デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

愛とはどのようなものですか?(その1)

2006-01-13 07:43:13 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ


愛とはどのようなものですか?
 


レンゲさん、これまでのあなたの恋愛はすべて破綻している。今回の野々宮さんの事だってそうですよ!僕があなたが求めるような愛で愛していたら同じように破綻していた。分かりきった過(あやま)ちを犯す人間が本物の愚か者ですよ。僕はそこまでの愚か者にはなりたくないですからね。あなたの苦悩の中で一緒になって悩んだってしょうがないんですよ。分かりますか?

だから、突き放したと言っているんです。あたしと一緒に悩んでくれなかったんです。

レンゲさんね、良く考えてくださいよ。おぼれている者を助ける人が一緒になっておぼれてどうなりますか?

デンマンさんは、ご自分がおぼれるのがいやだったんです。

もちろんですよ。溺れ死ぬと分かっていて一緒に溺れる馬鹿がどこに居ますか?僕はそこまでの底抜けの馬鹿にはなりたくないんですよ。人生は溺れ死ぬためにあるんじゃないんですよ。

あたしは溺れ死んでもいい! それだけ愛し合ったのなら溺れ死んでもいい!

だから、そういう人も居てもいいですよ。僕が自殺する人の自由を認めると言うのはそのためですよ。でも、僕はそうやって“愛し合って”死んで行く者が本当に愛し合っていたとは思っていないだけのことです。死人に口無しですからね、本当のところは分かりません。でも、死んだ人がしゃべれるなら“後悔している”と言うだろうと僕は思っていますよ。。。つまりね、レンゲさんの“愛”とは、そのような“負の愛”ですよ。死んでゆく者の愛ですよ。死ぬための愛ですよ。そういう馬鹿馬鹿しい愛もあるのかもしれません。でもね、僕はそういう愛を選択しませんよ。

デンマンさんは、あたしがそういう馬鹿馬鹿しい愛しか知らないとおっしゃるのですかあああ?

僕が、そうだと言ったらキレますか?

あたしがキレると答えたら、返事を変えるのですか?

もちろんですよ。臨機応変ですからね。キレると分かっている人に向かってキレる事を言っても仕方がないですよ。そういう人もやはり愚か者ですよ!

んも~~。。。デンマンさんはいつだってそうです。あたしをもてあそんでいる。あたしを精神的にオモチャにしているだけです。あたしを本当に心から愛してはいないんです。

愛しています。

だから、それはどういう愛なんですのォ~?そのことを話すために、この記事を書いたのではないのですかあああ?

れんげさん、モノには順序と言うものがあるんですよ。そう、せかせないでくださいよ。

せかせていませんわ。あたし、先ほどおトイレに行ってきましたから、ゆっくりとデンマンさんのお話を伺いますわァ。

分かりました。では、去年の夏の出来事を話さなければなりません。

あたし、去年の夏のお話など聞きたくありません。

だから、モノには順序と言うものがあるんですよ。去年の夏、僕はあなたと初めてバンクーバーで会った。そこから話し始めないと僕がレンゲさんをどのようにして愛したのかが分かりませんよ。

分かりましたわ。どうぞお続けください。

レンゲさんは僕がジューンさんにはお休みのキスをするくせに、あなたにはしないと言ってへそを曲げたんですよね。そこのところを書かないと理解してもらえません。


お食事の後で、デンマンさんは私をお部屋までエスコートしてくれました。そしてドアの前でお休みのキッス。

いつもより長めでした。フレンチキッスになりそうだったので私は、デンマンさんの胸板を突き飛ばして、はっきりと言いましたよ。

「デンマンさん、あしたは、お仕事があるんですよね?」

「仕事1日延期しようか?」ですってェ~。まったく、も~!

「わたし、あしたのお仕事の準備がありますから。。。」

「僕が手伝ってあげようか?」助平な(失礼!)笑いを浮かべて、そうおっしゃるんですよ。

デンマンさんとお話していると、どこまでが冗談でどこまでが本心なのか、よく分からなくなることがあるんですよ。でも心の優しい良い方ですからね、私もめったにデンマンさんの心を傷つけるようなことは言いたくないんです。それでとっさに言いました。

「デンマンさん、日本では奥様と久しぶりにお会いになってよかったですね。私はとてもあてられてしまいました。デンマンさんって、奥様をとっても愛していらっしゃるんですのね。。。」

そしたら、デンマンさん、妙な薄笑いを浮かべて、鼻の頭を人差し指でこすったりしておっしゃるんですよ。「ウン、僕は愛妻家だからね。へへへへ。。。」

「だったら、奥様以外の女性にフレンチキッスするのって、ちょっとまずいんじゃないのでしょうか?」

「ジューンさんにそう言われると、もう僕は塩を振りかけられたナメクジになっちゃうんだよなァ~」ですってェ。

そう言うと、ニヤニヤしながらご自分のお部屋へ戻って行きました。

『不倫した私を差別しているのですか?』より


このような事があったという事を知ってレンゲさんは僕が差別しているのではないかと思ったわけですよね。覚えているでしょう。

えぇ、忘れる事が出来しませんわ。


デンマンさんはあたしを差別しています。人種差別です。

ちょっと、ちょっと、。。。あなたねえええ。。。何を言い出すかと思ったら、人種差別?

