デンマンのブログ

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ロブソンの5月(PART 1)

2016-05-13 15:46:41 | 海外留学・国際化・グローバル化

 

ロブソンの5月(PART 1)

 


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デンマンさん。。。 今日はバンクーバーの5月の“ロブソン通り”のお話ですか?


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いけませんか?

別にかまいませんけれど、どういうわけで“ロブソン通り”を取り上げたのですか?

かつて、真由美ちゃんに次のメールを送ったのだけれど、覚えてる?



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真由美ちゃん、元気でやってますか?。。。 微笑


FROM: denman705@gmail.com
TO: mayumi1720@yahoo.co.jp
DATE: Thurs., March 17, 2016 7:30 PM


今日は、僕のマンションの近くにできたパン屋さんの話です。

ロブソン・ストリート とデンマン・ストリートの角には 
Safeway のスーパーマーケットがあるのだけれど、
その同じブロックに マクドナルドがあります。
その真向かいが 以前は “スタバ”だったのですよ。

それがたぶん半年前ごろだと思うのだけれど、店じまいして
その場所に“Cobs Bread”というチェーン店形式のパン屋さんの支店ができたのです。


(cobs01.jpg)


(cobs03.jpg)

ロブソン・ストリートの店のウェブサイトは次のとおり。

http://www.cobsbread.com/local-bakery/robson-street

店の前からパン職人がパン生地をこねているのが見えるようになっているのです。
店の中には テーブルはないようなので
コーヒーを飲みながらパンを食べるようには なってないようです。

でも、けっこうお客さんが入っているので、人気があるのでしょう!
そのうちクロワッサンか Ciabatta か Baguette を買ってみようと思います。
出来立てのパンを売るのが目玉のようです。

ところで 『真由美物語』は、今でも書き進めていますよ。

3月13日には『カワウソ@スタンレー公園』というタイトルで記事を書きました。


(otter01.jpg)

『カワウソ@スタンレー公園』

可愛いカワウソの写真やビデオクリップを貼り付けたので
真由美ちゃんも 上のリンクをクリックして ぜひ覗いてみてね。
スタンレー公園を散歩した時の事を懐かしみながら読めると思います。 (微笑)

春めいてきたけれど、相変わらず雨が多いねぇ~。。。
でも、今日は、珍しく快晴で素晴らしい天気ですよ。

真由美ちゃんは 英語の勉強をしていますか?
英語の勉強は、毎日少しづつでも 続けると、
うまくなります。

“継続は力なり”と昔の人は言いました。
気晴らしのつもりで英語を勉強してください。

“好きこそ物の上手なれ”とも、昔の人は言いましたからね。。。
英語が好きにならないとだめです。。。

だから、あまり勉強しすぎても、嫌いになってしまうので、
ほどほどに勉強する必要があります。 (微笑)

では、真由美ちゃんも春を迎えて ルンルン気分で 勉強に実習に頑張ってねぇ~。。。
いつも言うように、夜更かし し過ぎて風邪を引かないように。。。
健康が第一ですよ。

じゃあね。


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このメールならばよく覚えていますわ。。。 カワウソの写真が可愛くて、何度も眺めましたわ。。。 それで、ロブソン・ストリートに “Cobs Bread”というチェーン店形式のパン屋さんの支店ができたので“ロブソンの5月”というタイトルにしたのですか?



もちろん、それも大きな理由なのですよ。。。 でもねぇ、今日 “ロブソンの5月”というタイトルにしたのはバンクーバー市立図書館で借りたDVDを夕べ 観たからなのですよ。


(lib60513b.png)

『実際のリスト』



上のリストの赤枠で囲んだDVDですよ。



"1,000 Times Good Night"という映画ですわねぇ~。。。 日本語では何と言うタイトルなのですか?

あのねぇ~、この映画は2013年に制作されたのだけれど、まだ日本では公開されてないようです。。。 日本語版のウィキペディアには、この項目がないのですよ。

直訳すると“おやすみなさいを千回”ということですよねぇ~。。。

そういうことになりますねぇ。

。。。で、どういう内容の映画なのですか?

次のような内容です。


(lib60513a.png)

『実際のリスト』

<iframe width="500" height="350" src="https://www.youtube.com/embed/hl4jDts4sB0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>



二人の娘と夫のある女性報道写真家の物語です。。。 彼女は戦場の写真を専門に撮っているようで、この映画では アフガニスタンの首都カブールでイスラム女性の自爆テロリストの車に同乗してテロの現場に向かうのです。



。。。で、女性の自爆テロリストが実際に自爆するところを写真に撮るのですか?

そうなのですよ。。。

この物語は実話に基いた映画なのですか?

