![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/f/1/f1f12247.png)
デンマンさんは“オリーブオイル”が好きなのですか?
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
いや。。。 別に好きだというわけでもないのですよ。。。
じゃあ、どうしてオリーブオイルを取り上げたのですか?
たまたまバンクーバー市立図書館で本棚を見ていたら、オリーブオイルの本があったので借りたのです。。。
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/e/f/efa1d2a1.png)
(lib61216b.png)
■『拡大する』
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/f/1/f1f12247.png)
上の青枠で囲んだ本ですか?
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
そうです。。。 『便秘, 冷えにオリーブオイルの腸効果!!』というタイトルなのですよ。
デンマンさんは“便秘と冷え”に悩んでいるのですか? (モナリザの微笑)
いや。。。 僕は毎朝、快便です。。。 それに、今年の1月から風邪一つ引いてないほど健康なのですよ。。。
それなのに、どういうわけで『便秘, 冷えにオリーブオイルの腸効果!!』という本を借りたのですか?
あのねぇ~、本をパラパラめくっていたら次の箇所に出くわしたのです。
オリーブオイルをふんだんにとって
健康長寿!
理想的な地中海型食生活は
メタボにも効果が
(medmap.png)
(santo002.jpg)
“サントリー二島”
地中海沿岸地域では、有史以前からオリーブが栽培されていました。
樹齢5000年とされるオリーブの古木があるギリシャのエーゲ海に浮かぶ
クレタ島は世界有数の長寿地域。
一人当たりのオリーブオイル消費量は年間25Kg以上(世界一)というから驚きです。
1960年代以降、さまざまな調査が行われた結果、クレタ島のみならず、ギリシャ、南イタリア、スペインなどの地中海地域の人々は
平均寿命が長く、心臓病や動脈硬化、大腸がんの発症率が低いことがわかっています。
その背景にあるのは
オリーブオイルをふんだんにとっている、特徴ある食習慣とライフスタイル。
これが地中海型食生活と呼ばれ、世界中の注目を集めるようになりました。
(中略)
地中海型食生活の特徴は、「新鮮な魚介類や低脂肪の乳製品と組み合わせて、パンやパスタなどの穀物を中心に、豆や野菜、果実を大量に取る」こと。
主に魚から動物性のたんぱく質を取り、フレッシュチーズやヨーグルトなど低脂肪の乳製品を毎日、比較的少なめにとっています。
一方、肉は最小限に抑えられ、特に赤身肉は月に数回程度。
(santo001b.jpg)
そして、料理の多くに使われているのはオリーブオイルです。
炒め物や揚げ物、ドレッシングやソースに用いるだけでなく、魚のグリルの下ごしらえにもオリーブオイルをふりかけます。
さらに、野菜をゆでるときに少量のオリーブオイルを加える、お菓子にもオリーブオイルを使っているなど徹底しています。
(olive812.jpg)
(注:
赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
94-96ページ 『便秘, 冷えにオリーブオイルの腸効果!!』
著者: 松生恒夫
2015年3月15日 第1刷発行
発行所: 学校法人文化学園 文化出版局
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/f/1/f1f12247.png)
この部分を読んで面白そうだと思って借りたのですか?
