そう言う事ですよ。。。ところでね、面白いのは、上の6つの記事の中で『いけないロマン』が読者の興味を惹くようですよ。
どうしてですか?
タイトルがちょっとばかり衝撃的でしょう?つうかあああぁ、充分に刺激的ですよ。それで興味を覚えて読みに来るようです。すると、その記事の中には意外にも「志をおし通して変えないこと」と書いてある。
それで。。。?
最後に行き着くページが6番目の『性と愛はとこしえに』ですよ。
そうなのですか?
皮肉にも、『いけないロマン』のタイトルに惹かれて読みに来た人が「志をおし通して変えないこと」を知り、そして『性と愛はとこしえに』のページに導かれてゆく。
それで、『性と愛はとこしえに』のページには、どのような事が書かれているのですか?
レンゲさんが嫌う徳川家康の言葉が出てくるのがこのページだったのですよ。くどくなるけれど、レンゲさんのために、もう一度『性と愛はとこしえに』のページの最後の部分だけ書き出しますよね。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
いそぐべからず、
不自由を常と思えば不足なし、
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、
いかりは敵とおもえ、
勝つ事ばかり知りて、
まくること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな、
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
人の一生と言うものは重い荷を背負って遠い道を行くようなものですよ。
急いではいけないのだ。
いつも不自由していると考えれば、不満が生じるはずがないんだよ。
何かがとても欲しいと思った時には、自分の過去にあった苦しい時代を思い出すことだね。
“堪忍”こそが無事に長く安泰でいられる基礎なんだよ。
“怒り”は敵と思いなさい。
また、人生では勝つ事ばかりを知って、負けを知らない事は危険ですよ。
自分の行動を反省することです。人の責任ばかりを追及する事は良くありません。
何かをやるとき、なかなか達成できない事の方が、やり過ぎてしまう事よりましなんですよ。
『性と愛はとこしえに (2006年5月29日)』より
レンゲさんはね、清水君から嫌われることを極度に気にしている。つまりね、上の手記でも書いていたように清水君から“見捨てられる恐怖”には耐えられない。だからこそ、レンゲさんは清水君がファンディー(fundies)をはいてドライブに出かけようと言えば、断れないと言っていたんですよ。でしょう?
そうです。
この手記を書いていた当時から比べれば、レンゲさんは社会にも復帰したし、症状は良くなっているという事を僕もはっきりと感じます。でもね、清水君の申し出を断れなかったように、今でも“見捨てられる恐怖”にレンゲさんは囚(とら)われている。
でも、それとあたしがイケない事とどのような関係があると言うのですか?
つまりね、清水君に“下つき”だと言われたことは、レンゲさんは気にしないようにしているかもしれない。気にしたところでどうにもならない。背の高い人は背が高い。背の低い人は背が低いんですよね。背の低い人が背丈の低いことをいくら気にしても仕方がないことだし、背が低いからって知能程度が低いわけでもなければ、性感度が低いわけでもない。性生活には何の問題もない。レンゲさんだってこの理屈が分かるでしょう?
分かりますわ。だから、あたしも気にしないようにしているんです。
確かにレンゲさんは“下つき”であることは気にしていないかもしれない。ところが無意識のうちに“下つきの女は淫乱だと言われているんですよ。性的に無軌道で手に負えない女だと言うことですわ”という事を刷り込まれてしまっている。そう、レンゲさんは僕にはっきりと言いましたからね。覚えているでしょう?
ええ。覚えていますわ。
つまりね、心配事だとか、気になることを抱えていると女性はイケないと言う事を去年(2005年)オランダの性科学者が発表しているんですよ。僕に言わせてもらえれば、レンゲさんは無意識のうちに“下つきの女は淫乱だと言われている。性的に無軌道で手に負えない女だ”という事を刷り込まれている。このことがメンタルブロックになっている。だから、清水君の前では“淫乱な女”であると思わせるような反応を無意識のうちに見せないようにしている。“性的に無軌道で手に負えない女”であると思わせるような反応を見せないようにしている。このメンタルブロックがレンゲさんのイクことにブレーキをかけている。これがレンゲさんが清水君に抱かれてイケない事の説明ですよ。僕には、このこと以外に考えられませんね。
そうでしょうか?。。。で、あたしはどうすればよいのでしょうか?
だから、僕が上で引用した徳川家康さんの残した遺訓をもう一度しっかりと読んで味わうことですよ。
でも、家康さんは江戸時代の人ですわ。そんな昔の人が言ったことを真に受けて。。。
レンゲさん。。。、時代には関係ないことですよ。家康さんが言った事の中には真実が込められていますよ。ニュートンが万有引力の法則を発見したのも江戸時代ですよ。その法則をアインシュタインが修正して相対性理論を発見した。つまりより真実に近づいた。その理論に従ってロケットを飛ばしたので、人間が初めて月に行くことができた。要するに、江戸時代であろうが奈良時代であろうと、苦労人の言った事の中には真実が込められているんですよ。
それで、家康さんはどんな真実を残したとおっしゃるのですか?
だから、“何かがとても欲しいと思った時には、自分の過去にあった苦しい時代を思い出すことだね”。。。と言うことですよ。つまり、“足るを知る”と言うことですよ。そのような気持ちになれば、“下つきの女は淫乱だと言われている。性的に無軌道で手に負えない女だ”と言うことが気にならなくなる。イクことにそれ程こだわることもなくなる。要するに、禅で言うところの“心を空にする”境地に近づくことができるわけですよ。
そういう境地になると、あたしもイケルのですか?
そうですよ。レンゲさんがイケないのは体の問題ではありません。心の持ち方の問題ですよ。もう一度レンゲさんが書いた上の詩を読んでくださいよ。
あたしの詩を読むと、どうなるとおっしゃるのですか?
読めば読むほど、今のレンゲさんが幸せの中に浸(ひた)っていることが分かるはずですよ。。。でしょう?
(。。。レンゲさん、無言。。。)
『性と愛はとこしえに (2006年5月29日)』より
【デンマンの独り言】
ここだけの話しですけれどね。。。レンゲさんは、やっぱりイクことにこだわっていますよね。
でもね、かつてのように、落ち込んで死ぬことにこだわるよりはマシだと思います。
とにかく、レンゲさんの話はますます面白くなりますよ。
これまでの話を読みたい人はリンクを貼っておきましたから、ぜひ読んでくださいね。
メチャ面白い、
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志をおし通して変えないこと
確かに大切な事ですよね。
でも、日本では
志をおし通して変えないと、
いろいろな問題が起こってしまうようですよね。
日本の諺にありますよね。
“長いものには巻かれろ”
目上の者や勢力ある者には、
反抗しないで、我慢して
従っていた方が得策である。
このような意味ですよね。
これって、ちょっとセコイですわよね?
うふふふふ。。。
でも、英語にも同じような諺があるのですわ。
If you can't beat them,
join them.
相手をやっつけることができないのならば
仲良くした方がいいわよ。
これも、コスイですわよねぇ~。
結局、どこまで志をおし通して、どこで妥協すべきか?
その判断が難しい、と言うことでしょうね?
ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて
一つにまとめました。
もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、
次のリンクをクリックしてくださいね。
■ 『最近のレンゲ物語 特集』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。