あのねぇ~、映画の監督のノルウェー人・エリク・ポッペ(Erik Poppe)さんは1980年代に報道カメラマンとして活躍していた時期があった。。。 この映画はその時の体験と見聞に基いて作られたのです。。。 だから、かなり実話に近いものだと思いますよ。。。 でも監督は男ですからね。。。 フィクションにした部分も、かなりあるはずです。

デンマンさんが英語で書き込んだコメントを読むと、女性報道写真家の物語よりも、イスラム女性の自爆テロリストの方に興味を持ったというようなことが書いてありますけれど。。。

そうなのですよ。。。 観客の注意を引くために、初めの15分から20分ぐらいは、イスラム女性の自爆テロリストが生きたまま墓に入って儀式をするのだけれど、僕は 死んだ後の映像だと思ったのですよ。。。 それにしては死体がきれい過ぎたので、“一体これは何なんだ!?”と奇妙に思っていたら、死体が起き上がったので、ちょっとビックリしましたよ。。。 それから、女性報道カメラマンが 自爆テロリストと一緒にバンに乗り込んで現場に向かうのですよ。

。。。で、女性は自爆するのですか?

そうなのです。。。 もちろん、その前に報道カメラマンの女性はバンから降りて 離れたところから自爆するのを撮ろうとするのだけれど、爆風に5メートルぐらい吹き飛ばされ大怪我をするのですよ。。。


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とにかく、この悲惨なシーンを観たら、あとの報道カメラマンの物語など、どうでもいいような気がしたものです。



たくさんの無実の子供や女性が自爆に巻き込まれて死んだり怪我したりしたのでしょうに、この女性の報道カメラマンは 周りの人に逃げるように叫んだのですか?

映画では、自爆テロを止めはしなかったけれど、自爆寸前になると、この女性報道カメラマンは、“危ないから逃げろ!”と近くの子供に叫ぶのですよ。。。 でも、すぐに自分も爆風で吹き飛ばされてしまう。。。 だから、この映画を観てコメントを書いた人の中にも、この女性報道カメラマンのことを“人道主義に反したロクデナシか狂人だ!”と書いている! 上の青枠で囲んだコメントにそう書いてありますよ。 とにかく、自爆のシーンは それほど衝撃的なシーンでした。

。。。で、この映画と“ロブソンの5月”が関係あるのですか?

いや。。。 もちろん直接の関係はありません。。。 “Cobs Bread”はイスラム過激派が資金集めのために作ったパン屋さんじゃないし、報道カメラマンが引退してから作ったパン屋さんでもないのですよ。

じゃあ、どういう関係があるのですか?

あのねぇ~、メールにも書いたように“Cobs Bread”ができる前は、スタバだったのです。。。 その前はデリカテッセンの店があった。。。 その前にはパーマ屋さんがあったのです。。。 そのオーナーの女性がマリカというハンガリー人だった。

そのマリカさんが報道カメラマンを引退してパーマ屋さんを始めたのですか?

いや。。。 そうじゃないのです。。。 マリカさんが子供の頃、1965年にハンガリー動乱が勃発したのですよ。


ハンガリー動乱


(hungary90.jpg)

<iframe width="420" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ZhXpYgNydMc" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

ハンガリー動乱(「1956年革命」)は、1956年にハンガリーで起きたソビエト連邦の権威と支配に対する民衆による全国規模の蜂起を差す。
ハンガリー事件、ハンガリー暴動、ハンガリー革命とも。

1956年10月23日、ハンガリーの市民が政府に対して蜂起した。
彼らは多くの政府関係施設や区域を占拠し、自分たちで決めた政策や方針を実施しはじめた。
ソ連軍は1956年10月23日と停戦をはさんだ1956年11月1日の2回、このような反乱に対して介入した。
1957年の1月にはソビエト連邦は新たなハンガリー政府を任命し、ハンガリー人による改革を止めようとした。

蜂起は直ちにソ連軍により鎮圧されたが、その過程で数千人の市民が殺害され、25万人近くの人々が難民となり国外へ逃亡した。
ハンガリーでは、この事件について公に議論することは、その後30年間禁止されたが、1980 年代のペレストロイカ政策の頃から再評価が行われた。
1989 年に現在のハンガリー第三共和国が樹立された際には、10月23日は祝日に制定された。




出典: 「ハンガリー動乱」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




この時に数千人の市民が殺害され、25万人近くの人々が難民となり国外へ逃亡したのだけれど、この国外へ逃亡した家族の中の一家族がマリカさん一家だった。



つまり、マリカさん一家は難民としてバンクーバーに移住したのですわねぇ~。。。

そうです。。。 バンクーバーでの家族の生活を支えるためにマリカさんがパーマ屋さんを始めたというわけですよ。

なんでデンマンさんはマリカさんと知り合いになったのですか?

