信頼される。
こうして信頼がトラフィックを生み出すのだ。
現在、本物の評判市場は存在する。
グーグルがそうだ。
グーグルのページランク・アルゴリズムは、ウェブという意見のネットワークにおいて決定的に重要なリンク数を測定するので、オンラインにおける評判の通貨としてこれ以上のものはないだろう。
そして、ウェブ・トラフィックにまさる注目の測定基準はない。
ページランクは、冗談みたいに単純なアイデアなのに、大きな力を発揮する。
基本的にリンク数を人気投票だと考えて、リンク数の多いサイトにリンクされることは重要で、少ないサイトにリンクされることはそれほど重要ではないと考えるのだ。
この種の計算はコンピューターにしかできない。
なぜなら、ウェブの全リンク構造を記憶して、各リンクを帰納的に分析しなければならないからだ。 (略)
経済学の観点からは、次の算定式を使って評判経済を注目経済に変え、現金に換算できる。
あるサイトの経済的価値 =
ある一定期間のうちにページランク(1~10段階評価)によってグーグルの検索結果ページに載ることで生まれるトラフィック量 X
検索されたキーワードの、その期間内における価値
そして、グーグル・アドセンスの広告をそのサイトに掲載して収入をグーグルと分け合うことで、このトラフィックを通常の現金に変えることができる。
好き嫌いにかかわらず、今日、私たちの生活の少なくとも1部はグーグル経済にかかわっている。
一般的なサイトではトラフィックの4分の1から半分がグーグル検索からのものだ。
SEO (検索エンジン最適化)と呼ばれるひとつの業界があり、グーグル検索においてサイトが上位に来るように手伝っている。
ページランクは評判を扱う金本位制なのだ。
(中略)
リンクスパム形式など、ページランクを故意に操作しようとするサイトを見つけたときには、アルゴリズムを修正して、それが検索結果に出てこないようにする。
グーグルは検索結果の相関性をライバルの検索エンジンよりも高く保つことで通貨の価値を維持している。
だから、グーグルは高い市場シェアを保てるのだ。
現在は70%に達している。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
241-244 ページ
『フリー 無料からお金を生み出す新戦略』
著者: クリス・アンダーソン 訳者: 高橋則明
2010年1月10日 第5刷発行
発行所: 日本放送出版協会
あらっ。。。 GOOGLEが世界の検索市場の 70%も占有しているのですか?
そうなのですよ。。。 この事で友成隼と次のような対話をしたのです。
GOOGLEの検索結果の上位に表示されると ネット市民の皆様の目に触れる機会が多くなる。 だから、オマエのことが書いてある記事がGOOGLEの検索結果の上位に出てくれば、当然、その記事が読まれるのだよ! だから、上の本にも書いてあるようにウェブ・トラフィックにまさる注目の測定基準はないというわけだよ。
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それで、オイラはネット市民の皆様に注目されて悪名高くなってしまったのですかァ~?
そうだよ。。。 オマエは馬鹿だから、それを知って喜んでスキップしているのだよ!
ところで、上の本の著者がデタラメを書いているかも知れませんよ!
あのなァ~、オマエは自作自演でネット市民の皆様を騙そうとしているけれど、上の本の著者はオマエのような悪い人間じゃなくて、正直な人なのだよ。。。上の本は結構売れまくっている。 バンクーバー市立図書館で僕が借りた本は“第5刷発行”なのだよ! もし著者がデタラメを書いていたら売れないのだよ! 本を5回も印刷所で刷られたということは、口コミやネットで本の評判が高まっているということだよ! だから、まず信頼できる情報が本には書いてあるとみて間違いない!