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そうです。。。 それに、真由美ちゃんから、次のメールをもらっていましたからねぇ~。。。
subject:
(vagcafe02b.jpg)
体調を崩してしまいました。
from: mayumi_2525@yahoo.co.jp
to: denman1720@gmail.com
date: Sat, Nov 19, 2016 at 10:50 PM
こんばんは。
デンマンさん、おかえりなさい。。。
無事にバンクーバーへもどることが出来て何よりです。
電話をいただいたのに 折り返し電話しなくて、ごめんなさい( ´,_‥`)
実は、ここ4日間ほど、
急性胃腸炎で体調を壊して寝込んでいました。
デンマンさんが電話をかけた時き ダウンして寝込んでいた時だと思われます。(>_<)
なので、せっかくのデンマンさんからの着信を気付かないままになってしまいました。
すみませんー💦
これくらいでわたしも弱っているようではダメダメだなの思いました。 (苦笑)
ところとで、デンマンさんのお母さんの容態が気になります。
きっと今も生きる為に必死で頑張っていらっしゃるのでしょう。
1日でも長く、お母さんが生きてくれるように願っています。
出来る事ならまた芳江おばさんの笑顔を見たいです。
キラキラ光るお天道様のような笑顔が 忘れられません。
また いつか そんなお顔を見ながらお話しがしたいと思っています。
(mother002.jpg)
わたしも芳江おばさんが頑張っていると思うと、
ちっとやそっとの体調なんて、へのカッパのように感じます。
最近バンクーバーも寒くなってきました。
風邪などひかず、元気でいてください、
連絡遅れてしまってごめんなさい。
では(^-^)(^-^)おやすみなさい。
真由美
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つまり、私が、急性胃腸炎で体調を壊して寝込んでいたことを思い出して上の本を読む気になったのですか?
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そういうことですよ。。。 本には次のようにも書いてありました。
腸は免疫のかなめとなる“第二の脳”
全身の免疫機能の6割以上が
腸に集中しています
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腸が担う役割は消化、吸収、排泄だけではありません。
人体で最も神経細胞が多いのは脳で、その数は150億個以上とされていますが、なんと次は腸なのです。
約1億個もの神経細胞が存在すると見られる腸には、「第二の脳(セカンド・ブレイン)」の呼び名もあるほど。
蠕動運動をはじめ、腸の神経細胞は単独で臓器(腸管)を動かす指令を出しています。
食物のみならず、対外から入ってくる空気中の異物、細菌、ウィルスなどの有害物質に対して、何を吸収し、何を排除するかをチェックする免疫機能。
その中心を担っているのは、骨髄で作られるリンパ球です。
そして、全身のリンパ球の6割以上が腸管に集中しています。
つまり、腸は人体最大の免疫器官(免疫系)なのです。 (略)
細菌やウイルスなどの危険な病原体を排除し、腸内の有益な細菌や食物は攻撃せずに消化吸収してくれる腸管免疫の働き。
その高度な識別能力と免疫反応もまた、“腸の賢さ”の表れといえるでしょう。
そして、このすばらしい腸管免疫系が、そのパワーを発揮できるのは良好な腸内環境があってこそ。
体の冷えが続くことによって、冷えに弱い腸の動きが衰え、停滞腸になることが、腸内環境悪化の入り口にも。
腸を冷えから守り、腸管免疫力を高める生活習慣を心がけることが、さまざまな不調からの回復につながるはずです。
(注:
赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
26-27ページ
『便秘, 冷えにオリーブオイルの腸効果!!』
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
つまり、腸内環境を良好に保つのに、オリーブオイルが良いと言うのですよ。
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/f/1/f1f12247.png)
私の胃腸内環境はマジで悪かったのでしょうか?
そうですよ。。。 急激に胃腸内環境が悪くなったので急性胃腸炎になってしまったのです。。。 僕は医者じゃないから詳しいことは解らないけれど、上の本を読むと、真由美ちゃんの胃腸内環境が悪くなったということがよ~く解りました。
あらっ。。。 どのように書いてあったのですか?
あのねぇ~、社会生活や家庭生活など、さまざまな場面での心理ストレスが胃腸のコンディションに大きな影響を与えるというのです。。。 それによって腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化し、腸管免疫が機能低下して病気を引き起こすのですよ。
私はストレスが溜まる生活をしていたのでしょうか?
そうです。。。 最後に真由美ちゃんと会った時に、真由美ちゃんは僕に言ったものですよ。。。 「時々仕事が忙しくなると お昼も立ったままでとることがあるのです」と。。。
あらっ。。。 私は、そんな事を言いましたァ~?