そうですよ。デンマンさんは人種差別しています。

何を言ってるんですか?あなたも僕も同じ日本人じゃないですか、その僕がどうしてあなたを差別するのですか?

だって、デンマンさんは、これまでに一度としてあたしにキスしたことがありませんよ。手さえ握ったこともありません。

それわあああ。。。。

なぜですか?

あなたが日本人だからですよ。

だから言ったじゃありませんか?デンマンさんは人種差別していると。。。

それわねええ。。。あなたはどうして僕を唖然とさせるようなことを言うんですか?ジューンさんはカナダ人ですよ。

だから、人種差別だと言っているんです。ジューンさんは白人です。金髪で、とってもきれいな方で、しかもデンマンさん好みの豊胸の持ち主です。あたしは、日本人で、胸もそう大きくないし、鼻も低めですし、見た目もどちらかと言えば平凡で、ジューンさんと比べたら見劣りがします。だからあたしを差別しているんです。ジューンさんにはフレンチキスまでするくせに、あたしに対しては手も握ろうとしない。

それわねええ。。。。

どうしてですか?

人種の違いと言うより習慣の違いですよ。あなたは、ずっとこれまで日本で生活してきた。日本の生活習慣にどっぷりとつかっている。そういう人に対して、僕がキスをすれば、あなたは特別な意味に受け取ってしまう。それこそ不倫が始まってしまいますよ。だから、そんなことはできません。

ジューンさんにはフレンチキスをしてもよいと言うのですか?

そうですよ。ジューンさんは不倫しようとは思っていませんからね。上の記事を見たって、そのようには見えないでしょう?だから、僕はジューンさんに対してはキスをすることができるんですよ。

あたしには、お休みのキスもできないと言うわけですか?

もちろんですよ。そんなことができるはずがないじゃないですか?

どうしてですか?

どうしてですかって、僕はジューンさんとは一緒に暮らしていないんですよ。でもあなたとは、同じマンションでこうして生活しているわけですよ。あなたは現在日本に留学している僕の娘の部屋を使っているんですよ。隣の部屋同士なんですよ。そういうあなたにお休みのキスをしたら、不倫が始まってしまいますよ。

でも、ジューンさんとはフレンチキスを。。。

だから言ったでしょう、あの人は不倫するような人ではないんですよ。

あたしは不倫した前科があるので、お休みのキスもできないと言うのですか?

そうですよ。

つまり、不倫差別ですわね。

そういう新しい日本語を作ると、このネットを通してはやりますよ。止めたほうがいいですよ。それでなくとも、今の日本は病んでいるのですからね。

デンマンさん、そうやって問題をすり替えないでください。

すり替えてはいませんよ。知能指数140のあなたほどの知的な人が、僕の言っていることが理解できないということはないでしょう?

あたしは、女として辱めを受けているように感じたのです。デンマンさんはジューンさんとは馴れなれしくする。でもあたしにはお休みのキスさえしない。なぜなら、あたしが不倫の常習犯だと思い込んでいるからです。でも、あたしにだって常識をわきまえているもう一人のあたしが居るのです。

転ばぬ先の杖ですよ。人は、一度大やけどをすると、2度と危ない火のそばには近づかないものです。

デンマンさんは、大やけどをしたことがあるのですか?

そうなんですよ、ちょうどあなたのような女性と大やけどをしたことがあるんですよ。だから、危ない火には近づけないんですよ。不倫はね、いつかは年貢の納め時が来るものですよ。あなたは、今以上に落ち込むことになるだろうし、僕だって、もう複雑な関係は懲り懲りですからね。

分かりました。あたしに早いところ日本に戻って欲しいということですわね。

『不倫した私を差別しているのですか?』より


僕はこの事があってから、かなり考えさせられましたよ。あなただってせっかくバンクーバーに来たのだから、何かワクワクすることを期待していたんでしょうね。でも、僕はあなたに対して確かにそっけなかったかもしれません。

あたしは本当に差別されたように感じましたわ。

僕はレンゲさんとあらぬ関係にならないように自分を戒めていたんですよ。あなたを避けていたわけではないんですよ。

でも、ジューンさんとはかなり馴れ馴れしくしていましたわ。

そう見えましたか?僕は馴れ馴れしくしているつもりはなかったですけれどね。

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