でも。。。、でも。。。、デンマンさんはよく言っているじゃァありませんか! 人間は誰もが不完全だから、間違いを犯すこともあると。。。
その通りだよ!。。。 オマエは間違いばかりを犯しているからね。。。(微笑) とにかく、オマエがそう言うならば、ここにはっきりとした証拠を見せてあげるよ。
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■『拡大する』
上のリストは5月8日のDenman Blogの「リンク元URL」のリストなのだよ。
181の記事が読まれたうちで 161の記事が他のサイトのリンクからネット市民の皆さんが読みにやって来たということですねぇ~。。。
あれっ。。。 オマエは ちゃんと上のリストの読み方を知っているのだねぇ~。
当然でしょう! その程度のことはネットの常識として知ってますよ。
だったら、ブログの注目と評判が大切だということがオマエにも解るよなァ~?
解ります。。。 リンクがクリックされて記事が読まれるということは 確かに大切ですよねぇ~。。。
。。。だろう!? そして上のリストをよく見ると、GOOGLEからやって来たネット市民がたくさんいる! ①から⑤の赤いアンダーラインで示したネット市民が、つまり、GOOGLEからやって来たネット市民が合計で 59 + 8 + 3 + 1 + 8 = 79人 居たということだよ。 181人が僕の記事を読んだのだけれど、その内の 79人が GOOGLEの検索エンジンからやって来たということだよ。。。
42.5%の読者が GOOGLE からやって来たとデンマンさんは言いたいのですねぇ~。。。
あれっ。。。 オマエは見かけによらず計算するのが速いねぇ~。。。
この程度のことで褒めないでくださいよ。。。
上の本では一般的なサイトではトラフィックの4分の1から半分がグーグル検索からのものだと書いてある! Denman Blog では10人の内、4人がGOOGLEの検索からやって来た。。。 だから、上の本の著者が言っていることはマジで正しい。
デンマンさんの話は、結構 説得力がありますねぇ~。。。 ところで、本のテーマのように オイラが“無料からお金を生み出す”には、どうしたらよいのでしょうか?
あのさァ~、まずニーチェのおっさんの言ったことをかみ締めることだよ!
『友成隼とGOOGLE』より
(2016年5月12日)
つまり、GOOGLEの検索結果の上位に掲載されることが重要だ、とデンマンさんも考えているわけですね。
そういうことですよ。。。 僕の Denman Blog を調べてみると、5月8日には訪問者の10人の内、4人がGOOGLEの検索からやって来たのです。。。
。。。で、デンマンさんの他のサイトではどうなのですか?
だから、それも調べようと思ったのだけれど、記事が長くなりすぎたので書けなかったのですよ。
。。。で、それを調べていたら“名器たこつぼ”に出くわしたのですか?
そうなのですよ。。。 ちょっと次の棒グラフを見てください。
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■『拡大する』
これはアメブロの僕のブログの5月8日の訪問者のアクセス数を時間ごとに示したグラフです。
あらっ。。。 午前6時台の訪問者がダントツなのですわねぇ~。。。 ほとんどの訪問者が午前6時から8時までの2時間に集中しているのですわねぇ~。
そうなのです。。。ちょっと意外でした。。。 とにかく、5月8日の訪問者の合計は延べ367人。。。 Denman Blogの5月8日の訪問者が延べ181人だから アメブロの訪問者は Denman Blogの約2倍です。
。。。で、「リンク元URL」のリストはどうなっているのですか?
調べましたよ。。。 次のリストを見てください。
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■『拡大する』
アメブロの僕のブログでは、5月8日の訪問者(367人)の内、 70%の 257人が “お気に入りまたはブックマーク” からやって来たのですよ。
GOOGLEの検索結果からやって来たのは青枠で囲んである たったの7人ですかァ~!?
そういうことになります。。。 2%ですよ。
なぜ、アメブロでは GOOGLEの検索結果からやって来る人が少ないのですか?
アメブロはDenman Blogと比べると国際化してないからですよ。。。
海外からのアクセス
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■『友成隼とGOOGLE』@Denman Blog
Denman Blogと比べると アメブロは国際化してないので、上の本の“GOOGLE理論”は当てはまらないのです。
それにしてもアメブロでは GOOGLEからの訪問者が少な過ぎますわァ!
なぜなら、アメブロではスパマーが活躍しているからですよ。。。
(すぐ下のページへ続く)
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