僕は はっきりと覚えてますよ。。。 あのねぇ~、いくら仕事が忙しくても お昼だけは最低でも30分は座って体を休めて、ゆっくりと良く嚙んでパンや果物を食べるべきですよ。。。 仕事が忙しくて、立ったままで早喰いしたら、胃腸にいいわけありません。。。 真由美ちゃんが急性胃腸炎になったとメールで読んだときに、僕はすぐにこの事実に思い当たったのですよ。
やっぱり、お昼休みにはテーブルに座って ゆっくりとお昼をとるべきなのでしょうか?
当たり前ですよ。。。 真由美ちゃんのボスが「仕事が忙しいのだから 立ったまま お昼を早喰いしろ!」と言ったわけじゃないでしょう!? そんなことがバンクーバーの労働基準監督所の役人に聞こえたら、大問題になりますよ。
もちろん、私が自分の考えでそうしたのですわぁ。
あのねぇ~、バンクーバーは日本じゃないのだから、昼飯を立ったままで食べて仕事をする必要はありません! そのような事を続けたら、急性胃腸炎では済まずに、やがて過労死してしまいますよ。 (モナリザの苦笑)
でも。。。、でも。。。、私は今年の9月からバンクーバーで働き始めて、仕事にもまだ十分に慣れてないし、しかも言葉のハンディーもあるので、同僚よりも一生懸命に働いているのですわァ。。。
だからってぇ、立ったまま お昼を早喰いしながら仕事を続けていたら、急性胃腸炎になってしまうのも、当然ですよ。。。 それで、やがて過労死です。。。 ここは日本じゃないのだから、日本的な考え方は止めるべきです。。。 そうじゃないと、高橋まつりさんのように、最悪、「過労自殺」になってしまいますからねぇ~。。。
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![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
カナダでは、ここまで深刻に仕事をする必要なないのだから。。。 まず、仕事以前に幸せな市民生活が最優先ですよ。。。
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そうですわねぇ~。。。 カナダで過労死や過労自殺のニュースを聞いたことがありませんもの。。。
。。。。でしょう!? 日本では、1970年代の後半から80年代の頃 “モーレツ社員”という現象が いたるところで見られた。。。 過労自殺した高橋まつりさんが勤めていたデンツウは、まさにモーレツ社員の巣窟だった。。。 社員のサービス残業によって、業績を伸ばし業界トップに踊り出た。。。 だから、社内にはその当時の社訓が現在まで守られている。
デンツウの社訓
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1)仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2)仕事とは、先手先手と働き掛け、受身でやるべきではない。
3)大きい仕事と取り組め。小さい仕事は己を小さくする。
4)難しい仕事をねらえ。それを成し遂げるところに進歩がある。
5)取り組んだら放すな。
殺されても放すな。
6)周囲を引きずり廻せ。引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地の差が出来る。
7)計画を持て。
長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と正しい努力と希望が生まれる。
8)自信を持て。自信がないから君の仕事は迫力も粘りも厚みすらもない。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って一分の隙があってはならぬ。サービスとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと、きみは卑屈未練になる。
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
カナダでこんなことを実行しようとしたら労働基準監督所の役人が 100人ぐらい押し寄せてきますよ! まず間違いなく、即日、従業員の労働停止命令が出されます。
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/f/1/f1f12247.png)
そうでしょうか?!
真由美ちゃんも僕の言うことを信じてねぇ~。。。 これでもカナダで20年以上働いてきたのだから。。。
つまり、オリーブオイルを食事でとりながら、デンマンさんは頑張ってきたのですか?