あのねぇ~、ぼくは不動産業にも手を出したことがあった。。。 その当時、もう15年ぐらい前になるけれど、店を売りたいというので、僕がメキシコ人のホセさんを紹介して店の売渡しが成立したのですよ。。。 その時、マリカさんからハンガリー動乱の悲惨さを何度か僕に話してくれたのです。

でも、どうしてマリカさんと上の映画が関係あるのですか?

上の映画の主演女優はジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)というパリ生まれのフランス人女優なのですよ。 2009年3月には日本へも行ったことがある。 


(binoche2.jpg)



あらっ、知りませんでしたわ。



渋谷の大型複合文化施設(Bunkamura)の劇場シアター・コクーンで、英国人振付師兼ダンサーのアクラム・カーンと組んでミュージカル・バレエ“in-i(イン・アイ)”を7公演したのです。 また、同じ月に、六本木ヒルズで開催されたフランス映画祭2009の代表団団長を務め、オープニングに先立ち会見したこともある。

デンマンさんは詳しいのですわねぇ~。。。

日本語版ウィキペディアにそう書いてありました。。。 (微笑)

。。。で、そのジュリエット・ビノシェさんはフランス人なのに、どうしてハンガリー人のマリカさんと関係あるのですか?

あのねえ~。。。 “他人の空似”というのを真由美ちゃんも聞いたことがあるでしょう!?

ありますわ。。。

ジュリエット・ビノシェさんがマリカさんに、そっくりなのですよ。。。 僕は、マジで、いつ女優になったのか!?とビックリしたのです。。。 でも、ジュリエット・ビノシェさんはパリ生まれのフランス人だから、二人は姉妹だということはあり得ない。。。

要するに、“他人の空似”なのですわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。

その事を言うために、わざわざ“ロブソンの5月”というタイトルをつけたのですか?

いや。。。 もちろん、それだけじゃありませんよ!。。。 僕は毎日 ロブソン通りを歩いてバンクーバー市立図書館へ行きますからね。。。 当然、ロブソン・スクエアも通ります。


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ロブソン・スクエアといえば、当然 バンクーバー美術館の裏のテラスにあるカフェですよねぇ~。。。


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最近 デンマンさんはジューンさんと一緒に出かけたのですか?



いや。。。 ジューンさんはパブリック・リレーションズ・スペシャリストとして世界を飛び回っているので 何かと忙しいのですよ。。。 だから、めったにカフェでのんびりと一緒にコーヒーを飲むことなどありませんよ。

それなのに、どうしてバンクーバー美術館のカフェを持ち出してきたのですか?

先週の5月6日の金曜日は、ものすごく天気が良くて、久しぶりに帰りにカフェに寄ってゆこうと思って石段をあがったら、女の子のグループの中に真由美ちゃんがいるのを見かけたのですよ。

あらっ。。。 そうだったのですか?。。。 どうして声をかけてくれなかったのですか?

だってぇ~、あんまり女の子がいすぎたのですよ。。。 こういうときに声をかけると、真由美ちゃんが迷惑するかもしれないと思って、“日本人の美徳”を思い出して遠慮したのです。 (微笑)


(vagcafe01c.jpg)



バンクーバー・コミュニティ・カレッジ(Vancouver Community College)のクラスメートですわァ。。。 金曜の午後、クラスメートの一人の誕生日を祝うために集まったのですわァ~。。。 声をかけてくれればよかったのにィ~。。。 もっと盛り上がったと思いますわァ~。。。



いや。。。 僕がノコノコと出て行ったら、雰囲気ををぶち壊してしまうかと思って遠慮したのですよ。

。。。で、デンマンさんは、そのまま帰ってしまったのですか?

そうですよ。。。 近くに寄り過ぎると真由美ちゃんに気づかれてしまいますからねぇ~。。。 (苦笑) 

バンクーバー美術館のカフェは私のお気に入りスポットになりましたわァ~。。。


(vagcafe02b.jpg)



あれっ。。。 これは真由美ちゃんがボーイフレンドと一緒に出かけた時の写真ですか?



いいえ、私はノース・バンクーバーでストーカー男に付きまとわれて以来、ちょっと男性恐怖症になってしまいましたわァ~。。。

うん、うん、うん。。。 分かりますよ。。。 でも、真由美ちゃんが、こういう格好をしてルンルン気分でロブソン通りを歩いたら、ナンパしようとする優男(やさおとこ)がひっきりなしに声をかけてくるでしょう!?

なるべく相手にしないようにしていますわァ~。

そうです。。。そうです。。。 最近、バンクーバーも性犯罪が多くなったから、真由美ちゃんも気をつけた方がいいかもねぇ~。。。



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 (すぐ下のページへ続く)




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