そうですよ。。。 ちょっと次の『ウィキペディア』を読んでみてよ。。。
オリーブ・オイル
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酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて酸化されにくく固まりにくい性質を持つ(不乾性油)。
ギリシア語での語源が「喜び」と共通することから正教会では斎の対象となる。
主に地中海に面した地域(イタリア、スペイン、ギリシャ、マシュリクなど)で好んで使われる。
ギリシャでの消費量は世界一で、日常の食卓に於て様々な料理に使われており、日常生活に欠かせない食材である。
イタリアなどでは毎年オリーブの収穫の季節に、ブルスケッタなどと一緒に絞りたてのオリーブ油を賞味して収穫を祝う習慣がある。
主な生産国はスペイン (40.1%)、イタリア (19.5%)、ギリシャ (12.9%) などとなっている。
オリーブオイルは紫外線により劣化するが、紫外線は太陽光線のみならず蛍光灯の光にも含まれているため、冷暗所で保存する。
手に取りやすい食卓や台所に置く場合は黒い瓶やアルミホイルで覆った瓶により遮光すると同様の効果がある。
製法
種子や果実から採取される植物油の多くが、加熱工程や溶剤抽出工程を経て得られ、特にほとんどの場合植物組織から油を分離するのに加熱工程が不可欠であるのに対し、オリーブ・オイルは生の果肉から非加熱で果汁を絞って放置しておくだけで、自然に果汁の表面に浮かび上がり、これを分離することで得ることが出来る。
果汁から遠心分離などによって直接得られた油をヴァージン・オイルと呼び、その中でも果汁としての香りが良好で油としての品質がとても高いものを特にエクストラ・ヴァージン・オイルと呼ぶ。
健康とオリーブ・オイル
オレオカンタールは、特にエクストラ・バージン・オイルに含まれている天然成分である。
オレオカンタールは、風邪薬の中に入っている抗炎症剤であるイブプロフェンに似た抗炎症作用を示す。
オレオカンタールは、炎症作用を有するプロスタグランジンをアラキドン酸から合成するシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害するのである。
このことは、オリーブ・オイルからこの物質を長期間、少量摂取することが、地中海料理が心臓病の発生の予防に貢献しているかもしれないことを示唆しているものである。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸が、腸を刺激して排便を促す効果がある。
これは、オレイン酸が小腸などで消化吸収されにくいという特徴があるためである。
またオリーブオイルによって、便が適度に油分を含むので、便の滑りが良くなることも便秘解消につながる。
ただし体質によっては、オリーブオイルの摂取によって下痢を起こす場合もある。
料理の例
イタリア料理(特に南部)、スペイン料理、ギリシャ料理、トルコ料理、レバノン料理、フランスのプロヴァンス料理やバスク料理では、オリーブ・オイルが多く使われる。
● バター代わりにパンや野菜につけて食べる。
● フムス
● サラダドレッシング
● パスタ料理のソースなど。オイルソースの項に詳しい。ペスト・ジェノヴェーゼにも欠かせない。
● マリネ
● ブルスケッタ
● バーニャ・カウダ
● アイオリソース
● 魚介類(主にイワシやマグロ)や果実の油漬け。
● 冷やして、または常温で食べる料理全般
● カトリック教会と正教会の大斎や小斎など動物性食品が制限される期間の料理
● ペペロンオイル - オリーブ・オイルに唐辛子を漬け込んで作る調味料。辣油のイタリア版。
● アヒージョ
この他、一般的な料理法とは異なるが、
日野原重明は毎朝、朝食として、果汁100%のジュースとオリーブ・オイルを混ぜたものを飲むという。
変わったところでは、ご飯を炊く際に数滴入れるというものがある。オリーブオイルにより、ふっくらと炊きあがり、ツヤが出る。
出典: 「オリーブオイル」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
100歳を過ぎて 日本で現役で頑張っている日野原重明先生は 毎朝、朝食として、果汁100%のジュースとオリーブ・オイルを混ぜたものを飲んで 長生きしているのですよ。。。
![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/d/9/d92edd93.jpg)
(hinohara.jpg)
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![](http://livedoor.blogimg.jp/barclay1720/imgs/1/3/137892ff.gif)
だから、真由美ちゃんも 同じようにお昼には、少なくとも30分休んで、果汁100%のジュースとオリーブ・オイルを混ぜたものを飲んだらいいですよ。。。 そして文化的で、心豊かな、余裕のある幸せな市民生活を送るのですよ。。。